LAVIE N15(N155C/C、N1530/C)、LAVIE Direct N15、LAVIE Smart N15


LAVIE N15(N155C/C、N1530/C)、LAVIE Direct N15、LAVIE Smart N15の基本的なハードウェア環境は、BIOSセットアップユーティリティの「Main」メニュー、「Advanced」メニュー、「Security」メニュー、「Boot」メニュー、「Exit」メニューで設定できます。
各メニューの設定項目について次に説明します。

表中の反転部分は初期値です。また、「設定内容」の表示される順番は実際と異なる場合があります。

 

BIOSセットアップユーティリティは次の手順で起動してください。

  1. パソコン本体の電源を入れる
  2. 電源ランプが点灯したら、BIOSセットアップユーティリティが表示されるまで【F2】を何度も押す

    BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、【F2】を繰り返し押してください。

「Main」メニュー

設定項目 設定内容 説明
BIOS Version BIOSのバージョンを表示します。
EC Version ECのバージョンを表示します。
ME FW Version ME FWのバージョンを表示します。
Product Name 本装置の型番を表示します。
Serial Number 本装置の製造番号を表示します。
System Time 現在の時刻を「時:分:秒」で入力します。
System Date 日付を「曜日(表示のみ) 月/日/年」で入力します。
SATA Port0 現在接続されているSATAデバイスを表示します。
SATA Port1 現在接続されているSATAデバイスを表示します。
PCIE Port13 現在接続されているPCIEデバイスを表示します。
CPU Type 搭載されているCPUの種類を表示します。
CPU Speed 搭載されているCPUの速さ(クロック数)を表示します。
System Memory 搭載されているシステムメモリ容量を表示します。
Wireless certification information 【Enter】を押すと本体内蔵の無線機器に関する情報を表示します。

「Advanced」メニュー

 

「Advanced」メニューの設定項目を変更する際は、Windowsの再起動時にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。「シャットダウン」の状態から電源を入れてBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、変更が正しく反映されない場合があります。

Windowsの「高速スタートアップ」の機能が有効になっているときは、必ずタスクバーにある - から「再起動」を選択後にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。

設定項目 設定内容 説明
Fn/Left Ctrl Key Replacement Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると内蔵キーボードの【Fn】キーと左側の【Ctrl】キーの機能を入れ換えます。
Power Off USB Charge Disabled
AC
AC/Battery
スリープ状態、休止状態、および電源オフ時のUSBポート充電の有効/無効を設定します。
  • Disabled:
    無効
  • AC:
    本機にACアダプタを取り付け、ACコンセントに接続している場合のみ有効
  • AC/Battery:
    有効
Panel Open Power On Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、ディスプレイを開けたときに、スリープ状態、休止状態、および電源オフ状態からパソコンを起動することができます。
Network Stack Disabled
Enabled
ネットワークブートの有効/無効を設定します。
Remote Power On Disabled
Enabled
Wake On LAN機能の有効/無効を設定します。
USB Storage Device Support※1 Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、USBストレージデバイスのエミュレーションを有効にします。
Hyper-Threading※2 Disabled
Enabled
「Intel(R) Hyper-Threading Technology」機能を使用する場合は「Enabled」に設定します。
Software Guard Extensions (SGX) Disabled
Enabled
Software Controlled
Software Guard Extensions機能の有効/無効を設定します。
通常は「Software Controlled」の設定でお使いください。

「Security」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Supervisor Password スーパーバイザーパスワードの設定状態を表示します。
User Password ユーザーパスワードの設定状態を表示します。
Change Supervisor Password スーパーバイザーパスワードを設定します。
Change User Password※1 ユーザーパスワードを設定します。
Password Check※1 Always
Setup
パスワードの入力を、システムを起動するたびにおこなうか、セットアップ時のみにおこなうか選びます。
Hard Disk Security
  SATA Port0:XXXXXXXX※4 HDDパスワードを設定します。項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。
設定については「Hard Disk Security」をご覧ください。
PCIE Port13:XXXXXXXX※4 HDDパスワードを設定します。項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。
設定については「Hard Disk Security」をご覧ください。
BIOS Lock Disabled
Enabled
BIOS Lock機能の有効/無効を設定します。
Intel(R) Platform Trust Technology Disabled
Enabled
「Disabled」に設定すると、Intel(R) Platform Trust Technology を使用しません。
System Mode State System Modeの設定状態を表示します。
Secure Boot State Secure Bootの設定状態を表示します。
Secure Boot Disabled
Enabled
Secure Boot機能の有効/無効を設定します。
通常は「Enabled」の設定でお使いください。
Secure Boot Mode※2 Standard
Custom
Secure BootのKeyデータベースの操作を可能にします。
「Standard」から変更しないでください。
Key Management※3 項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。設定については「Key Management」をご覧ください。

