LAVIE Tab W 10.1型ワイドモデル

LAVIE Tab W 10.1型ワイドモデルの基本的なハードウェア環境は、BIOSセットアップユーティリティの「Main」メニュー、「Config」メニュー、「Security」メニュー、「Startup」メニュー、「Restart」メニューで設定できます。

 

BIOSメニューの設定は、タッチ操作でおこなってください。デジタイザーペンを使用することはできません。

各メニューの設定項目について次に説明します。
表中の反転部分は、ご購入時の設定です。また、「設定内容」に表示した順番は実際と異なる場合があります。

 

BIOSセットアップユーティリティは次の手順で起動してください。

  1. 市販の周辺機器やmicroSDカード、USBメモリーなどを取り付けているときは、取り外して、ご購入時の状態に戻す
  2. 音量ボタンの「+」を押しながら電源スイッチを押し、画面が少し明るくなったら、ボタンとスイッチから手をはなす

「Main」メニュー

「Main」メニューは、「System Information」メニュー、「System Date」メニュー、「System Time」メニューで構成されています。

「System Information」メニュー

設定項目 設定内容 説明
UEFI BIOS version BIOSのバージョンを表示します。
UEFI BIOS Date (Year-Month-Date) BIOSの日付を表示します。
Embedded Controller Version Embedded Controllerのバージョンを表示します。
TXE Firmware Version TXE Firmwareのバージョンを表示します。
Machine Type Model 本装置の型番を表示します。
System-unit serial number 本装置の製造番号を表示します。
UUID システムUUIDを表示します。
Processor Type 搭載されているCPUの種類です。
Processor Speed 搭載されているCPUの速さを表示します。
Total Memory 搭載されているメモリの容量を表示します。
UEFI Secure Boot UEFIセキュアブートの状態を表示します。

「System Date」メニュー

設定内容 説明
[YYYY MMM DD] 上下にスクロールして、日付を「年 月(英語略称) 日」で変更します。

「System Time」メニュー

設定内容 説明
[HH MM SS] 上下にスクロールして、現在の時刻に「時 分 秒」で変更します。

「Config」メニュー

「Config」メニューは、「Network」メニュー、「Power」メニュー、「Starup Option」メニューで構成されています。

「Network」メニュー

設定項目 設定内容 説明
UEFI IPv4 Network Stack Off
On
IPv4プロトコルでブートをするかどうかを設定します。
UEFI IPv6 Network Stack Off
On
IPv6プロトコルでブートをするかどうかを設定します。
UEFI PXE Boot Priority IPv6 First
IPv4 First
PXEブートをおこなうプロトコルを選択します。

「Power」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Cool mode Off
On
「On」にすると、CPUの処理速度を抑えて、デバイスの外部温度の上昇を防ぎます。
Lid open action Wake Up
Do Nothing
本体を外付けキーボードに収納するとスリープ状態になり、取り付けるとスリープ状態から復帰する機能です。「Do Nothing」にすると、本体を外付けキーボードに収納してもスリープ状態に移行せず、取り付けてもスリープ状態から復帰しません。

「Startup Option」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Boot Device list F12 Option Off
On
「Off」にすると、BIOSセットアップユーティリティ起動時に【F12】を押しても、起動デバイスの一覧が表示されなくなります。
Boot Order Lock Off
On
「On」にすると、デバイスの起動順序が変更できなくなります。

「Security」メニュー

「Security」メニューは、「Password」メニュー、「Secure Boot」メニュー、「UEFI BIOS Update Option」メニュー、「I/O Port Access」メニュー、「Security Chip」メニュー、「Anti-Theft」メニューで構成されています。

Password

設定項目 設定内容 説明
Supervisor Password Enter スーパーバイザーパスワードを設定します。
  Password Status スーパーバイザーパスワードの状態を表示します。

Secure Boot

設定項目 設定内容 説明
Secure Boot Off
On
セキュアブート機能の有効/無効を設定します。
Platform Mode プラットフォームモードの状態を表示します。
Secure Boot Mode セキュアブートの状態を表示します。
Restore Factory Keys Enter セキュアブートデータベースのすべてのキーと証明書を工場出荷時の状態に戻します。
本項目をタップすると設定済のSecure Boot設定は消去され、Windows 8用の証明書を含む元の署名データベースとともに、工場出荷時のプラットフォーム キーが再構築されます。
Reset to Setup Mode Enter 現在のプラットフォーム キーをクリアして、システムをセットアップモードにするために使用します。
本項目をタップすると、プラットフォーム キーがクリアされます。 セットアップモードで、独自のプラットフォーム キーをインストールし、セキュアブート署名データベースをカスタマイズできます。 セキュアブートモードがCustom Modeに設定されます。

