LAVIE Direct DT Slim

LAVIE Direct DT Slimの基本的なハードウェア環境は、BIOSセットアップユーティリティの「Main」メニュー、「Devices」メニュー、「Advanced」メニュー、「Power」メニュー、「Security」メニュー、「Startup」メニュー、「Exit」メニューで設定できます。キーボードだけでなく、マウスでも操作することができます。

各メニューの設定項目について次に説明します。
表中の反転部分は初期値です。また、「設定内容」に表示した順番は実際と異なる場合があります。

 

「Main」メニュー

設定項目 設定内容 説明
System Summary 項目上で【Enter】を押すと「System Summary」画面を開きます。
System Time & Date 項目上で【Enter】を押すと「System Time & Date」画面を開きます。
Machine Type and Model 型番を表示します。
System Serial Number 製造番号を表示します。
System UUID UUID番号を表示します。
Ethernet MAC Address※1 内蔵LANのMACアドレスを表示します。
ME Firmware Version MEファームウェアのバージョンを表示します。
Embedded Controller Version ECのファームウェアバージョンを表示します。
BIOS Revision Level BIOSのバージョンを表示します。
Boot Block Revision Level BIOSのBoot Blockのバージョンを表示します。
BIOS Date (MM/DD/YYYY) BIOSの作成日を表示します。
Setup Mode Select Graphic
Text
BIOSセットアップユーティリティーの表示モードを設定します。

System Summary

設定項目 設定内容 説明
CPU Type CPUタイプを表示します。
CPU Speed CPU速度を表示します。
CPU Core Count CPUコア数を表示します。
Installed Memory 搭載されているシステムメモリ容量を表示します。
Memory Bus Speed メモリバスの速度を表示します。
Active Video 使用しているグラフィックコントローラを表示します。
Onboard Audio 内蔵オーディオコントローラの状態を表示します。
Onboard Ethernet 内蔵LAN機能の状態を表示します。
CPU Fan 本体内部を冷却するファンの動作状態を表示します。
M.2 Drive 1 現在マザーボードのM.2 NVMeインターフェイスに接続されているデバイスを表示します。
SATA Drive 1 現在マザーボードのSATAインターフェイスに接続されているSATAデバイスを表示します。

System Time & Date

設定項目 設定内容 説明
System Time (HH:MM:SS) 現在の時刻を「時:分:秒」(24時間形式)で設定します。
System Date (MM/DD/YYYY) 現在の日付を「月/日/年」(西暦)で設定します。

「Devices」メニュー

 

「Devices」メニューの設定項目を変更する際は、一度、Windowsを起動し、画面左下にある - から「再起動」を選択し、Windowsの再起動時にBIOSセットアップユーティリティを起動してください。

次の状態から電源を入れ、BIOSセットアップユーティリティを起動して設定項目を変更すると、変更が正しく反映されない等の問題が発生する場合があります。

設定項目 設定内容 説明
Serial Port Setup※1 シリアルポートの設定をします。
設定については「Serial Port Setup」をご覧ください。
USB Setup USBポートの設定をします。
設定については「USB Setup」をご覧ください。
ATA Drive Setup SATAドライブの設定をします。
設定については「ATA Drive Setup」をご覧ください。
Video Setup ビデオの設定をします。
設定については「Video Setup」をご覧ください。
Audio Setup オーディオの設定をします。
設定については「Audio Setup」をご覧ください。
Network Setup ネットワークの設定をします。
設定については「Network Setup」をご覧ください。
Bluetooth ※2 Enabled
Disabled
Bluetoothの有効/無効を設定します。

Serial Port Setup

設定項目 設定内容 説明
Serial Port1 Address Disabled
3F8/IRQ4
2F8/IRQ3
3E8/IRQ4
2E8/IRQ3
シリアルポート1のI/OアドレスとIRQ割り当てを設定します。
「Disabled」に設定するとシリアルポートが使用できなくなります。

