省電力機能を利用すると、作業中のパソコンの状態を維持したまま消費電力をおさえることができ、また、中断した作業をすぐに再開することができます。
省電力機能によってパソコンが消費電力を節約している状態を、省電力状態と呼びます。省電力状態には、「スリープ状態」と「休止状態」の2つがあります。また、Windowsを終了して完全に電力を消費しない状態にすることを「シャットダウン」と呼びます。
パソコンの内蔵ディスプレイ、内蔵ストレージなどの電源を切り、消費電力を節約している状態です。パソコンの電源は完全には切れていません。作業中のデータがメモリに保存されているため、わずかに電力を消費しますが、スリープ状態を解除すると、すぐに作業の続きを始めることができます。少しの間、作業を中断する場合などに便利です。
ご購入時の状態では、をクリックし、
-「スリープ」の動作をおこなうとスリープ状態になります。
パソコンの状態や作業中のデータを内蔵ストレージに保存して、Windowsを終了せずにパソコンの電源を切っている状態です。消費電力は、シャットダウンしたときとほとんど同じです。普通に電源を切るのとは異なり、Windowsを終了せずに電源を切るため、休止状態からもとの状態に戻すときにWindowsが起動する時間は省かれます。ただしスリープ状態からもとの状態に戻すよりも時間がかかります。
省電力状態の種類 | 電力 | こんなとき便利 |
スリープ状態 | わずかに消費する | 少しの間作業を中断するとき |
休止状態 | スリープ状態にくらべ消費しない | 長時間作業を中断するとき |
ご購入時の状態では、休止状態にすることはできません。
パソコンが省電力状態になっているかどうかは、本体またはディスプレイの電源ランプで確認できます。
電源ランプについて詳しくは、「機能を知る」-「各部の名称と役割」-「本体前面」をご覧ください。
ディスプレイの電源ランプについては、ディスプレイに添付のマニュアルをご覧ください。
パソコン本体の電源ランプ | ディスプレイの電源ランプ※ | 電源の状態 |
---|---|---|
白色に点灯 | 青色に点灯 | 電源が入っている |
白色に点滅 | オレンジ色に点灯 | スリープ状態 |
消灯 | オレンジ色に点灯 | 電源が切れている、または休止状態 |
別売のディスプレイでは、異なることがあります。