JEITAバッテリ動作時間測定法

JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)に基づいて測定したバッテリ駆動時間です。

OSはWindows 8.1 Pro UpdateまたはWindows 7 Professional with SP1、メモリ4GB、500GB HDDの構成で測定しています(その他の構成オプションは選択していない状態)。

駆動時間=(測定法a+測定法b) / 2

Windows 8.1 での測定法

測定法a <条件>

  1. 動画再生ソフト:Windows Media® Playerにて、スキン「Coporate」で測定用動画ファイル(1920×1080ピクセル)をローカルディスクCへ格納し、フルスクリーンで連続再生する。
  2. 「電源オプションのプロパティ」の「ハードディスク」項目の「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」を「なし」に設定する。
  3. LCDの輝度設定を、「83%」に設定する。
  4. DPST(ディスプレイ省電テクノロジー)を有効にして最長バッテリー駆動時間に設定。
  5. 音量をミュートに設定する。
  6. 30分放置後、測定を開始する。

測定法b <条件>

  1. デスクトップ画面の表示を行った状態で放置する。
  2. 「電源オプションのプロパティ」の「ハード ディスク」項目の「次の時間が経過後ハード ディスクの電源を切る」を「1分後」に設定する。
  3. LCDの輝度設定を、「83%」に設定する。
  4. DPST(ディスプレイ省電テクノロジー)を有効にして最長バッテリー駆動時間に設定。
  5. 音量をミュートに設定する。
  6. 30分放置後、測定を開始する。

測定法a、b <共通条件>

  1. Windows エクスペリエンス インデックスの測定を行い、測定終了後に以下の設定を行う。
  2. パフォーマンス オプションの視覚効果を 「パフォーマンスを優先する」 に設定する。
  3. パフォーマンスオプションの仮想メモリ設定を「ページング ファイルなし」に設定する。
  4. カスタマー エクスペリエンス向上プログラムの設定にて「いいえ、このプログラムに協力しません(N)」を選択し、「変更の保存(S)」を選択する。
  5. 壁紙を白に設定する。
  6. デスクトップアイコンの表示をしない。
  7. タスク バーを自動的に隠すに設定する。
  8. 「アクションセンター」の「アクションセンターの設定を変更」で、全てのチェックを外す。
  9. 「ハードディスクのプロパティ」→「ツール」→「最適化」→「ドライブの最適化」→「スケジュールされた最適化」→「スケジュールに従って実行する」のチェックを外す。
  10. 以下のサービスの「スタートアップの種類」を無効に設定し、再起動する。
    • Windows Firewall
    • Windows Update
    • Security Center
    • Windows Audio
    • Windows Audio Endpoint Builder
    • Windows Search
    • Windows Time
  11. 電源プランを「省電力」に設定する。
  12. 「ディスプレイの電源を切る」・「コンピューターをスリープ状態にする」を全てなしに設定する。
  13. 電源オプションの詳細設定を、以下に変更する。
    • 「スリープ」
      「次の時間が経過後スリープする」:「なし」
      「ハイブリッドスリープを許可する」:「オフ」
      「次の時間が経過後休止状態にする」:「なし」
      「スリープ解除タイマーの許可」:「無効」
    • 「電源ボタンとカバー」
      「カバーを閉じたときの操作」:「何もしない」
      「電源ボタンの操作」:「何もしない」
    • 「ディスプレイ」
      「次の時間が経過後ディスプレイの電源を切る」:「なし」
      「ディスプレイの明るさ」:「0%」
      「ディスプレイ暗転時の明るさ」:「0%」
      「自動輝度調整を有効にする」:「オフ」
    • 「マルチメディアの設定」
      「メディアを共有するタイミング」:「コンピューターのスリープを許可します」
      「ビデオの再生時」:「省電力の最適化」
    • 「バッテリ」
      「バッテリ切れの動作」:「シャットダウン」
      「低残量バッテリのレベル」:「6%」
      「バッテリ切れのレベル」:「5%」
      「低残量バッテリの通知」:「オフ」
      「低残量バッテリの動作」:「何もしない」
      「省電源移行バッテリレベル」:「0%」
  14. 「システム構成」・「サービス」にて、「Windows Event Log」のチェックを外す。
  15. 「システム構成」・「サービス」にて、「Microsoft のサービスをすべて隠す」にチェックを入れ「すべて無効」を選択する。
  16. 無線LANをONにし、アクセスポイントに接続する。
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Windows 7 での測定法

