LAVIE Note NEXT(NX850、NX750)、LAVIE Direct NEXT、LAVIE Smart NEXTの基本的なハードウェア環境は、BIOSセットアップユーティリティの「Main」メニュー、「Advanced」メニュー、「Security」メニュー、「Boot」メニューで設定できます。
各メニューの設定項目について次に説明します。
表中の反転部分は初期値です。また、「設定内容」の表示される順番は実際と異なる場合があります。
BIOSセットアップユーティリティは次の手順で起動してください。
BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、【F2】を繰り返し押してください。
設定項目 | 設定内容 | 説明 |
BIOS Version | - | BIOSのバージョンを表示します。 |
EC Version | - | ECのバージョンを表示します。 |
ME FW Version | - | ME FWのバージョンを表示します。 |
Product Name | - | 本装置の型番を表示します。 |
Serial Number | - | 本装置の製造番号を表示します。 |
System Time | - | 現在の時刻を「時:分:秒」で入力します。 |
System Date | - | 日付を「曜日(表示のみ)/月/日/年」で入力します。 |
SATA PortX ※1 ※2 | - | 現在接続されているSATAデバイスが表示されます。 |
PCIe Port9 | - | 現在接続されているデバイス情報が表示されます。 |
CPU Type | - | 搭載されているCPUの種類です。 |
CPU Speed | - | 搭載されているCPUの速さ(クロック数)を表示します。 |
System Memory | - | 搭載されているシステムメモリ容量を表示します。 |
Wireless certification information | Enter | 本体内蔵の無線機器に関する情報を表示します。 |
Cooper-SH/SLでポートの番号が異なるため上記のように記載変更
「Advanced」メニューの設定項目を変更する際は、Windowsの再起動時にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。「シャットダウン」の状態から電源を入れてBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、変更が正しく反映されない場合があります。
Windows 10の「高速スタートアップ」の機能が有効になっているときは、必ず画面左下にある -
から「再起動」を選択後にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。
設定項目 | 設定内容 | 説明 |
USB Storage Device Support ※1 |
Disabled Enabled |
「Enabled」を選ぶと、USBストレージデバイスのエミュレーションを有効にします。 |
Fn/Left Ctrl Key Replacement |
Disabled Enabled |
「Enabled」を選ぶと内蔵キーボードの【Fn】キーと左側の【Ctrl】キーの機能を入れ換えます。 |
Power Off USB Charge |
Disabled Enabled |
「Enabled」を選ぶと、スリープ状態、休止状態、および電源オフ時のUSB3.0コネクタ(パワーオフUSB充電機能対応)でのUSBポート充電が有効になります。 |
Power Off USB Type-C Power Supply |
Disabled Enabled |
「Disabled」を選ぶと、休止状態、および電源オフ時のUSB3.1 Type-CコネクタでのUSBポート給電が無効になります。 |
Network Boot Agent |
Disabled Enabled |
本機能をサポートしておりません。設定を「Disabled」から変更しないでください。 |
Panel Open Power On ※2 |
Disabled Enabled |
「Enabled」を選ぶと、ディスプレイを開けたときに、スリープ状態、休止状態、および電源オフ状態からパソコンを起動することができます。 |
Hyper-Threading ※4 |
Disabled Enabled |
「Intel(R) Hyper-Threading Technology」機能を使用する場合は「Enabled」に設定します。 |
SW Guard Extensions (SGX) |
Disabled Enabled Software Controlled |
Software Guard Extensions機能の有効/無効を設定します。 通常は「Software Controlled」の設定でお使いください。 |
Intel(R) Rapid Storage Technology ※3 | - | インテル® Optane™ メモリー構成を設定します。インテル® Optane™ メモリー構成を変更する場合以外は、本項目の設定を変更しないでください。 【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。 |
設定項目 | 設定内容 | 説明 |
Supervisor Password | - | スーパバイザパスワードの設定状態を表示します。 |
User Password | - | ユーザパスワードの設定状態を表示します。 |
Change Supervisor Password | - | スーパバイザパスワードを設定します。 |
Change User Password ※1 | - | ユーザパスワードを設定します。 |
Password Check ※1 |
Always Setup |
パスワードの入力を、システムを起動するたびにおこなうか、セットアップ時のみにおこなうか選びます。 |
Hard Disk Security | - |
HDDパスワードを設定します。項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。 設定については「Hard Disk Security」をご覧ください。 |
BIOS Lock | Disabled Enabled |
BIOS Lock機能の有効/無効を設定します。 |
Intel(R) Platform Trust Technology | Disabled Enabled |
「Disabled」を選択すると、Intel(R) Platform Trust Technology を使用しません。 |
System Mode State | - | System Mode Stateを表示します。 |
Secure Boot State | - | Secure Boot Statusを表示します。 |
Secure Boot | Disabled Enabled |
Secure Boot機能の有効/無効を設定します。 通常は「Enabled」の設定でお使いください。 |
Secure Boot Mode ※2 |
Standard Custom |
Secure Bootのキーデータベースの操作を可能にします。 「Standard」から変更しないでください。 |
Key Management ※3 | - | 項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。 設定については「Key Management」をご覧ください。 |
次のパスワードの設定をする場合、シャットダウンの状態から電源を入れてBIOSセットアップユーティリティを起動してください。
Cooper-SHとSLで、MainメニューのSATAポート番号表示が異なりますが、本項目でのポート番号はBRD(1.3)のとおり0のままでOKでしょうか?
