LAVIE N14 Slim、LAVIE Direct N14 Slim、LAVIE Smart N14 Slim

LAVIE N14 Slim、LAVIE Direct N14 Slim、LAVIE Smart N14 Slimの基本的なハードウェア環境は、BIOSセットアップユーティリティの「Information」メニュー、「Configuration」メニュー、「Security」メニュー、「Boot」メニュー、「Exit」メニューで設定できます。
各メニューの設定項目について次に説明します。

表中の反転部分は初期値です。また、「設定内容」に表示した順番は実際と異なる場合があります。

 

BIOSセットアップユーティリティは次の手順で起動してください。

  1. パソコン本体の電源を切る
  2. クリップの先などを使って、Novoボタン(リカバリーボタン)を押す

    本体の電源が入り、「Novo Button Menu」が表示されます。

     

    Novoボタン(リカバリーボタン)の位置は、 『LAVIEマニュアル』-「機能を知る」-「各部の名称と役割」の「本体右側面」をご覧ください。
  3. 【↑/PgUp】【↓/PgDn】で「BIOS Setup」を選択し、【Enter】を押す

パソコン本体の電源を入れ、電源ランプが点灯したら【volumeminus icon / F2】を何度も押すことでも、BIOSセットアップユーティリティを起動できます。

 

BIOSの設定を変更後に、Windowsが起動しなくなる場合があります。
その場合は、次の手順でBIOSの設定をご購入時の状態に戻してください。

    BIOSの設定をご購入時の状態に戻す方法

  1. 市販の周辺機器を取り付けている場合は、すべて取り外す
  2. BIOSセットアップユーティリティを起動する
  3. setting icon / F9】を押す
  4. 表示された画面で「Yes」を選択し、【Enter】を押す

    システムの設定が初期値に戻ります。

  5. lock icon / F10】を押す
  6. 表示された画面で「Yes」を選択し、【Enter】を押す

    システムの設定が保存されて、自動的に再起動します。

「Information」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Product Name 本製品の型番を表示します。
BIOS Version BIOSのバージョンを表示します。
EC Version ECのバージョンを表示します。
MTM 本製品のモデル(MTM)を表示します。
SN 本製品の製造番号を表示します。
UUID Number UUIDを表示します。
CPU 搭載されているCPUの情報を表示します。
System Memory 搭載されているメモリーの容量を表示します。
NVME SSD 搭載されているSSDの情報を表示します。
Secure Boot Secure Bootの状態を表示します。

「Configuration」メニュー

設定項目 設定内容 説明
System Time 項目上で【Enter】を押すと「System Time」画面を開きます。現在の時刻を「時/分/秒」(24時間形式)で設定します。
System Date 項目上で【Enter】を押すと「System Date」画面を開きます。現在の日付を「月/日/年(西暦)」で設定します。設定した月/日/年に応じて曜日が表示されます。
Wireless LAN Disabled
Enabled
「Disabled」に設定すると、ワイヤレスLAN機能が使用できなくなります。
Network 項目上で【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。詳細については、「Network」をご覧ください。
UMA Frame Buffer Size 512M
1G
2G
UMA Frame Buffer Sizeを設定します。
AMD V(TM) Technology Disabled
Enabled
「Disabled」に設定するとAMD V(TM) Technologyの機能を無効にします。
BIOS Back Flash Disabled
Enabled
BIOSのバージョンダウンの許可/不許可を設定します。本項目は変更しないでください。
Hotkey Mode Disabled
Enabled

「Enabled」に設定すると、【volumeminus icon / F1】~【volumeminus icon / F12】をそのまま押すことで記載されているアイコンの機能が利用できるようになります。

volumeminus icon / F1】~【volumeminus icon / F12】を通常のファンクションキーとして使用する場合は【Fn】を押したまま【volumeminus icon / F1】~【volumeminus icon / F12】を押してください。

Fn/Left Ctrl Key Replacement Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、本体キーボードの【Fn】と左側の【Ctrl】の機能を入れ換えます。
Always On USB Disabled
Enabled
電源が切れている状態などで、USBポートから外部デバイスへ充電するか設定します。
Charge In Battery Mode※1 Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、バッテリー駆動時に、休止状態、および電源が切れている状態のときのUSBポート充電が可能になります。
System Performance Mode Intelligent Cooling
Extreme Performance
Battery Saving
System Performance Modeを設定します。
Flip to Start Disabled
Enabled
パネルオープンパワーオン機能の有効/無効を設定します。
Disable Built-in battery Enter 項目上で【Enter】を押し、表示されたメニューで「Yes」を選択すると、パソコンの電源がオフになり内蔵のバッテリーが一時的に無効になります。再度バッテリーを有効にするには、ACアダプタを接続しなおしてください。

Network

設定項目 設定内容 説明
Wireless Certified Information 【Enter】を押すと、本体内蔵のワイヤレスデバイスに関する情報を表示します。

