DAM(DAS)

ワイヤレスLAN接続の設定(詳細)

ワイヤレスLANの設定や接続の確認は、Windowsの標準ユーティリティを使っておこなうことができます。



接続設定をする前に

IEEE802.11n規格によるワイヤレスLAN通信において、2.4GHz帯のチャンネルを40MHz幅で接続する場合は、次の手順で設定を おこなっててください。。

 

40MHzは、接続するワイヤレスLAN機器のメーカーにより「デュアルチャネル」、「倍速モード」、「ダブルチャンネル」、「ワイドバンド」などと呼ばれている場合があります。

11ac(867Mbps)対応ワイヤレスLAN(ac/a/b/g/n対応)モデルの場合

  1. デバイス マネージャー」を表示する
  2. 「ネットワーク アダプター」の左にあるをクリックまたはタップする
  3. 「Realtek 8812AE Wireless LAN 802.11ac PCI-E NIC」をダブルクリックまたはダブルタップする

    「Realtek 8812AE Wireless LAN 802.11ac PCI-E NICのプロパティ」が表示されます。

  4. 「詳細設定」タブをクリックまたはタップする
  5. 「プロパティ」欄の一覧から「ワイヤレスモード」を選択する
  6. 「値」欄の右側にあるをクリックまたはタップして「自動」を選択する
  7. 「OK」をクリックまたはタップする

11ac(433Mbps)対応ワイヤレスLAN(ac/a/b/g/n対応)モデルの場合

  1. デバイス マネージャー」を表示する
  2. 「ネットワーク アダプター」の左にあるをクリックまたはタップする
  3. 「Intel(R) Dual Band Wireless-AC 3160」をダブルクリックまたはダブルタップする

    「Intel(R) Dual Band Wireless-AC 3160のプロパティ」が表示されます。

  4. 「詳細設定」タブをクリックまたはタップする
  5. 「プロパティ」欄の一覧から「2.4GHz用 802.11n チャネル幅」を選択する
  6. 値」欄で「自動」が選択されていることを確認する

    「自動」になっていない場合は、をクリックまたはタップして「自動」を選択してください。

  7. 「OK」をクリックまたはタップする

40MHz、80MHzでの接続が有効となっているかを確認する

 

80MHzでの接続は、IEEE802.11ac規格のみ対応しております。

  1. コントロール パネル」を表示する
  2. 「ネットワークとインターネット」をクリックまたはタップする
  3. 「ネットワークと共有センター」をクリックまたはタップする
  4. Wi-Fi(xxxxx)をクリックまたはタップする

    ※:xxxxxの部分には接続先のアクセスポイントのネットワーク名(SSID)が表示されます。

    「Wi-Fiの状態」画面の「速度」に表示されている通信速度の数値が、ワイヤレスLAN仕様一覧の表にある「通信モード」の「40MHz時」、「40MHz、Short GI有効時」、「80MHz時」、「80MHz、Short GI有効時」のモードに対応しているか、確認してください。

     

    40MHz、80MHzで接続されない場合は、接続先のワイヤレスLAN機器の設定を確認してください。また、ご利用環境によって、40MHz、80MHzに設定していても20MHzに制限される場合があります。

    ワイヤレスLAN仕様一覧について→「機能を知る」-「仕様一覧」

接続設定をする

ワイヤレスLANアクセスポイントを使って接続するには、以下の手順をおこなってください。

  1. デスクトップでチャーム バーを表示し、「設定」をクリックまたはタップする
  2. をクリックまたはタップする

    ここでネットワーク名(SSID)が表示されている場合→「一覧に接続先のネットワーク名(SSID)が表示されている場合」
    ここでネットワーク名(SSID)が表示されていない場合→「一覧に接続先のネットワーク名(SSID)が表示されていない場合」

     

    ネットワーク名(SSID)の一覧は、デスクトップの画面右下の通知領域にあるをクリックまたはタップしても表示させることができます。

一覧に接続先のネットワーク名(SSID)が表示されている場合

  1. ネットワーク名(SSID)を選んで、「接続」をクリックまたはタップする

    接続が完了します。

     

