LAVIE First Mobile(FM150)、
LAVIE Direct FM、LAVIE Smart FM

LAVIE First Mobile(FM150)、LAVIE Direct FM、LAVIE Smart FMの基本的なハードウェア環境は、BIOSセットアップユーティリティの「Main」メニュー、「Config」メニュー、「Security」メニュー、「Startup」メニュー、「Restart」メニューで設定できます。
各メニューの設定項目について次に説明します。

表中の反転部分は初期値です。また、「設定内容」の表示される順番は実際と異なる場合があります。

 

BIOSメニューの設定は、タッチ操作でおこなってください。デジタイザーペンを使用することはできません。

 

BIOSセットアップユーティリティは次の手順で起動してください。

  1. パソコン本体の電源を入れる
  2. 電源ランプが点灯したら、BIOSセットアップユーティリティが表示されるまで【F2】を何度も押す

    BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、【F2】を繰り返し押してください。

「Main」メニュー

「System Information」メニュー

設定項目 設定内容 説明
UEFI BIOS version BIOSのバージョンを表示します。
UEFI BIOS Date (Year-Month-Date) BIOSの日付を表示します。
Embedded Controller Version Embedded Controllerのバージョンを表示します。
TXE Firmware Version TXE Firmwareのバージョンを表示します。
Machine Type Model 本装置の型番を表示します。
System-unit serial number 本装置の製造番号を表示します。
System board serial number 本装置のシステム基板の製造番号を表示します。
Asset Tag Asset Tagの情報を表示します。
CPU Type 搭載されているCPUの種類を表示します。
CPU Speed 搭載されているCPUの速さを表示します。
Installed Memory 搭載されているメモリの容量を表示します。
UUID システムUUIDを表示します。
UEFI Secure Boot Secure Boot機能の状態を表示します。

「System Date」メニュー

設定内容 説明
[YYYY MMM DD] 上下にスクロールして、日付を「年 月(英語略称) 日」で変更します。

「System Time」メニュー

設定内容 説明
[HH MM SS] 上下にスクロールして、現在の時刻に「時 分 秒」で変更します。

「Config」メニュー

「Network」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Wake On LAN from Dock Off
On
ドック接続時、ドックのLANコネクタからのWake On LAN機能の有効/無効を設定します。
UEFI IPv4 Network Stack Off
On
IPv4プロトコルによる起動の有効/無効を設定します。
UEFI IPv6 Network Stack Off
On
IPv6プロトコルによる起動の有効/無効を設定します。
UEFI PXE Boot Priority IPv6 First
IPv4 First
優先してネットワークブートをおこなうプロトコルを設定します。
Wireless Certified Information Enter ワイヤレスデバイスの情報を表示します。

「Display」メニュー

設定項目 設定内容 説明
HDMI Off
On
HDMI出力端子の有効/無効を設定します。
Total Graphics Memory 256MB
512MB
グラフィックスメモリに割り当てるメモリを選択します。
Boot Time Extension Disabled
1 second
2 seconds
3 seconds
5 seconds
10 seconds
起動時の待ち時間を設定します。
外部ディスプレイによっては認識に時間のかかる場合があります。外部ディスプレイが認識できないときは、この時間を変更します。

「Power」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Intel(R) SpeedStep technology Off
On
Intel(R) SpeedStep technologyの有効/無効を設定します
  Mode for AC Maximum Performance
Battery Optimized
ACアダプタ使用時の、Intel(R) SpeedStep technologyの実行時のモードを選択します。
  • Maximum Performance
    常に最高速度で動作します。
  • Battery Optimized
    常に最低速度で動作します。
  Mode for Battery Maximum Performance
Battery Optimized
バッテリー使用時の、Intel(R) SpeedStep technologyの実行時のモードを選択します。
  • Maximum Performance
    常に最高速度で動作します。
  • Battery Optimized
    常に最低速度で動作します。
Adaptive Thermal Management
  Scheme for AC Maximize Performance
Balanced
ACアダプタ使用時の、温度管理の設定を選択します。
  • Maximize Performance
    パフォーマンスを優先し、CPUのスロットリングを減らします。
  • Balanced
    ファン音や温度、パフォーマンスのバランスをとります。
  Scheme for Battery Maximize Performance
Balanced
バッテリー動作時の、温度管理の設定を選択します。
  • Maximize Performance
    パフォーマンスを優先し、CPUのスロットリングを減らします。
  • Balanced
    ファン音や温度、パフォーマンスのバランスをとります。
CPU Power Management Off
On
システムが動いていないときにCPUの動作を自動的に止める省電力機能の有効/無効を設定します。
Power On with AC Attach Off
On
「On」に設定すると、ACアダプタを接続するとパソコンが起動します。休止状態の場合は、休止状態から復帰します。
Disable Built-in Battery Enter 一時的に内蔵バッテリを使用しないように設定にします。
内蔵バッテリを使用するように戻す場合は、ACアダプタを接続しなおしてください。

「Security」メニュー

Password

設定項目 設定内容 説明
Supervisor Password Enter スーパーバイザーパスワードを設定します。
  Password Status スーパーバイザーパスワードの状態を表示します。
Lock UEFI BIOS Settings Off
On
「On」に設定すると、スーパバイザパスワードが設定されている場合、パスワードを入力せずにBIOSセットアップユーティリティを起動すると、BIOS設定項目が変更できなくなります。
Password Count Exceeded Error Off
On
「Off」に設定すると、パスワードの入力ミスをカウントしません。

Security Chip

設定項目 設定内容 説明
Security Chip Type セキュリティチップの種類を表示します。
Security Chip Off
On
セキュリティチップの有効/無効を設定します。
Security Reporting Options
  SMBIOS Reporting Off
On
「Off」に設定すると、SMBIOSデータの通知を無効にします。
Clear Security Chip Enter セキュリティチップを初期化します。
Physical Presence for Clear Off
On
「Off」に設定すると、セキュリティチップが初期化される場合に、メッセージで確認しません。

