LAVIE Hybrid Zero(LAVIE Direct HZ)

LAVIE Hybrid Zero(LAVIE Direct HZ)の基本的なハードウェア環境は、BIOSセットアップユーティリティの「Main」メニュー、「Advanced」メニュー、「Security」メニュー、「Boot」メニューで設定できます。
各メニューの設定項目について次に説明します。

表中の反転部分は、ご購入時の設定です。また、「設定内容」の表示される順番は実際と異なる場合があります。

 

BIOSセットアップユーティリティは次の手順で起動してください。

  1. パソコン本体の電源を入れる
  2. 電源ランプが点灯したら、BIOSセットアップユーティリティが表示されるまで【F2】を何度も押す

    BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、【F2】を繰り返し押してください。

「Main」メニュー

設定項目 設定内容 説明
BIOS Version BIOSのバージョンを表示します。
EC Version ECのバージョンを表示します。
ME FW Version ME FWのバージョンを表示します。
Product Name 本装置の型番を表示します。
Serial Number 本装置の製造番号を表示します。
System Time 現在の時刻を「時:分:秒」で入力します。
System Date 日付を「曜日(表示のみ)月/日/年」で入力します。
SATA Port3 現在接続されているデバイス情報が表示されます。
PCIE Port6 現在接続されているデバイス情報が表示されます。
CPU Type 搭載されているCPUの種類です。
CPU Speed 搭載されているCPUの速さ(クロック数)を表示します。
System Memory 搭載されているシステムメモリ容量を表示します。

「Advanced」メニュー

 

「Advanced」メニューの設定項目を変更する際は、Windowsの再起動時にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。 「シャットダウン」の状態から電源を入れてBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、変更が正しく反映されない場合があります。

Windows 8.1の「高速スタートアップ」の機能が有効になっているときは、必ずチャーム バーの「電源」から「再起動」を選択後にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。

設定項目 設定内容 説明
Fn/Left Ctrl key replacement Disabled
Enabled
「Enabled」を選ぶと内蔵キーボードの【Fn】キーと左側の【Ctrl】キーの機能を入れ換えます。
Wireless Device RF※1 Disabled
Enabled
ワイヤレスデバイスのRFの有効/無効を設定します。
通常は「Enabled」の設定でお使いください。
Power Off USB Charge Disabled
AC
AC/Battery
スリープ状態、休止状態、および電源オフ時のUSBポート充電の有効/無効を設定します。
Disabled:無効
AC:本機にACアダプタを取り付け、ACコンセントに接続している場合のみ有効
AC/Battery:有効
No-Execute Memory Protection Disabled
Enabled
No-Execute Memory Protection機能を有効にします。通常は「Enabled」でお使いください。
Panel Open Power On※2 Disabled
Enabled
「Enabled」を選ぶと、ディスプレイを開けたときに、スリープ状態、休止状態、および電源オフ状態からパソコンを起動することができます。
USB Debug Support※3 Disabled
Enabled
「Enabled」を選ぶと、USBデバッグ機能を有効にします。
Legacy USB Support※3 Disabled
Enabled
USBレガシー機能を無効にしたい場合は、「Disabled」に設定します。
USB Storage Device Support※3 ※4 ※5 Disabled
Enabled
「Disabled」を選ぶと、USBストレージデバイスのエミュレーションを無効にします。
Intel Feature Configuration Intel社の各種技術の設定をします。【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。
設定については「Intel Feature Configuration」をご覧ください。
Device Configuration 周辺入出力機器の設定をします。【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。
設定については「Device Configuration」をご覧ください。

Intel Feature Configuration

設定項目 設定内容 説明
Intel(R) VT-x Disabled
Enabled
Intel(R) VT-x機能を無効にしたい場合は、「Disabled」に設定します。
LCD Panel Power Management Disabled
PSR/DPST
PSR Only
DPST Only
バッテリ駆動時に有効にする液晶ディスプレイの省電力機能を選択します。
  • Disabled:バッテリ駆動時にインテル® ディスプレイ・パワー・セービング・テクノロジーおよびパネル・セルフリフレッシュ機能を有効にしません。
  • PSR/DPST:バッテリ駆動時にインテル® ディスプレイ・パワー・セービング・テクノロジーおよびパネル・セルフリフレッシュ機能を有効にします。
  • PSR Only:バッテリ駆動時にパネル・セルフリフレッシュ機能を有効にします。
  • DPST Only:バッテリ駆動時にインテル® ディスプレイ・パワー・セービング・テクノロジー機能を有効にします。

Device Configuration

設定項目 設定内容 説明
Internal Mouse Disabled
Enabled
USBマウスを使用するときなど、NXパッドを無効にしたい場合は、「Disabled」に設定します。
USB Port Disabled
Enabled
「Disabled」に設定すると、本機のUSBポートが使用できなくなります。
Touch Panel Disabled
Enabled
タッチパネルを使用するかどうかを設定します。
Internal Camera Disabled
Enabled
内蔵のWebカメラを使用するかどうかを設定します。
SD Card Slot Disabled
Enabled
「Disabled」に設定すると、SDメモリーカードスロットが使用できなくなります。
Wireless LAN Disabled
Enabled
「Disabled」に設定すると、内蔵のワイヤレスデバイスを切り離します。
この項目の設定は変更しないでください。
HDMI Port Disabled
Enabled
「Disabled」に設定するとHDMIポートが使用できなくなります。
Sensor Devices Disabled
Enabled
「Disabled」に設定するとセンサーが使用できなくなります。