設定項目 | 設定内容 | 説明 | |
SATA Port0 HDD:[xxxxxxxxx] | - | 項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。 | |
HDD Password is | - | HDDパスワードの設定状態を表示します。 | |
Set Master Password | - | SATA Port0 HDDのマスタパスワードを設定します。 | |
Set User Password ※ | - | SATA Port0 HDDのユーザパスワードを設定します。 |
Master Passwordを設定すると選択できます。
設定項目 | 設定内容 | 説明 |
Default Key Provisioning |
Disabled Enabled |
「Enabled」に設定すると、キーがインストールされていないとき、次回起動時に自動的に工場出荷時のキーをインストールします。キーをクリアする場合は「Disabled」に設定してください。 |
Clear Secure Boot keys ※1 | - | インストールされているキーをクリアします。本項目にカーソルを合わせ【Enter】を押し、表示される画面にしたがってください。 |
Install default Secure Boot keys ※2 | - | 本項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すと、工場出荷時のキーがインストールされます。 |
設定項目 | 設定内容 | 説明 |
Boot Mode | Legacy UEFI |
UEFI Boot ModeとLegacy Boot Modeを選択します。この項目の設定は変更しないでください。 |
1st Boot |
SSD Hard Disk CD/DVD USB Hard Disk Network ※4 Disabled |
1番目に起動するデバイスを設定します。 |
2nd Boot |
SSD Hard Disk CD/DVD USB Hard Disk Network ※4 Disabled |
2番目に起動するデバイスを設定します。 |
3rd Boot |
SSD Hard Disk CD/DVD USB Hard Disk Network ※4 Disabled |
3番目に起動するデバイスを設定します。 |
4th Boot |
SSD Hard Disk CD/DVD USB Hard Disk Network ※4 Disabled |
4番目に起動するデバイスを設定します。 |
5th Boot |
SSD Hard Disk CD/DVD USB Hard Disk Network ※4 Disabled |
5番目に起動するデバイスを設定します。 |
SSD Device BBS Priorities ※1 | - | SSDの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。 |
Hard Disk Drive BBS Priorities ※1 | - | ハードディスクの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。 |
CD/DVD Drive BBS Priorities ※2 | - | CD/DVDドライブの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。 |
USB Hard Disk Drive BBS Priorities ※3 | - | ハードディスクドライブなどのリムーバブルドライブの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。 |
設定項目 | 設定内容 | 説明 |
Boot Option #1 ※ |
XXXXX Disabled |
Boot Option #1に設定したSSDから起動します。 |
ご使用の環境により、「Boot Option #2」、「Boot Option #3」、「Boot Option #4」のように設定項目が追加されます。また、Windowsがインストールされているドライブが表示される場合があります。
設定項目 | 設定内容 | 説明 |
Boot Option #1 ※ |
XXXXX Disabled |
Boot Option #1に設定したハードディスクドライブから起動します。 |
ご使用の環境により、「Boot Option #2」、「Boot Option #3」、「Boot Option #4」のように設定項目が追加されます。また、Windowsがインストールされているドライブが表示される場合があります。
設定項目 | 設定内容 | 説明 |
Boot Option #1 ※ |
XXXXX Disabled |
Boot Option #1に設定したCD/DVDドライブから起動します。 |
ご使用の環境により、「Boot Option #2」、「Boot Option #3」、「Boot Option #4」のように設定項目が追加されます。
設定項目 | 設定内容 | 説明 |
Boot Option #1 ※ |
XXXXX Disabled |
Boot Option #1に設定したUSB接続のハードディスクドライブから起動します。 |
ご使用の環境により、「Boot Option #2」、「Boot Option #3」、「Boot Option #4」のように設定項目が追加されます。
本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動選択する場合は、次の手順で行います。