省電力機能の設定を変更する

省電力機能の設定は、「LAVIEかんたん設定」の「バッテリー」でおこないます。

「LAVIEかんたん設定」の起動→「はじめに」-「プリインストールアプリの紹介

電源プランを切り替える

電源プランとは、Windowsのシステムとパソコンの、電力に関連する設定を集めて管理するためのものです。各設定を調節したり省電力状態になるまでの時間を設定したりすることで電力を節約したり、電力とパフォーマンスのバランスをとったりすることができます。

このパソコンには次の電源プランが準備されており、状況に応じて切り替えることができます。

電源プラン説明
バランス自動的にパフォーマンスと電力消費のバランスを取ります。(ハードウェアでサポートされている場合)
ECOパフォーマンスよりも電力の節約を優先した設定です。

「LAVIEかんたん設定」で切り替える

「LAVIEかんたん設定」で電源プランや3つのモード(省電力に関連した設定)を切り替えることができます。電源プランやモードには、それぞれ省エネ効果が設定されています。「LAVIEかんたん設定」-「バッテリー」の「ロングバッテリー/ECO設定」で切り替えると、省エネ効果も変化します。また、各電源プランは詳細に設定を変更することができ、より柔軟な省電力計画を立てることができます。

モード説明
マイプラン主に屋内で利用する方におすすめのモードです。パフォーマンスと電力消費のバランスをとった設定です。
初期設定では、「バランス」が選択されています。
ロングバッテリー外出先の利用が多い方におすすめのモードです。バッテリーのみで使用しているとき、電力を節約します。
「予定表の設定」でOutlookやGoogleカレンダーと連携して予定のある時間を認識させることができます。
ECO省エネを重視されている方におすすめのモードです。パフォーマンスよりも電力の節約を優先した設定です。

ホットキーで切り替える

ホットキーを一度押すと、現在のモードを表示し、もう一度押すごとに、モードを切り替えます。ホットキーは、次の手順で設定します。

  1. 「LAVIEかんたん設定」-「バッテリー」の「ホットキーの設定」にあるをクリックして使用するホットキーを選択する
    • ホットキーには、次のキーが設定できます。
      • 【alt】+【F1】~【F3】
      • 【alt】+【F5】~【F12】
      • 【ctrl】+【F1】~【F12】
    • 「初期設定に戻す」ボタンをクリックすると、ホットキーの設定を初期設定に戻します。

ホットキーを使用するには、ファンクションロックをオンにするか、ファンクションロックがオフのときは【fn】と同時に押す必要があります。

【fn】について→「機能を知る」-「キーボード」-「キーの使い方」-「【fn】について

省電力状態になるまでの時間を設定する

省電力状態になるまでの時間は、「LAVIEかんたん設定」-「バッテリー」の「電源オプションを開く」で表示される画面から、使用したいプランの「プラン設定の変更」をクリックすることで設定できます。

「設定」から省電力状態になるまでの時間を設定する場合は、次の手順で表示される画面で設定します。

  1. 設定」を表示する
  2. 「システム」をクリックする
  3. 「電源とバッテリー」をクリックする
  4. 「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」をクリックする

電源スイッチを押したときの動作を選択する

次の手順で、電源スイッチを押したときのパソコンの動作を設定できます。
たとえば、パソコンを休止状態にするように設定できます。

  1. コントロール パネル」を表示する
  2. 「システムとセキュリティ」をクリックする
  3. 「電源オプション」をクリックする
  4. 「電源ボタンの動作の選択」をクリックする
  5. 「電源ボタンを押したときの動作」で設定を変更する
  6. 「変更の保存」をクリックする

内蔵ディスプレイを閉じたときの動作を設定する

次の手順で、内蔵ディスプレイを閉じたときのパソコンの動作を設定できます。
たとえば、パソコンをスリープ状態にするように設定できます。

この手順で変更した設定は、すべての電源プランに適用されます。

  1. コントロール パネル」を表示する
  2. 「システムとセキュリティ」をクリックする
  3. 「電源オプション」をクリックする
  4. 「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックする
  5. 「電源ボタンとカバーの設定」または「電源とスリープ ボタンおよびカバーの設定」で設定を変更する
  6. 「変更の保存」をクリックする

パネルオープンパワーオン機能を設定する

BIOSセットアップユーティリティで、内蔵ディスプレイを開けたときにパソコンの電源を入れたり、休止状態から復帰するようにするパネルオープンパワーオン機能を設定できます。

パネルオープンパワーオン機能は工場出荷時の状態でオンに設定されています。

  1. パソコン本体の電源を切る
  2. クリップの先などを使って、Novoボタン(リカバリーボタン)を押す

    本体の電源が入り、「Novo Button Menu」が表示されます。

    Novoボタン(リカバリーボタン)について→「各部の名称と役割」-「本体左側面

  3. /pg up】【/pg dn】で「BIOS Setup」を選択し、【enter】を押す
  4. /pg up】【/pg dn】で「Configuration」メニューを選択し、【/end】を押す
  5. /pg up】【/pg dn】で「Flip to Start」を選択し、【enter】を押す
  6. /pg up】【/pg dn】で「Enabled」または「Disabled」を選択し、【enter】を押す
  7. /home】を押す
  8. /pg up】【/pg dn】で「Exit」メニューを選択し、【/end】を押す
  9. /pg up】【/pg dn】で「Exit Saving Changes」を選択し、【enter】を押す
  10. /home】【/end】で「Yes」を選択し、【enter】を押す

    設定が保存され、パソコンが再起動します。

「Configuration」メニューについて→「機能を知る」-「BIOS(バイオス)」-「設定項目一覧」-「「Configuration」メニュー