スマートアプリコントロールについて
Windows 11のバージョン 22H2以降には、悪意のあるアプリや信頼されていないアプリをブロックすることで新たな脅威からお客様のパソコンを保護する、スマートアプリコントロール機能が搭載されています。
本機能は、悪意のあるアプリや信頼されていないアプリによるリスクを低くするためのものであり、安全性を100%保証するものではありません。
スマートアプリコントロールの動作モードについて
スマートアプリコントロールには次の3つの動作モードがあります。
動作モード | 動作 |
---|
オン | 悪意のあるアプリや信頼されていないアプリの起動をブロックします。お使いのアプリによっては起動がブロックされる場合があります。 |
評価※ | 悪意のあるアプリや信頼されていないアプリを起動しようとすると、警告を表示します。 |
オフ | 悪意のあるアプリや信頼されていないアプリの起動をブロックしません。これまでのWindowsと同等のセキュリティです。 |
工場出荷時の設定
WindowsとMicrosoft Defenderを最新の状態にする
スマートアプリコントロールはMicrosoft Defenderと連係して動作します。
スマートアプリコントロールをオンにする場合は、Windows UpdateおよびMicrosoft Defenderの更新を行い、WindowsとMicrosoft Defenderを最新の状態にしてください。
Windows Updateを行う
「Windows Updateを使って更新する」の「更新プログラムを確認する」の手順にしたがって、Windows Updateを実行してください。
Windows Updateについて→「安心・快適に使う」-「パソコンを最新の状態にする」-「Windows Updateを使って更新する」-「
更新プログラムを確認する」
Microsoft Defenderの更新
- 「設定」を表示する
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリックする
- 「Windows セキュリティ」をクリックする
- 「ウイルスと脅威の防止」をクリックする
- 「Microsoft Defender ウイルス対策のオプション」をクリックする
「Microsoft Defender ウイルス対策のオプション」はウイルスバスターの保護機能が有効になっている場合のみ表示されます。表示されない場合は、手順7に進んでください。
- 「定期的なスキャン」をオンにする
「ユーザー アカウント制御」のメッセージが表示された場合は、「はい」をクリックしてください。
- 「ウイルスと脅威の防止の更新」の「保護の更新」をクリックする
- 「更新プログラムのチェック」をクリックする
「セキュリティ インテリジェンスは最新の状態です。」または「更新が完了しました。」と表示されたら完了です。
- 「ウイルスと脅威の防止」をクリックする
- 「Microsoft Defender ウイルス対策のオプション」をクリックする
「Microsoft Defender ウイルス対策のオプション」はウイルスバスターの保護機能が有効になっている場合のみ表示されます。表示されない場合は、これで更新は完了です。
- 「定期的なスキャン」をオフにする
「ユーザー アカウント制御」のメッセージが表示された場合は、「はい」をクリックしてください。
スマートアプリコントロールの設定変更
次の手順でスマートアプリコントロールの設定を変更することができます。
- 設定を一度「オン」に変更すると、「評価」に戻すことはできません。戻す場合は、パソコンの再セットアップが必要になります。
- 設定を一度「オフ」に変更すると、「評価」「オン」に戻すことはできません。戻す場合は、パソコンの再セットアップが必要になります。
お使いの環境によっては設定の手順や表示される内容が異なる場合があります。
- 「設定」を表示する
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリックする
- 「Windows セキュリティ」をクリックする
- 「アプリとブラウザーの制御」をクリックする
- 「スマート アプリ コントロール」の「スマート アプリ コントロールの設定」をクリックする
- 表示された画面で、スマートアプリコントロールの設定を選択する
確認などのメッセージが表示された場合は、画面の指示にしたがって対応してください。