USB Setup

設定項目 設定内容 説明
USB Port Access Enabled
Disabled
USB機能の有効/無効を設定します。
USB Enumeration Delay ※1 Enabled
Disabled
本機に接続したUSB機器が検出できない場合は、「Enabled」に設定してください。検出までの時間が増えますが、USB機器の検出が改善されることがあります。
Front USB Ports ※1 Enabled
Disabled
本体前面のUSBポートの有効/無効を設定します。
  USB Port 1 ※2 Enabled
Disabled
本体前面のUSBポートの有効/無効を個別に設定します。
  USB Port 2 ※2 Enabled
Disabled
  USB Port 3 ※2 Enabled
Disabled
Rear USB Ports※1 Enabled
Disabled
本体背面のUSBポートの有効/無効を設定します。
  USB Port 4 ※3 Enabled
Disabled
本体背面のUSBポートの有効/無効を個別に設定します。
  USB Port 5 ※3 Enabled
Disabled
  USB Port 6 ※3 Enabled
Disabled
  USB Port 7 ※3 Enabled
Disabled

ATA Drive Setup

設定項目 設定内容 説明
SATA Controller Enabled
Disabled
SATA機能の有効/無効を設定します。
SATA Drive 1※1 Enabled
Disabled
内蔵ストレージのSATAポートの有効/無効を設定します。
「Disabled」に設定すると内蔵ストレージが使用できなくなります。
Hard Disk Pre-delay Disabled
3 Seconds
6 Seconds
9 Seconds
12 Seconds
15 Seconds
21 Seconds
30 Seconds
BIOSによるチェック開始までの待ち時間を設定します。電源を入れたときに、内蔵ストレージが安定して動作するまで時間がかかる場合に設定します。

Video Setup

設定項目 設定内容 説明
Select Active Video IGD
Auto
使用するグラフィックスデバイスを指定します。
  • IGD
    内蔵グラフィックデバイス
  • Auto
    自動設定
Pre-Allocated Memory Size ※1 64 MB
96 MB
128 MB
160 MB
内蔵グラフィックスのプリアロケーションメモリサイズを設定します。
Total Graphics Memory ※1 128 MB
256 MB
Maximum
内蔵グラフィックスデバイスで利用可能なVRAM容量を設定します。
Windowsでは本機能は使用しません。

Audio Setup

設定項目 設定内容 説明
Onboard Audio Controller Enabled
Disabled
オーディオ機能の有効/無効を設定します。
Internal Speaker ※1 Enabled
Disabled
内蔵スピーカの有効/無効を設定します。

Network Setup

設定項目 設定内容 説明
Onboard Ethernet Controller Enabled
Disabled
内蔵LAN機能の有効/無効を設定します。
Wireless LAN Access ※1 Enabled
Disabled
無線LAN機能の有効/無効を設定します。
Wireless Certified Information ※1 項目上で【Enter】を押すと「Wireless Certified Information」画面を開きます。
Wireless LAN PXE boot ※1 Enabled
Disabled
Wireless LAN PXEブート機能の有効/無効を設定します。
Wireless Auto Disconnection ※1 Enabled
Disabled
「Enabled」に設定すると、本機のLANコネクタにLANケーブルを接続したときに、本機の無線LAN機能を自動的に無効にします。
PXE IPV4 Network Stack Enabled
Disabled
UEFIブート時のネットワークブート機能(IPV4)の有効/無効を設定します。
PXE IPV6 Network Stack Enabled
Disabled
UEFIブート時のネットワークブート機能(IPV6)の有効/無効を設定します。

Wireless Certified Information

設定項目 設定内容 説明
Wireless Certified Information 項目上で【Enter】を押すと、本体内蔵のワイヤレスデバイスに関する情報を表示します。

「Advanced」メニュー

「Advanced」メニューの項目は工場出荷設定でお使いください。

設定項目 設定内容 説明
CPU Setup CPUの設定をします。
設定については「CPU Setup」をご覧ください。
Intel(R) Manageability ※1 Intel(R) Manageabilityの設定をします。
設定については「Intel(R) Manageability」をご覧ください。
Windows Modern Standby Windows Modern Standbyの設定を表示します。
Intel(R) DPTF Support Enabled
Disabled
Intel® DPTF機能の有効/無効を設定します。
BIOS Self-healing BIOS Self-healing機能の設定を表示します。