    • 「ネットワーク セキュリティ キー」を要求された場合は、接続先に設定されてあるものを入力し「次へ」をクリックまたはタップし、共有の有無を選びます。「ネットワーク セキュリティ キー」は、接続するワイヤレスLAN機器のメーカーによって「暗号化キー」、「WEPキー」、「WPAキー」、「ネットワークキー」、「セキュリティ キー」などと呼ばれている場合があります。
    • セキュリティ保護されていないネットワークを選ぶと、「このネットワーク経由で送信される情報は他の人に読み取られる可能性があります。」と表示されます。危険を承知の上、接続する場合には、「接続」をクリックまたはタップし、接続します。
    • WPS(Wi-Fi Protected Setup)に対応したアクセスポイントと接続する場合、PINの入力や、ルータのボタンを押すことを要求する画面が表示されることがあります。これらの操作でもアクセスポイントと接続することができますが、機器の組み合わせによっては接続に失敗することもありますので、その場合はセキュリティ キーを入力して接続をおこなってください。
    • WPSで接続する場合は、セキュリティが自動的に設定されます。設定されたセキュリティについては、アクセスポイントの設定画面かマニュアルなどで確認してください。
    • PINはアクセスポイント本体に記載されています。記載箇所については、アクセスポイントのマニュアルをご覧ください。
    • 接続先のアクセスポイントにWEPキーが設定されており、暗号化キー番号(キーインデックス)が「1」以外に設定されている場合は、この手順では接続できません。その場合は、手順3まで設定を行った後に「■40MHzでの接続が有効となっているかを確認する」の手順4で表示される「Wi-Fiの状態」から「ワイヤレスのプロパティ」をクリックまたはタップし、表示された「セキュリティ」タブでキーインデックスを変更します。

一覧に接続先のネットワーク名(SSID)が表示されていない場合

  1. コントロール パネル」を表示する
  2. 「ネットワークとインターネット」をクリックまたはタップする
  3. 「ネットワークと共有センター」をクリックまたはタップする

    「ネットワークと共有センター」が表示されます。

  4. 「新しい接続またはネットワークのセットアップ」をクリックまたはタップする
  5. 「ワイヤレス ネットワークに手動で接続します」を選択し「次へ」をクリックまたはタップする
  6. 接続の設定情報を入力する

     

    接続先のワイヤレスLANアクセスポイントが、ネットワーク名を通知しない設定になっている場合、「ネットワークがブロードキャストを行っていない場合でも接続する」をにしてください。

  7. 「次へ」をクリックまたはタップする
  8. 「閉じる」をクリックまたはタップする

    接続設定が完了します。

     

    接続先のアクセスポイントにWEPキーが設定されており、暗号化キー番号(キーインデックス)が「1」以外に設定されている場合は、この手順では接続できません。その場合は、手順3まで設定を行った後に「■40MHzでの接続が有効となっているかを確認する」の手順4で表示される「Wi-Fiの状態」から「ワイヤレスのプロパティ」をクリックまたはタップし、表示された「セキュリティ」タブでキーインデックスを変更します。

     

    ワイヤレスLAN機能を使って、ルータやハブでほかのパソコンとネットワークを設定することができます。

データの暗号化について

データの暗号化をおこなう場合には、ワイヤレスLANアクセスポイント、または接続する機器(パソコンやデバイスなど)のセキュリティ方式や設定を合わせる必要があります。

WEPの場合

キーの長さが長い(ビット数が大きい)ほど、通信内容の解読がされにくくなり、安全性が高くなります。

キーの長さと入力形式 説明
アスキー入力64ビット/16進数入力64ビット 相手の機器が64ビット暗号キーに対応している場合に使えます。"64ビット暗号キー"のうち40ビットをユーザーが指定します。24ビットはシステムが設定します。
アスキー入力の場合は半角英数字を5文字、16進数入力の場合は16進数を10桁、キーワードとして入力します。
アスキー入力128ビット/16進数入力128ビット 相手の機器が128ビット暗号キーに対応している場合に使えます。"128ビット暗号キー"のうち104ビットをユーザーが指定します。24ビットはシステムが設定します。
アスキー入力の場合は半角英数字を13文字、16進数入力の場合は16進数を26桁、キーワードとして入力します。

WPA-PSK(TKIP、AES)またはWPA2-PSK(AES)の場合

半角英数字を8文字以上63文字以下のキーワードとして入力できます。
入力されたキーワードをベースにして、一定時間ごとにキー自体が自動更新されるため、WEPよりも安全性が高くなります。

 

WPA-PSKやWPA2-PSK機能を使用するには、通信する相手のワイヤレス機器(ワイヤレスLANアクセスポイント)も同じ機能に対応している必要があります。

接続状態の確認

デスクトップの画面右下の通知領域にあるなどは「接続の状態」をイラストで表示しており、クリックまたはタップすることで現在接続しているワイヤレスネットワークを確認できます。

ネットワークから切断する

  1. デスクトップでチャーム バーを表示し、「設定」をクリックまたはタップする
  2. をクリックまたはタップする

    ネットワーク名(SSID)の一覧が表示されます。

     

    ネットワーク名(SSID)の一覧は、デスクトップの画面右下の通知領域にあるをクリックまたはタップしても表示させることができます。

  3. ネットワーク名(SSID)を選んで、「切断」をクリックまたはタップする

    ネットワークから切断されます。
    再度、ネットワークに接続するときは、同じ手順をおこない、手順3で「接続」をクリックまたはタップします。