LAVIE Tab W 8型ワイドモデル

LAVIE Tab W 8型ワイドモデルの基本的なハードウェア環境は、BIOSセットアップユーティリティの「Main」メニュー、「Advanced」メニュー、「Security」メニュー、「Boot」メニューで設定できます。
各メニューの設定項目について次に説明します。
表中の反転部分は、ご購入時の設定です。また、「設定内容」の表示される順番は実際と異なる場合があります。

本体のボタン、画面アイコンでの操作

操作 説明
音量を上げる(+)ボタン ソフトウェアキーボードの【→】に相当します。
「Main」、「Advaneced」などのメニューバーを選択します。
音量を下げる(-)ボタン ソフトウェアキーボードの【↓】に相当します。
  • 設定項目を選択します。
  • 設定可能な値の一覧を表示している場合は、設定値を選択します。
Windowsボタン ソフトウェアキーボードの【ENTER】に相当します。
  • 現在選択している項目で設定可能な値の一覧やサブメニューを表示します。
  • 設定可能な値の一覧を表示している場合、選択した設定値で確定し一覧を閉じます。
  • 「System Time」、「System Date」では設定する桁を移動します。
画面右上の「Esc」アイコン ソフトウェアキーボードの【Esc】に相当します。
  • 設定を保存せず、BIOSセットアップユーティリティを終了する画面が表示されます。
  • サブメニュー表示時にタップすると、前の画面に戻ります。
画面右上のキーボードアイコン タップすると、ソフトウェアキーボードの表示/非表示を切り替えます。日時やパスワードなどの英数字入力が必要な場合は、ソフトウェアキーボードで入力してください。

 

BIOSセットアップユーティリティは次の手順で起動してください。

  1. パソコン本体の電源を入れる
  2. NECロゴが出るまで音量を上げる(+)ボタンを押し続ける

    BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、音量を上げる(+)ボタンを押し続けてください。

「Main」メニュー

設定項目 設定内容 説明
BIOS Version BIOSのバージョンを表示します。
EC Version ECのバージョンを表示します。
TXE FW Version TXE FWのバージョンを表示します。
Product Name 本装置の型番を表示します。
Serial Number 本装置の製造番号を表示します。
System Time 現在の時刻を「時:分:秒」で入力します。
System Date 日付を「曜日(表示のみ) 月/日/年」で入力します。
Storage 搭載されている内蔵フラッシュメモリを表示します。
CPU Type 搭載されているCPUの種類です。
CPU Speed 搭載されているCPUの速さ(クロック数)を表示します。
System Memory 搭載されているシステムメモリ容量を表示します。

「Advanced」メニュー

 

「Advanced」メニューの設定項目を変更する際は、Windowsの再起動時にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。「シャットダウン」の状態から電源を入れてBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、変更が正しく反映されない場合があります。

Windows 10の「高速スタートアップ」の機能が有効になっているときは、必ず画面左下にある - から「再起動」を選択後にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。

設定項目 設定内容 説明
USB Mode EHCI mode
xHCI mode
USBのモードを選択します。
通常は「xHCI mode」の設定でお使いください。
Software Keyboard Disabled
Enabled
BIOSのソフトウェアキーボードの有効/無効を設定します。
通常は「Enabled」の設定でお使いください。

「Security」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Change Supervisor Password スーパバイザパスワードを設定します。
Change User Password※1 ユーザパスワードを設定します。
Password Check※1 Always
Setup
パスワードの入力を、システムを起動するたびにおこなうか、セットアップ時のみにおこなうか選びます。
Secure Boot Disabled
Enabled
Secure Boot機能の有効/無効を設定します。
通常は「Enabled」の設定でお使いください。
Secure Boot Mode※2 Standard
Custom
Secure BootのKeyデータベースの操作を可能にします。
「Standard」から変更しないでください。
Key Management※3 Secure Bootのキーデータベースの操作を行う項目です。知識のない方は操作しないでください。
本項目をタップ、または本項目にカーソルを合わせWindowsボタンを押すとサブメニューが表示されます。設定については「Key Management」をご覧ください。

Key Management

設定項目 設定内容 説明
Default Key Provision Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、キーがインストールされていないとき、次回起動時に自動的に工場出荷時のキーをインストールします。
キーをクリアする場合は「Disabled」に設定してください。
Enroll All Factory Default Keys※1 本項目をタップ、または本項目にカーソルを合わせWindowsボタンを押し、表示された画面で「Yes」をタップすると、工場出荷時のKeyがインストールされます。
Delete All Secure Boot Variables※2 本項目をタップ、または本項目にカーソルを合わせWindowsボタンを押し、表示された画面で「Yes」をタップすると、インストールされているキーをクリアします。

「Boot」メニュー

設定項目 設定内容 説明
1st Boot Hard Disk
USB CD/DVD
USB Hard Disk
Disabled
1番目に起動するデバイスを設定します。
2nd Boot Hard Disk
USB CD/DVD
USB Hard Disk
Disabled
2番目に起動するデバイスを設定します。
3rd Boot Hard Disk
USB CD/DVD
USB Hard Disk
Disabled
3番目に起動するデバイスを設定します。
Hard Disk Drive BBS Priorities 内蔵フラッシュメモリの起動順位を設定します。この項目をタップするとサブメニューの設定画面になります。「Esc」をタップするともとの画面に戻ります。
USB CD/DVD Drive BBS Priorities※1 CD/DVDドライブの起動順位を設定します。この項目をタップするとサブメニューの設定画面になります。「Esc」をタップするともとの画面に戻ります。
USB Hard Disk Drive BBS Priorities※2 ハードディスクドライブなどのリムーバブルドライブの起動順位を設定します。この項目をタップするとサブメニューの設定画面になります。「Esc」をタップするともとの画面に戻ります。

「Hard Disk Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定した内蔵フラッシュメモリから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」のように設定項目が追加されます。

「USB CD/DVD Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したCD/DVDドライブから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」のように設定項目が追加されます。

「USB Hard Disk Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
1st Boot XXXXX
Disabled
1st Bootに設定したUSB接続のハードディスクドライブから起動します。

ご使用の環境により、「2nd Boot」、「3rd Boot」のように設定項目が追加されます。

本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動選択する

本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動選択する場合は、次の手順で行います。

  1. BIOSセットアップユーティリティを起動する

     

    • ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、本機能は使用できません。
    • BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、音量を上げる(+)ボタンを押し続けてください。
    • 他の設定項目を変更している場合、または「Load Optimized Defaults」で工場出荷時の設定値に戻している場合は、一度変更を保存した後、本機能を使用してください。
  2. メニューバーの「Save & Exit」をタップする
  3. 「Boot Override」の一覧から起動するデバイスをタップする

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