LaVie Desk All-in-one(DA970、DA770)(LaVie Direct DA(H))

LaVie Desk All-in-one(DA970、DA770)(LaVie Direct DA(H))の基本的なハードウェア環境は、BIOSセットアップユーティリティの「Main」メニュー、「Advanced」メニュー、「Security」メニュー、「Boot」メニューで設定できます。
各メニューの設定項目について次に説明します。

表中の反転部分は、ご購入時の設定です。また、「設定内容」の表示される順番は実際と異なる場合があります。

 

BIOSセットアップユーティリティは次の手順で起動してください。

  1. パソコン本体の電源を入れる
  2. 電源ランプが点灯したら、BIOSセットアップユーティリティが表示されるまで【F2】を何度も押す

    BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、【F2】を繰り返し押してください。

「Main」メニュー

設定項目 設定内容 説明
BIOS Version BIOSのバージョンを表示します。
EC Version ECのバージョンを表示します。
ME FW Version ME FWのバージョンを表示します。
Product Name 本装置の型番を表示します。
Serial Number 本装置の製造番号を表示します。
System Time HH:MM:SS 現在の時刻を「時:分:秒」で入力します。
System Date WeekDay MM/DD/YYYY 日付を「曜日(表示のみ)/月/日/年」で入力します。
SATA Port0 現在接続されているSATAデバイスが表示されます。
SATA Port1 現在接続されているSATAデバイスが表示されます。
CPU Type 搭載されているCPUの種類です。
CPU Speed 搭載されているCPUの速さ(クロック数)を表示します。
System Memory 搭載されているシステムメモリ容量を表示します。

「Advanced」メニュー

 

「Advanced」メニューの設定項目を変更する際は、Windowsの再起動時にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。「シャットダウン」の状態から電源を入れてBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、変更が正しく反映されない場合があります。

Windows 8.1の「高速スタートアップ」の機能が有効になっているときは、必ずチャーム バーの「電源」から「再起動」を選択後にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。

設定項目 設定内容 説明
Night Mode Disabled
Enabled
ナイトモード機能を有効にします。
Network Boot Agent Disabled
Enabled
「Enabled」を選択するとNetworkからの起動を有効にします。
Power Off USB Charge Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、スリープ状態、休止状態、および電源オフ時のUSBポート充電を有効にします。
USB Storage Device Support Disabled
Enabled
「Enabled」を選ぶと、USBストレージデバイスのエミュレーションを有効にします。

「Enabled」に設定した場合、USBメモリやメモリスロット付きUSBプリンタを接続して起動すると、そのデバイスから優先的に起動を試みてHDDから起動しない場合があります。その場合は、起動順位の設定(Bootメニュー)で「Hard Disk」の起動順位を「USB Hard Disk」より優先させるなどの変更をおこなってください。

「Security」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Change Supervisor Password スーパバイザパスワードを設定します。
Change User Password※1 ユーザパスワードを設定します。
Password Check※1 Always
Setup
パスワードの入力を、システムを起動するたびにおこなうか、セットアップ時のみにおこなうか選びます。
Secure Boot Disabled
Enabled
Secure Boot機能の有効/無効を設定します。
通常は「Enabled」の設定でお使いください。
Secure Boot Mode※2 Standard
Custom
Secure BootのKeyデータベースの操作を可能にします。
「Standard」から変更しないでください。
Key Management※3
  Default Key Provision Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、Keyがインストールされていないとき、次回起動時に自動的に工場出荷時のKeyをインストールします。Keyをクリアする場合は「Disabled」に設定してください。
  Install Default Secure Boot Keys※4 本項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すと、工場出荷時のKeyがインストールされます。
  Clear Secure Boot Keys※5 本項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すと、インストールされているKeyをクリアします。

「Boot」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Boot Mode LEGACY
UEFI
UEFI Boot ModeとLEGACY Boot Modeを選択します。この項目の設定は変更しないでください。
1st Boot Hard Disk
CD/DVD
USB Device
Network
Disabled
1番目に起動するデバイスを設定します。
2nd Boot Hard Disk
CD/DVD
USB Device
Network
Disabled
2番目に起動するデバイスを設定します。
3rd Boot Hard Disk
CD/DVD
USB Device
Network
Disabled
3番目に起動するデバイスを設定します。
4th Boot Hard Disk
CD/DVD
USB Device
Network
Disabled
4番目に起動するデバイスを設定します。
Hard Disk Drive BBS Priorities※1 ハードディスクの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。
CD/DVD Drive BBS Priorities※2 CD/DVDドライブの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。
USB Drive BBS Priorities※3 ハードディスクドライブなどのリムーバブルドライブの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。
NETWORK Drive BBS Priorities※4 ネットワーク接続デバイスの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。

「Hard Disk Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したハードディスクドライブから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」、「4th Boot」のように設定項目が追加されます。また、Windowsがインストールされているドライブが表示される場合があります。

「CD/DVD Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したCD/DVDドライブから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」、「4th Boot」のように設定項目が追加されます。

「USB Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したUSB接続のデバイスのドライブから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」、「4th Boot」のように設定項目が追加されます。

「NETWORK Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したネットワーク接続デバイスから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」、「4th Boot」のように設定項目が追加されます。

本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動選択する

本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動選択する場合は、次の手順で行います。

  1. BIOSセットアップユーティリティを起動する

     

    • ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、本機能は使用できません。
    • BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、【F2】を繰り返し押してください。
    • 他の設定項目を変更している場合、または【F9】などで工場出荷時の設定値に戻している場合は、一度変更を保存した後、本機能を使用してください。
  2. キーボードの【←】【→】でメニューバーの「Exit」を選択する
  3. 「Boot Override」から【↑】【↓】で起動するデバイスを選択し、【Enter】を押す

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