Hard Disk Security

 

HDDパスワードの設定をする場合、シャットダウンの状態から電源を入れてBIOSセットアップユーティリティを起動してください。

設定項目 設定内容 説明
HDD Password HDDパスワードの設定状態を表示します。
Set Master Password HDDマスターパスワードを設定します。
Set User Password※1 HDDユーザーパスワードを設定します。

Key Management

設定項目 設定内容 説明
Factory Key Provision Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、キーがインストールされていないとき、次回起動時に自動的に工場出荷時のキーをインストールします。
キーをクリアする場合は「Disabled」に設定してください。
Restore Factory Keys※1 本項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すと、工場出荷時のキーがインストールされます。
Reset To Setup Mode※2 インストールされているキーをクリアします。本項目にカーソルを合わせ【Enter】を押し、表示される画面にしたがってください。

「Boot」メニュー

設定項目 設定内容 説明
1st Boot Hard Disk
CD/DVD
USB Hard Disk
Network
Disabled
1番目に起動するデバイスを設定します。
2nd Boot Hard Disk
CD/DVD
USB Hard Disk
Network
Disabled
2番目に起動するデバイスを設定します。
3rd Boot Hard Disk
CD/DVD
USB Hard Disk
Network
Disabled
3番目に起動するデバイスを設定します。
4th Boot Hard Disk
CD/DVD
USB Hard Disk
Network
Disabled
4番目に起動するデバイスを設定します。
Hard Disk Drive BBS Priorities※1 内蔵ストレージの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。
CD/DVD Drive BBS Priorities※2 CD/DVDドライブなどのリムーバブルドライブの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。
USB Hard Disk Drive BBS Priorities※3 ハードディスクドライブなどのリムーバブルドライブの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。
Network Device BBS Priorities※4 ネットワーク接続デバイスの起動順位を設定します。この項目にカーソルを合わせ【Enter】を押すとサブメニューの設定画面になります。【Esc】を押すともとの画面に戻ります。

「Hard Disk Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
Boot Option #1※1 XXXXX
Disabled
Boot Option #1に設定した内蔵ストレージから起動します。

「CD/DVD Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
Boot Option #1※1 XXXXX
Disabled
Boot Option #1に設定したCD/DVDドライブから起動します。

「USB Hard Disk Drive BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
Boot Option #1※1 XXXXX
Disabled
Boot Option #1に設定したUSB接続のデバイスのドライブから起動します。

「Network Device BBS Priorities」サブメニュー

設定項目 設定内容 説明
Boot Option #1※1 XXXXX
Disabled
Boot Option #1に設定したネットワーク接続デバイスから起動します。

「Exit」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Save Changes and Reset 設定を保存して BIOSセットアップを終了します。
Discard Changes and Reset 設定を保存しないで BIOSセットアップを終了します。
Discard Changes 設定の変更を破棄します。
Restore Defaults BIOSの設定を初期設定値に戻します。
HDD Recovery 本機を初期状態に戻すための画面を表示します。
Boot Override 表示されているデバイスから、本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動で選択します。

本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動選択する

本機の起動時に、OSを起動するデバイスを手動選択する場合は、次の手順で行います。

  1. BIOSセットアップユーティリティを起動する

     

    • ユーザーパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、本機能は使用できません。
    • BIOSセットアップユーティリティが起動しない場合は、いったん電源を切り、本体の電源を入れた直後にBIOSセットアップユーティリティが表示されるまで、【F2】を繰り返し押してください。
    • 他の設定項目を変更している場合、または【F9】などで工場出荷時の設定値に戻している場合は、一度変更を保存した後、本機能を使用してください。
  2. キーボードの【←】【→】でメニューバーの「Exit」を選択する
  3. 「Boot Override」から【↑】【↓】で起動するデバイスを選択し、【Enter】を押す

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