LANについて

LAN(ローカルエリアネットワーク)とは、家庭内や同じ建物内など、比較的せまい範囲の中でコンピュータ、プリンタ、その他のデバイスなどを接続するネットワークのことをいいます。LANを構成すると、プリンタや、特定のパソコンの中にあるファイル、およびその他の機器を共有したり、互いのデータをやりとりすることができます。

LANを構成するには、ケーブルでつなぐ方法と、ワイヤレスを使う方法とがあります。


ここではLANケーブル(イーサネットケーブル)を使用して、光回線終端装置やCATV(ケーブルテレビ)モデムなどをつなぎ、ブロードバンドでインターネットに接続する例や、複数のパソコンや周辺機器をつないでネットワークを作り、プリンタの共有、ファイルの共有をおこなう例を説明します。

インターネットに接続するためにはプロバイダとの契約が必要です。契約内容によっては通信費が別途必要になる場合があります。

ブロードバンドでインターネットに接続する

光回線終端装置やCATV(ケーブルテレビ)モデムなどをつないで、ブロードバンドでインターネットに接続できます。

ネットワークを作る

ネットワークを作ると、複数のパソコンでプリンタやファイルを共有できます。

ハブ(マルチポートリピータ)と各パソコンのLANコネクタを接続します。


市販のルータを使用すると、さらに複数のパソコンから同時にインターネットに接続することもできます。

このパソコンは、USB-LAN変換アダプタ(PC-VP-BK10)を接続することで次のネットワーク規格に対応します。

  • 1000BASE-T
  • 100BASE-TX
  • 10BASE-T

オートネゴシエーションのみサポートしているネットワーク機器でリンク速度を固定して接続する場合、「速度とデュプレックス/スピードと二重」の設定は「ハーフデュプレックス/半二重」に設定してください。
「フルデュプレックス/全二重」に設定すると、通信速度が異常に遅かったり、通信ができないなどの問題が発生します。