UEFI BIOS Update Option

設定項目 設定内容 説明
Secure RollBack Prevention Off
On
「Off」にすると、以前のバージョンへBIOSを戻すことができるようになります。

I/O Port Access

設定項目 設定内容 説明
Wireless LAN Off
On
「Off」にすると、ワイヤレスLANを無効にします。
Wireless WAN Off
On
「Off」にすると、ワイヤレスWANを無効にします。
Bluetooth Off
On
「Off」にすると、Bluetoothを無効にします。
GPS Off
On
「Off」にすると、GPSを無効にします。
USB Port Off
On
「Off」にすると、USBコネクタを無効にします。
Memory Card Slot Off
On
「Off」にすると、メモリーカードスロットを無効にします。
Integrated Camera Off
On
「Off」にすると、Webカメラを無効にします。
NFC Off
On
「Off」にすると、NFCを無効にします。
Fingerprint Reader Off
On
「Off」にすると、指紋リーダーを無効にします。
Microphone Off
On
「Off」にすると、マイクを無効にします。
Slim Keyboard Off
On
「Off」にすると、キーボードを無効にします。
Ethernet LAN Off
On
出荷時の設定で「On」になっています。
USB Port Off
On
出荷時の設定で「On」になっています。

Security Chip

設定項目 設定内容 説明
Security Chip Off
On
「Off」にするとセキュリティチップが機能しなくなります。
Clear Security Chip at next boot Enter 「Enter」をタップし、表示された画面で「Yes」をタップすると、次回起動時に暗号化キーをクリアします。
「Security Chip」を「On」にした場合のみ表示されます。
Physical Presence for Provisioning Off
On
「On」にすると、セキュリティチップの設定が変更される場合に、メッセージで確認します。
Physical Presence for Clear Off
On
「Off」にすると、セキュリティチップが初期化される場合に、メッセージで確認しません。

Anti-Theft

設定項目 設定内容 説明
Current Setting Off
On
Anti-Theftの有効/無効を切り換えます。
Current State 現在の設定を表示します。
Permanently Disabled Enter 「Enter」にし、表示された画面で「Yes」をタップすると、このパソコンで今後Anti-Theftが使えなくなります。無効に設定すると、二度と有効にすることはできません。設定するには十分注意して行ってください。

「Startup」メニュー

「Startup」メニューは、「Boot」メニュー、「Internal Storage」メニュー、「USB HDD」メニュー、「USB CD/DVD」メニュー、「USB FDD」メニュー、「Nerwork Adapter」メニュー、「Windows Boot Manager」メニューで構成されています。

Boot

通常、起動する際のOSを検索するデバイスの順序を設定します。デバイスを選択し、ドラッグして、起動順位を決定します。初期設定値は次の通りです。

  1. Internal Storage
  2. USB HDD
  3. USB CD/DVD
  4. USB FDD
  5. Network Adapter
  6. Windows Boot Manager

Internal Storage

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

USB HDD

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

USB CD/DVD

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

USB FDD

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

Network Adapter

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

Windows Boot Manager

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
BIOSセットアップユーティリティ起動時に【F12】を押すと表示される、Windows Boot Managerからの起動の有効/無効を設定します。
Delete BootOption No
Yes
Windows Boot Managerを、起動デバイスの選択肢から外します。選択肢から外すと、有効/無効の設定もできなくなります。
再度Windows Boot Managerを使用したい場合は、BIOSセットアップユーティリティを工場出荷時の設定に戻してください。ただし、その他の設定も工場出荷時に戻ります。

「Restart」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Exit Saving Changes 設定を保存して BIOSセットアップを終了します。
Exit Discarding Changes 設定を保存しないで BIOSセットアップを終了します。
Load Setup Defaults BIOSの設定を初期設定値に戻します。※
Discard Changes 設定の変更を破棄します。
Save Changes 設定を保存します。

ページの先頭に戻る