タッチパネル搭載モデルのみ。

「Security」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Change Supervisor Password スーパバイザパスワードを設定します。
Change User Password※1 ユーザパスワードを設定します。
Password Check※1 Setup
Always
パスワードの入力を、システムを起動するたびにおこなうか、セットアップ時のみにおこなうか選びます。
Hard Disk Security
  SATA Port3:xxxxxxxxx HDDパスワードを設定します。項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。
設定については「Hard Disk Security」をご覧ください。
SSDが接続されていない場合は、本項目は表示されません。
  PCIE Port6:xxxxxxxxx HDDパスワードを設定します。項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。
設定については「Hard Disk Security」をご覧ください。
SSDが接続されていない場合は、本項目は表示されません。
Security Chip Configuration 項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。
設定については「Security Chip Configuration」をご覧ください。
Secure Boot Disabled
Enabled
Secure Boot機能の有効/無効を設定します。
通常は「Enabled」の設定でお使いください。
Secure Boot Mode※2 Standard
Custom
Secure Bootのキーデータベースの操作を可能にします。
「Standard」から変更しないでください。
Key Management※3 Secure Bootのキーデータベースの操作を行う項目です。知識のない方は操作しないでください。
項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。 設定については「Key Management」をご覧ください。

Hard Disk Security

設定項目 設定内容 説明
Set Master Password HDDマスタパスワードを設定します。
Set User Password HDDユーザパスワードを設定します。

HDDマスタパスワードを設定すると選択できます。

Security Chip Configuration

設定項目 設定内容 説明
TPM Support※1 Disabled
Enabled
「Disabled」に設定するとセキュリティチップが使用できなくなります。
Change TPM State※1 ※2 No Change
Enable&Activate
Deactivate&Disable
Clear
セキュリティチップの設定を変更します。
「Clear」(セキュリティチップの初期化)は、「Current TPM State」の表示が「Enabled&Activated」の場合のみ選択できます。また、初期化を行うと「Current TPM State」は「Disabled&Deactivated」になります。
Password Authentication※3 Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、セキュリティチップの状態を変更するときにスーパバイザパスワードの入力が必要になります。

Key Management

設定項目 設定内容 説明
Default Key Provisioning Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、キーがインストールされていないとき、次回起動時に自動的に工場出荷時のキーをインストールします。
キーをクリアする場合は「Disabled」に設定してください。
Install default Secure Boot keys※1 本項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すと、工場出荷時のキーがインストールされます。
Clear Secure Boot keys※2 本項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すと、インストールされているキーをクリアします。

「Boot」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Boot Mode Legacy
UEFI
Boot Modeの設定をします。この項目の設定は変更しないでください。
1st Boot USB CD/DVD
USB Floppy
Hard Disk
USB Hard Disk
Disabled
1番目に起動するデバイスを設定します。
2nd Boot USB CD/DVD
USB Floppy
Hard Disk
USB Hard Disk
Disabled
2番目に起動するデバイスを設定します。
3rd Boot USB CD/DVD
USB Floppy
Hard Disk
USB Hard Disk
Disabled
3番目に起動するデバイスを設定します。
4th Boot USB CD/DVD
USB Floppy
Hard Disk
USB Hard Disk
Disabled
4番目に起動するデバイスを設定します。
Hard Disk Drive BBS Priorities※1 ハードディスクの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。
USB Hard Disk Drive BBS Priorities※2 ハードディスクドライブなどのリムーバブルドライブの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。
USB CD/DVD Drive BBS Priorities※3 DVD/CDドライブなどのリムーバブルドライブの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。
USB Floppy Drive BBS Priorities※4 フロッピーディスクドライブなどのリムーバブルドライブの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。

Hard Disk Drive BBS Priorities

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したハードディスクドライブから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」、「4th Boot」のように設定項目が追加されます。 また、Windowsがインストールされているドライブが表示される場合があります。

USB Hard Disk Drive BBS Priorities

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したUSB接続のハードディスクドライブから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」、「4th Boot」のように設定項目が追加されます。

USB CD/DVD Drive BBS Priorities

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したUSB接続のDVD/CDドライブから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」、「4th Boot」のように設定項目が追加されます。

USB Floppy Drive BBS Priorities

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したUSB接続のフロッピーディスクドライブから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」、「4th Boot」のように設定項目が追加されます。

本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動選択する

本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動選択する場合は、次の手順で行います。

  1. BIOSセットアップユーティリティを起動する

     

    • ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、本機能は使用できません。
    • BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、【F2】を繰り返し押してください。
    • 他の設定項目を変更している場合、または【F9】などで工場出荷時の設定値に戻している場合は、一度変更を保存した後、本機能を使用してください。
  2. キーボードの【←】【→】でメニューバーの「Exit」を選択する
  3. 「Boot Override」から【↑】【↓】で起動するデバイスを選択し、【Enter】を押す

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