CPU Setup

設定項目 設定内容 説明
Intel(R) Speed Shift Technology Enabled
Disabled
CPUのSpeed Shift機能の有効/無効を設定します。
工場出荷時設定でお使いください。
Intel(R) Hyper-Threading Technology ※1 Enabled
Disabled
CPUのHyper-Threading機能の有効/無効を設定します。
工場出荷時設定でお使いください。
Core Multi-Processing Enabled
Disabled
CPUのコア数を設定します。
「Disabled」に設定すると1コアで動作します。
Intel(R) Virtualization Technology Enabled
Disabled
Intel® VT-x機能の有効/無効を設定します。
VT-d Feature※2 Enabled
Disabled
Intel® VT-d機能の有効/無効を設定します。
IOMMU Enabled
Disabled
IOMMU機能の有効/無効を設定します。
C1E Support Enabled
Disabled
CPUの拡張C1機能の有効/無効を設定します。
C State Support C1
C1C3
C1C3C6
C1C3C6C7
C1C3C6C7C8
C1C3C6C7C8C10
アイドル時のCPUパワーマネージメントステートを設定します。
Turbo Mode ※1※3 Enabled
Disabled
CPUのターボブースト機能の有効/無効を設定します。
CPU ID CPUのID番号を表示します。
Microcode Revision (MM/DD/YYYY) CPUのマイクロコードのレビジョンを表示します。

Intel(R) Manageability

設定項目 設定内容 説明
ME Firmware Version MEファームウェアのバージョンを表示します。
Manageability Type マネージメント機能の現在のタイプを表示します。

「Power」メニュー

設定項目 設定内容 説明
After Power Loss Power Off
Power On
Last State
AC電源(AC100V)が失われた際に、AC電源復帰後の動作を設定します。
  • Power Off
    AC電源が復帰しても、電源は切れたままになります。
  • Power On
    AC電源が復帰した際に電源が入ります。
  • Last State
    AC電源が失われたときの電源状態になります。
Enhanced Power Saving Mode Enabled
Disabled
本機のEnhanced Power Saving Modeの有効/無効を設定します。「Enabled」に設定すると、電源が切れている状態、および、休止状態においてシステムはより省電力モードになります。なお、「Enabled」に設定した場合は、電源が切れている状態からはLANからのアクセス(WoL)によって、システムの電源を操作することはできません。
Smart Power On Enabled
Disabled
「Enabled」に設定すると、USBキーボードにより電源を入れる機能を有効にします。
本体のUSB3.0コネクタ(キーボードパワーオン対応)にUSBキーボードを接続し、キーボードの【Alt】+【P】を押すと、コンピュータの電源が入ります。
Intelligent Cooling ファン制御に関する機能の設定をします。
設定については「Intelligent Cooling」をご覧ください。
Automatic Power On 日時指定や、リモートパワーオン(WoL(Wake on LAN))により自動的に電源を入れる設定をします。
設定については「Automatic Power On」をご覧ください。

Intelligent Cooling

設定項目 設定内容 説明
Performance Mode Balance mode
Performance mode
Full Speed
ファン制御の動作モードを設定します。

Automatic Power On

設定項目 設定内容 説明
Wake on LAN ※1※6 Enabled
Disabled
LANによって電源を操作します。シャットダウンからWoLを利用する場合は、「Enabled」に設定します。
Wake from Serial Port Ring ※6※7※8 Enabled
Disabled
シリアルポートリングによって電源を操作します。シャットダウンまたは休止状態から「Wake from Serial Port Ring」を利用する場合は、「Enabled」に設定します。
Wake Up on Alarm Single Event
Daily Event
Weekly Event
User Defined
Disabled
日付や時間を指定して、本機の電源を入れます。
  • Single Event
    日と時間を指定する場合に選択します。
  • Daily Event
    時間のみ指定する場合に選択します。
  • Weekly Event
    曜日と時間を指定する場合に選択します。
  • User Defined
    「User Defined Alarm」で任意に設定した曜日と時間を指定する場合に選択します。
  Alarm Time(HH:MM:SS) ※2※3※4 HH:MM:SS 電源が入る時刻を指定します。
  Alarm Date(MM/DD/YYYY) ※2 MM/DD/YYYY 電源が入る日付を指定します。
  Alarm Day of Week ※4 Sunday
Monday
Tuesday
Wednesday
Thursday
Friday
Saturday
電源が入る曜日を指定します。
User Defined Alarm ※5 本機の電源が入る曜日や時間を任意に指定します。
設定については「User Defined Alarm」をご覧ください。