「Security」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Administrator Password 管理者パスワードの設定状態を表示します。
User Password ユーザーパスワードの設定状態を表示します。
Hard Disk 1 Password ハードディスクパスワードの設定状態を表示します。
Set Administrator Password 管理者パスワードを設定します。
Power on Password※1 Disabled
Enabled
「Enabled」に設定すると、パスワードの入力をシステム起動のたびにおこないます。「Disabled」に設定するとセットアップ時のみおこないます。
Set User Password※1 ユーザーパスワードを設定します。
Clear User Password※2 ユーザーパスワードを消去します。
Set Hard Disk 1 Password※3 ハードディスクマスターパスワードおよびハードディスクユーザーパスワードを設定します。
設定すると起動時にパスワードの入力を求められます。パスワードを忘れてしまった場合、NECに持ち込んでもパスワードを解除できませんので、設定には十分に気をつけてください。
Change Master Password of Hard Disk 1※4 ハードディスクマスターパスワードを変更/解除します。※5
Change User Password of Hard Disk 1※4 ハードディスクユーザーパスワードを変更します。※5
Security Erase Hard Disk 1 Data※6 ※7 ※8 内蔵ストレージのセキュリティ機能で内蔵ストレージのデータとパスワードを消去します。
実行時にはハードディスクパスワードが求められます。あらかじめハードディスクパスワードを設定しておいてください。
Natural File Guard※6 ※7 Disabled
Enabled
Natural File Guardの有効/無効を設定します。「Disabled」に設定すると、起動時にはハードディスクパスワードが求められます。あらかじめハードディスクパスワードを設定しておいてください。
AMD Platform Security Processor Disabled
Enabled
「AMD Platform Security Processor」の有効/無効を設定します。
Clear AMD PSP Key※9 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押し、表示された画面で「Yes」を選択すると、AMD PSP Keyをクリアします。
Device Guard※10 Disabled
Enabled
Device Guard機能を有効/無効にします。
Device Guard機能を使用するとき以外は、設定値を変更しないでください。
Secure Boot Disabled
Enabled
Secure Boot機能の有効/無効を設定します。通常は「Enabled」(有効)の設定でお使いください。
Secure Boot Status Secure Boot Statusを表示します。
Platform Mode Platform Modeを表示します。
Secure Boot Mode Secure Boot Modeを表示します。
Reset to Setup Mode Enter 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押し、表示された画面で「Yes」を選択すると、インストールされているKeyをクリアし、「Setup Mode」にします。
Restore Factory Keys Enter 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押し、表示された画面で「Yes」を選択すると、工場出荷時のKeyがインストールされ「User Mode」になります。

「Boot」メニュー

設定項目 設定内容 説明
USB Boot Disabled
Enabled
USBコネクタに接続したデバイスからの起動の有効/無効を設定します。
PXE Boot to LAN Disabled
Enabled
ネットワークブートの有効/無効を設定します。
IPV4 PXE First※1 Disabled
Enabled
ネットワークブート有効時、IPV4を優先するかどうかを設定します。
UEFI※2 本項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと、本機を起動するときに、OSを検索するデバイスの順番を設定することができます。
詳しくは、「UEFI」をご覧ください。

UEFI

設定項目 設定内容 説明
Boot Priority Order Windows Boot Manager※1
NVMe:XXXXX
EFI Network:xxxxx
ATA HDD:xxxxx
ATA HDD1:xxxxx
ATAPI CD:xxxxx
USB HDD:xxxxx
USB FDD:xxxxx
USB CD:xxxxx
EFI Network:xxxxx※2
OSを検索するデバイスの順番を設定します。上にあるデバイスから検索し、OSが存在しないなどの理由で起動に失敗した場合は、次のデバイスを検索します。
デバイスの順番を変更するには、【↑/PgUp】【↓/PgDn】でデバイスを選択し、【Brightness icon / F5】【Brightness icon / F6】で変更します。
OSの検索から除外したいデバイスがある場合は、除外したいデバイスにカーソルを合わせて【X】を押します。
設定項目によっては、お使いのモデルにより表示されない場合があります。
Excluded from boot order: OSの検索から除外したデバイスが表示されます。
OSの検索に追加したいデバイスがある場合は、追加したいデバイスにカーソルを合わせて【X】を押します。
お使いのモデルによっては表示が異なる場合があります。

「Exit」メニュー

設定項目 設定内容 説明
Exit Saving Changes 設定を保存してBIOSセットアップを終了します。
Exit Discarding Changes 設定を保存しないでBIOSセットアップを終了します。
Discard Changes 設定の変更を破棄します。
Save Changes 設定を保存します。
Load Default Settings BIOSの設定を初期設定値に戻します。

OSを起動するデバイスを手動選択する

OSを起動するデバイスを手動選択する場合は、次の手順で行います。

  1. パソコン本体の電源を切る
  2. クリップの先などを使って、Novoボタン(リカバリーボタン)を押す

    本体の電源が入り、「Novo Button Menu」が表示されます。

  3. 【↑/PgUp】【↓/PgDn】で「Boot Menu」を選択し、【Enter】を押す
  4. 【↑/PgUp】【↓/PgDn】で起動するデバイスを選択し、【Enter】を押す

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