省電力機能の設定を変更する

省電力機能の設定は、「LAVIEかんたん設定」の「バッテリー」でおこないます。

「LAVIEかんたん設定」の起動→「はじめに」-「プリインストールアプリの紹介

電源プランを切り替える

電源プランとは、Windowsのシステムとパソコンの、電力に関連する設定を集めて管理するためのものです。各設定を調節したり省電力状態になるまでの時間を設定したりすることで電力を節約したり、電力とパフォーマンスのバランスをとったりすることができます。

このパソコンには次の電源プランが準備されており、状況に応じて切り替えることができます。

電源プラン説明
バランス自動的にパフォーマンスと電力消費のバランスを取ります。(ハードウェアでサポートされている場合)
ECOパフォーマンスよりも電力の節約を優先した設定です。

「LAVIEかんたん設定」で切り替える

「LAVIEかんたん設定」で電源プランや3つのモード(省電力に関連した設定)を切り替えることができます。電源プランやモードには、それぞれ省エネ効果が設定されています。「LAVIEかんたん設定」-「バッテリー」の「ロングバッテリー/ECO設定」で切り替えると、省エネ効果も変化します。また、各電源プランは詳細に設定を変更することができ、より柔軟な省電力計画を立てることができます。

モード説明
マイプラン主に屋内で利用する方におすすめのモードです。パフォーマンスと電力消費のバランスをとった設定です。
初期設定では、「バランス」が選択されています。
ロングバッテリー外出先の利用が多い方におすすめのモードです。バッテリーのみで使用しているとき、電力を節約します。
「予定表の設定」でOutlookやGoogleカレンダーと連携して予定のある時間を認識させることができます。また、「暗い場所では自動的に輝度を下げて消費電力を抑える」を有効にすると、暗い場所で輝度を下げます。
ECO省エネを重視されている方におすすめのモードです。パフォーマンスよりも電力の節約を優先した設定です。

ワンタッチアクションキー(/F9】)またはホットキーで切り替える

ワンタッチアクションキー(/F9】)またはホットキーを一度押すと、現在のモードを表示し、もう一度押すごとにモードを切り替えます。

キー操作について→「機能を知る」-「キーボード」-「キーの使い方」-「ワンタッチアクションキーについて

ホットキーは、次の手順で設定します。

  1. 「LAVIEかんたん設定」-「バッテリー」の「ホットキーの設定」にあるをクリックして使用するホットキーを選択する
    • ホットキーには、次のキーが設定できます。
      • 【Alt】+【F1】~【F3】
      • 【Alt】+【F5】~【F12】
      • 【Ctrl】+【F1】~【F12】
    • 「初期設定に戻す」ボタンをクリックすると、ホットキーの設定を初期設定に戻します。

ホットキーを使用するには、ファンクションロックをオンにするか、ファンクションロックがオフのときは【Fn】と同時に押す必要があります。

【Fn】について→「機能を知る」-「キーボード」-「キーの使い方」-「【Fn】について

省電力状態になるまでの時間を設定する

省電力状態になるまでの時間は、「LAVIEかんたん設定」-「バッテリー」の「電源オプションを開く」で表示される画面から、使用したいプランの「プラン設定の変更」をクリックすることで設定できます。

「設定」から省電力状態になるまでの時間を設定する場合は、次の手順で表示される画面で設定します。

  1. 設定」を表示する
  2. 「システム」をクリックする
  3. 「電源とバッテリー」をクリックする
  4. 「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」をクリックする

「スマート・スタンバイ」で設定する

「LAVIEかんたん設定」-「バッテリー」の「スマート・スタンバイ」で、本機を使わない時間帯に、自動的にスリープ状態から休止状態に移行して消費電力を節約するように設定できます。作業時間を設定することで、それ以外の時間にスマートスタンバイ機能を実行させることができます。また、作業時間は使用履歴から自動設定することもできます。

次の手順で設定します。

  1. 「スマート・スタンバイ」をオンにする
  2. 「コンピューターのスケジュール」から「自動モード」または「手動モード」を選択する
  • 「手動モード」を選択した場合は、「クリックして変更」から本機を使用する時間帯と曜日の設定をしてください。
  • 「自動モード」は、本機を一定期間以上使用した場合に動作します。それまでの間は「自動モード」に設定してもスマート・スタンバイは動作しません。

電源スイッチを押したときの動作を選択する

次の手順で、電源スイッチを押したときのパソコンの動作を設定できます。
たとえば、パソコンを休止状態にするように設定できます。

  1. コントロール パネル」を表示する
  2. 「システムとセキュリティ」をクリックする
  3. 「電源オプション」をクリックする
  4. 「電源ボタンの動作の選択」をクリックする
  5. 「電源ボタンを押したときの動作」で設定を変更する
  6. 「変更の保存」をクリックする

内蔵ディスプレイを閉じたときの動作を設定する

次の手順で、内蔵ディスプレイを閉じたときのパソコンの動作を設定できます。
たとえば、パソコンをスリープ状態にするように設定できます。

この手順で変更した設定は、すべての電源プランに適用されます。

  1. コントロール パネル」を表示する
  2. 「システムとセキュリティ」をクリックする
  3. 「電源オプション」をクリックする
  4. 「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックする
  5. 「電源ボタンとカバーの設定」または「電源とスリープ ボタンおよびカバーの設定」で設定を変更する
  6. 「変更の保存」をクリックする

「パネルオープンパワーオンの設定」で設定する

「LAVIEかんたん設定」-「その他」の「パネルオープンパワーオンの設定」で、内蔵ディスプレイを開けたときにパソコンの電源を入れたり、休止状態から復帰したりするように設定できます。

「パネルオープンパワーオンの設定」は工場出荷時の状態でオンに設定されています。

「パネルオープンパワーオンの設定」について→「LAVIEかんたん設定」-「その他」

「ピークシフトの設定」で設定する

「LAVIEかんたん設定」-「その他」の「ピークシフトの設定」では、あらかじめ設定した電力需要がピークとなる時間帯(ピークシフト時間帯)に、自動的にACアダプタからの供給をやめ、バッテリーを電源として動作させることができます。これにより、ピークシフト時間帯でのパソコンによる電力消費を抑えることができます。また、バッテリーへの充電を控える時間帯も設定できます。
ピークシフト時間帯は、パソコンが使用できなくなることを防ぐため、バッテリー残量が一定容量を下回ると自動的にACアダプタからの電源での動作に切り換わります。しかし、設定したバッテリーへの充電を控える時間帯は充電をおこなわないため、消費電力は抑えられます。また、スリープ/休止/シャットダウン中にバッテリー充電をおこなわないように設定することもできます。

ピークシフトの設定について→「LAVIEかんたん設定」-「その他」-「「その他」の設定」のヘルプ