User Defined Alarm

設定項目 設定内容 説明
Sunday Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると日曜日に本機の電源が入ります。
Monday Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると月曜日に本機の電源が入ります。
Tuesday Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると火曜日に本機の電源が入ります。
Wednesday Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると水曜日に本機の電源が入ります。
Thursday Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると木曜日に本機の電源が入ります。
Friday Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると金曜日に本機の電源が入ります。
Saturday Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると土曜日に本機の電源が入ります。
User Defined Alarm Time(HH:MM:SS) [HH:MM:SS] 本機の電源が入る時間を指定します。

「Security」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Supervisor Password スーパバイザパスワードの設定状態を表示します。工場出荷時は「Not Installed」です。
「Set Supervisor Password」でスーパバイザパスワードを設定した場合、「Installed」が表示されます。
Power-On Password パワーオンパスワードの設定状態を表示します。工場出荷時は「Not Installed」です。
「Set Power-On Password」でパワーオンパスワードを設定した場合、「Installed」が表示されます。
Set Supervisor Password (パスワード) スーパバイザパスワードの設定、変更を行います。設定した場合、BIOSセットアップユーティリティ起動時にスーパバイザパスワードの入力が求められます。
Set Power-On Password ※1 (パスワード) パワーオンパスワードの設定・変更を行います。設定した場合、BIOSセットアップユーティリティ起動時およびシステム起動時にパスワード入力を求められます。
Hard Disk Password 内蔵ストレージのパスワードの設定をします。
設定については「Hard Disk Password」をご覧ください。
Password Policies BIOSパスワードに関する設定をします。
設定については「Password Policies」をご覧ください。
Secure Roll Back Prevention Yes
No
「No」に設定すると、古いバージョンへのBIOSアップデートができます。
Windows UEFI Firmware Update Enabled
Disabled
「Disabled」に設定すると、UEFIのファームウェアの更新を実行しません。
TCG Feature Setup セキュリティチップ機能の設定をします。
設定については「TCG Feature Setup」をご覧ください。
System Event Log システムイベントログの確認や消去をします。
詳しくは、「System Event Log」をご覧ください。
Secure Boot Secure Boot機能の設定をします。
詳しくは、「Secure Boot」をご覧ください。
Device Guard Enabled
Disabled
Device Guard機能を有効/無効にします。
Device Guard機能を使用するとき以外は、設定値を変更しないでください。
Cover Tamper Detected Enabled
Disabled
本項目は、本機ではサポートしておりません。
本項目は変更しないでください。
Configuration Change Detection Enabled
Disabled
「Enabled」に設定すると、機器の構成を変更後、起動時にその変更内容を表示します。変更内容を表示しないようにするには、BIOSセットアップユーティリティで【F10】を押して本機を再起動します。

スーパバイザパスワード、パワーオンパスワードの設定

「Set Supervisor Password」または「Set Power-On Password」にカーソルを合わせて【Enter】を押すと表示される設定画面で設定します。

新しくパスワードを設定する場合は、「Enter New Password」欄に設定するパスワードを入力して【Enter】を押し、「Confirm New Password」欄に確認のために同じパスワードを入力して【Enter】を押してください。パワーオンパスワードを設定した場合、本機の起動時に設定したスーパバイザパスワードかパワーオンパスワードを入力する必要があります。

設定済みのパスワードを変更する場合は、「Enter Old Password」欄に現在のパスワードを入力して【Enter】を押した後で、新しくパスワードを設定する場合と同様にパスワードを入力してください。パワーオンパスワードは「Enter Old Password」にスーパバイザパスワードを入力しても変更が可能です。

 