測定法a <条件>

  1. 動画再生ソフト:Windows Media® Playerにて、スキン「Coporate」で測定用動画ファイル(1920×1080ピクセル)をローカルディスクCへ格納し、フルスクリーンで連続再生する。
  2. 「電源オプションのプロパティ」の「ハードディスク」項目の「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」を「なし」に設定する。
  3. LCDの輝度設定を、「80%(16段階の下から14段階)」に設定する。
  4. DPST(ディスプレイ省電テクノロジー)を有効にして最長バッテリー駆動時間に設定。
  5. 音量をミュートに設定する。
  6. 30分放置後、測定を開始する。

測定法b <条件>

  1. デスクトップ画面の表示を行った状態で放置する。
  2. 「電源オプションのプロパティ」の「ハード ディスク」項目の「次の時間が経過後ハード ディスクの電源を切る」を「1分後」に設定する。
  3. LCDの輝度設定を、「80%(16段階の下から14段階)」に設定する。
  4. DPST(ディスプレイ省電テクノロジー)を有効にして最長バッテリー駆動時間に設定。
  5. 音量をミュートに設定する。
  6. 30分放置後、測定を開始する。

測定法a、b <共通条件>

  1. Windows エクスペリエンス インデックスの測定を行い、測定終了後に以下の設定を行う。
  2. パフォーマンス オプションの視覚効果を 「パフォーマンスを優先する」 に設定する。
  3. パフォーマンス オプションの仮想メモリ設定を「ページング ファイルなし」に設定する。
  4. カスタマー エクスペリエンス向上プログラムの設定にて「いいえ、このプログラムに協力しません(N)」を選択し、「変更の保存(S)」を選択する。
  5. グラフィック プロパティにて色の品質を「16ビット」に変更する。
  6. 壁紙を白に設定する。
  7. デスクトップアイコンとデスクトップガジェットの表示をしない。
  8. タスク バーを自動的に隠すに設定する。
  9. 「アクションセンター」の「アクションセンターの設定を変更」で、全てのチェックを外す。
  10. 「ハードディスクのプロパティ」→「ツール」→「最適化」→「デフラグツール」→「スケジュールの変更(スケジュールの構成)」→「スケジュールに従って実行する」のチェックを外す。
  11. 以下のサービスの「スタートアップの種類」を無効に設定し、再起動する。
    • Windows Defender
    • Windows Firewall
    • Windows Update
    • Security Center
    • Windows Audio
    • Windows Audio Endpoint Builder
    • Windows Search
    • Windows Time
  12. 電源プランを「省電力」に設定する。
  13. 「ディスプレイを暗くする」・「ディスプレイの電源を切る」・「コンピューターをスリープ状態にする」を全てなしに設定する。
  14. 電源オプションの詳細設定を、以下の設定にする。
    • 「復帰後のパスワードを必要にする」:「はい」
    • 「デスクトップの背景の設定」
      「スライドショー」:「一時停止」
    • 「ワイヤレスアダプタの設定」
      「省電力モード」:「省電力(高)」
    • 「スリープ」
      「次の時間が経過後スリープする」:「なし」
      「ハイブリッドスリープを許可する」:「オフ」
      「次の時間が経過後休止状態にする」:「なし」
      「スリープ解除タイマーの許可」:「無効」
    • 「電源ボタンとカバー」
      「カバーを閉じたときの操作」:「何もしない」
      「電源ボタンの操作」:「何もしない」
    • 「PCI Express」
      「リンク状態の電源管理」:「最大限の省電力」
    • 「プロセッサの電源管理」
      「システムの冷却ポリシー」:「パッシブ」
      「最大プロセッサの状態」:「0%」
    • 「ディスプレイ」
      「次の時間の経過後、ディスプレイを暗くする」:「0分」
      「次の時間が経過後ディスプレイの電源を切る」:「なし」
      「ディスプレイの明るさ」:「0%」
      「ディスプレイ暗転時の明るさ」:「0%」
      「自動輝度調整を有効にする」:「オフ」
    • 「マルチメディアの設定」
      「メディアを共有するタイミング」:「コンピューターのスリープを許可します」
      「ビデオの再生時」:「省電力の最適化」
    • 「バッテリ」
      「バッテリ切れの動作」:「シャットダウン」
      「低残量バッテリのレベル」:「6%」
      「バッテリ切れのレベル」:「5%」
      「低残量バッテリの通知」:「オフ」
      「低残量バッテリの動作」:「何もしない」
      「省電源移行バッテリレベル」:「0%」
  15. 「システム構成」・「サービス」にて、「Windows Event Log」のチェックを外す。
  16. 「システム構成」・「サービス」にて、「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れ「すべて無効」を選択する。
  17. 「システム構成」・「スタートアップ」にて、「one-touch Start Buttons」以外を無効化する。
  18. 無線LANをONにし、アクセスポイントに接続する。
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