UEFI BIOS Update Opinion

設定項目 設定内容 説明
Flash BIOS Updating by End-Users Off
On
スーパバイザパスワードが設定されている場合、「Off」に設定すると、BIOS更新時にスーパバイザパスワードの入力が必要になります。
Secure RollBack Prevention Off
On
「Off」に設定すると、以前のバージョンへBIOSを戻すことができるようになります。
「On」に設定すると、以前のバージョンへBIOSを戻すことはできません。
Windows UEFI Firmware Update Off
On
Windows UEFI ファームウェア更新プラットフォームの有効/無効を設定します。

Memory Protection

設定項目 設定内容 説明
Execution Prevention Off
On
「On」に設定すると、ウイルスやワームからPCを保護します。
プログラムが正常に動作しない場合は、「Off」を選択してから再度「On」を選択してください。

Virtualization

設定項目 設定内容 説明
Intel(R) Virtualization Technology Off
On
「Off」を選択すると、Intel® VT機能を無効にします。
Intel(R) VT-d Feature Off
On
「Off」を選択すると、Intel® VT-d機能を無効にします。

I/O Port Access

設定項目 設定内容 説明
Wireless LAN Off
On
「Off」にすると、ワイヤレスLANを無効にします。
USB Bluetooth Off
On
「Off」にすると、Bluetoothを無効にします。
USB Port Off
On
「Off」にすると、USBコネクタを無効にします。
SD Card Slot Off
On
「Off」にすると、メモリーカードスロットを無効にします。
Integrated Camera Off
On
「Off」にすると、Webカメラを無効にします。
Fingerprint Reader Off
On
「Off」にすると、指紋リーダーを無効にします。

Security Chip

設定項目 設定内容 説明
Security Chip Off
On
「Off」にするとセキュリティチップが機能しなくなります。
Physical Presence for Provisioning Off
On
「On」にすると、セキュリティチップの設定が変更される場合に、メッセージで確認します。
Physical Presence for Clear Off
On
「Off」にすると、セキュリティチップが初期化される場合に、メッセージで確認しません。

Secure Boot※1

設定項目 設定内容 説明
Secure Boot Off
On
セキュアブート機能の有効/無効を設定します。通常は「On」に設定してください。
Platform Mode プラットフォームモードの状態を表示します。
Secure Boot Mode セキュアブートの状態を表示します。
Reset to Setup Mode Enter 現在のプラットフォームのキーをクリアして、システムを「Setup Mode」にするために使用します。
「Setup Mode」で、独自のプラットフォームのキーをインストールし、Secure Boot署名データベースをカスタマイズできます。
Secure Boot Modeの設定が「Custom Mode」に設定されます。
Restore Factory Keys Enter セキュアブートデータベース内のすべてのキーと証明書を工場出荷時の状態に戻します。
カスタマイズしたSecure Boot設定は消去され、Windows 10用の証明書を含む元の署名データベースとともに、デフォルトのプラットフォームキーが再構築されます。
Clear All Secure Boot Keys Enter セキュアブートデータベース内のすべてのキーをクリアします。

Intel(R) SGX

設定項目 設定内容 説明
Intel(R) SGX Control Disabled
Enabled
Software Controlled
Intel(R) SGX機能の有効/無効を設定します。
本項目は変更しないでください。
  Current State 現在のIntel(R) SGX機能の状態を表示します。「Intel (R) SGX Control」で「Software Controlled」を選択時のみ表示されます。
Owner EPOCH Change※1※2 Enter 所有者のエポックをランダムな新しい値に変更します。

Device Guard

設定項目 設定内容 説明
Device Guard Off
On
Device Guard機能を有効/無効にします。
Device Guard機能を使用するとき以外は、設定値を変更しないでください。

「Startup」メニュー

Startup Option

設定項目 設定内容 説明
UEFI/Legacy Boot UEFI Only この項目は変更できません。
Boot Mode Quick
Diagnostics
  • Quick
    起動時にテストメッセージを表示しません。テストメッセージを表示する場合は【Esc】キーを押してください。
  • Diagnostics
    起動時にテストメッセージを表示します。
Options key Display Off
On
「Off」に設定すると、起動画面にオプションキーメッセージが表示されなくなります。
Boot device List F12 Option Off
On
「Off」に設定すると、BIOSセットアップユーティリティ起動時に【F12】を押しても、起動デバイスの一覧が表示されなくなります。
Boot Order Lock※1 Off
On
「On」に設定すると、BIOSセットアップユーティリティ以外で、起動デバイスの優先順位を変更することができなくなります。

Edit Boot Order

通常、起動する際のOSを検索するデバイスの順序を設定します。デバイスを選択し、ドラッグして、起動順位を決定します。初期設定値は次の通りです。

USB CD

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

USB FDD

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

SD Card

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

eMMC Card

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

ATA HDD0

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

USB HDD

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

PCI LAN

設定項目 設定内容 説明
Activate BootOption Off
On
このデバイスからブートするかどうかを設定します。

「Restart」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Exit Saving Changes 設定を保存して BIOSセットアップを終了します。
Exit Discarding Changes 設定を保存しないで BIOSセットアップを終了します。
Load Setup Defaults BIOSの設定を初期設定値に戻します。※1
OS Optimized Defaults※2 Off
On
使用するOSに最適な設定値を設定します。「On」から変更しないでください。
【F9】や「Load Setup Defaults」で工場出荷設定をロードしても、本設定は保持されます。
Discard Changes 設定の変更を破棄します。
Save Changes 設定を保存します。

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