Hard Disk Password

 

設定項目 設定内容 説明
M.2 Drive 1 Password ※1※2 Disabled
Single Password
Dual Password(Admin+User)

M.2 NVMe Portに接続された内蔵ストレージのパスワードを設定します。内蔵ストレージのパスワードを設定すると電源を入れたときに内蔵ストレージのパスワードの入力が必要になります。

「Single Password」を選ぶと1つのパスワードを設定します。「Dual Password(Admin+User)」を選ぶとユーザパスワードとマスタパスワードの2つのパスワードを設定します。

SATA Drive 1 Password ※1※2 Disabled
Single Password
Dual Password(Master+User)

SATA Portに接続された内蔵ストレージのパスワードを設定します。内蔵ストレージのパスワードを設定すると電源を入れたときに内蔵ストレージのパスワードの入力が必要になります。

「Single Password」を選ぶと1つのパスワードを設定します。「Dual Password(Master+User)」を選ぶとユーザパスワードとマスタパスワードの2つのパスワードを設定します。

Require HDP on System Boot Auto
Power On
No

起動時や再起動時にハードディスクパスワードの入力を必要とするかどうかを設定します。

「Power On」に設定すると、電源オフの状態から本体を起動する場合に、ハードディスクパスワードの入力が必要になります。

「No」に設定すると、ハードディスクパスワードの入力を必要としません。

Block SID Authentication Enabled
Disabled
「Disabled」に設定すると、次回の起動時に限り、SID 認証をブロックしません。
Security Erase HDD Data 項目上で【Enter】を押すと「Security Erase HDD Data」画面を開きます。

ハードディスクパスワードの設定

設定するパスワードの項目(「SATA Drive 1 Password」など)に合わせて【Enter】を押すと表示される設定画面で設定します。

ハードディスクパスワードを設定した場合、「Require HDP on System Boot」を「No」以外に設定時のみ、本機の起動時に設定したハードディスクユーザパスワードかハードディスクマスタパスワードを入力する必要があります。

ハードディスクパスワードの解除

ハードディスクパスワードを解除するパスワードの項目(「SATA Drive 1 Password」など)にカーソルを合わせ【Enter】を押すと表示される設定画面で行います。

 

スーパバイザパスワードとパワーオンパスワードの両方を設定した状態で、パワーオンパスワードを入力してBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、ハードディスクパスワードの解除はできません。

Security Erase HDD Data

 

消去したデータを復旧することはできませんので、実行時には十分ご注意下さい。

設定項目 設定内容 説明
Erase M.2 Drive 1 Data ※1※2

内蔵ストレージのセキュリティ機能でSATA PortまたはM.2 NVMe Portに接続されている内蔵ストレージのデータとパスワードを消去します。

実行時にはハードディスクパスワードが求められます。あらかじめハードディスクパスワードを設定しておいてください。

Erase SATA Drive 1 Data ※1※2

Password Policies

設定項目 設定内容 説明
BIOS Password At Sysetm Boot Yes
No
電源が切れている状態および休止状態から起動するときに、パスワードの入力を必要とするかどうかを設定します。
BIOS Password At Reboot Yes
No

再起動時にパスワードの入力を必要とするかどうかを設定します。

「No」に設定すると、再起動時はパスワードの入力は不要です。

BIOS Password At Boot Device List ※1 Yes
No
「Yes」に設定すると、【F12】キーで「Startup Device Menu」を表示させる場合に、スーパーバイザーパスワードの入力が必要になります。
Require SVP when Flashing Yes
No
「Yes」に設定すると、BIOSアップデート時にスーパバイザパスワードが必要です。
POP Changeable by User ※2 Yes
No

パワーオンパスワードの変更権限を設定します。

「No」に設定すると、パワーオンパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、パワーオンパスワードが変更できません。

Password Count Exceeded Error Enabled
Disabled
「Disabled」に設定すると、起動時にスーパバイザパスワードを一定数間違えた場合、エラーメッセージを表示しません。

TCG Feature Setup

設定項目 設定内容 説明
TCG Security Device State TCGセキュリティデバイスの状態を表示します。
Security Chip 2.0 ※1 Enabled
Disabled
セキュリティチップの有効/無効を設定します。
Clear TCG Security Feature ※2 No
Yes
「Yes」に設定すると、次回起動時にセキュリティチップを初期化します。
Physical Presence for Clear ※2 Disabled
Enabled

セキュリティチップの初期化をする場合に、確認メッセージを表示するかを設定します。

「Enabled」に設定した場合、初期化を要求されたときに確認メッセージが表示されます。

System Event Log

設定項目 設定内容 説明
View System Event Log 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと、システムのイベントログが表示されます。
Clear System Event Log 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと、警告メッセージが表示されます。「Yes」を選択して【Enter】を押すと、システムのイベントログが消去されます。

Secure Boot

設定項目 設定内容 説明
System Mode System Modeの状態が表示されます。
Secure Boot Disabled
Enabled
Secure Boot機能の有効/無効を設定します。通常は「Enabled」に設定してください。
Restore Factory Keys 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと、工場出荷時のKeyがインストールされ、「User Mode」または「Deployed Mode」になります。
Reset Platform to Setup Mode ※1 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと、インストールされているKeyをクリアし、「Setup Mode」にします。
Enter Audit Mode ※2 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと、インストールされているPlatform Key(PK)をクリアし、「Audit Mode」にします。
Enter Deployed Mode ※3 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと、「Deployed Mode」になります。
Exit Deployed Mode ※4 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと、「User Mode」になります。
Key Management

Secure BootのKeyデータベースの操作を行う項目です。知識のない方は操作しないでください。

設定については、「Key Management」をご覧ください。

Key Management

 

Secure BootのKeyデータベースの操作を行う項目です。Secure BootのKeyデータベースの操作を行う必要のない方は、操作しないでください。

設定項目 設定内容 説明
Platform Key(PK) Enter Secure BootのKeyデータベースの操作を行います。
Key Exchange Keys
Authorized Signatures
Forbidden Signatures

「Startup」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Boot Priority Order

「First Boot Device」で「Boot Order」を選択した場合に、OSを検索するデバイスの順番を設定します。

詳しくは、「Boot Priority Order」をご覧ください。

First Boot Device Network
SATA Drive
M.2 Drive
VMD Drive
USB HDD
USB CDROM
Boot Order

本機が起動するときに、OSを検索するデバイスグループを設定します。

「Boot Order」に設定した場合は、「Boot Priority Order」で設定した順番でOSを検索します。

First ***※1 Device※2 Disabled
***※1
本機が起動するときにOSを検索するデバイスを、「First Boot Device」で設定したデバイスグループの中から設定します。
Boot Up Num-Lock Status On
Off
起動時のNum Lockのオン/オフを設定します。Windowsの起動後は、本項目の設定に関わらず、Windowsの設定が優先されます。
Fast Boot Enabled
Disabled
Fast Boot機能の有効/無効を設定します。
Option Keys Display Enabled
Disabled
本機では使用しません。

Boot Priority Order

設定項目 設定内容 説明
Uefi Boot Options: M.2 Drive 1※1
SATA 1※1
Network 1
USB HDD 1
USB CDROM 1

「First Boot Device」で「Boot Order」を選択した場合に、OSを検索するデバイスの順番を設定します。 上にあるデバイスから検索し、OSが存在しないなどの理由で起動に失敗した場合は、次のデバイスを検索します。

デバイスの順番を変更するには、変更したいデバイスにカーソルを合わせてテンキーの【+】【-】で変更します。

OSの検索から除外したいデバイスがある場合は、除外したいデバイスにカーソルを合わせて【X】を押します。

設定項目によっては、お使いのモデルにより表示されない場合があります。

Excluded from boot order:  

OSの検索から除外したデバイスが表示されます。

OSの検索に追加したいデバイスがある場合は、追加したいデバイスにカーソルを合わせて【X】を押します。

「Exit」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Save Changes and Exit 設定を保存して BIOSセットアップを終了します。
Discard Changes and Exit 設定を保存しないで BIOSセットアップを終了します。
Load Optimal Defaults BIOSの設定を初期設定値に戻します。

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