拡張カードの取り付け/取り外し
PCI Expressスロットについて
このパソコンには、PCI Express(×16)スロット(最大×16モード)、PCI Express(×16)スロット(最大×4モード)、PCI Express(×1)スロットがあります。

PCI Expressスロット
このパソコンのPCI Expressスロットに取り付け可能なPCI Expressボードのサイズは次のとおりです。

- 外形寸法
(A):155.0mm以下
(B):69.0mm以下
(C):65.0mm以下
- 厚さ
(D)(表面の部品の高さ):19.9mm
(E)(裏面(ハンダ面)の部品の高さ):4.9mm
(F)(基盤の厚さ):1.6mm
- このパソコンに取り付けられるのは、ロープロファイルのボードのみです。フルサイズ(標準サイズ)およびハーフサイズのボードを取り付けることはできません。
- ロープロファイルのボードであっても、特殊な形状のボードは取り付けられないことがあります。
- PCI Express(×16)スロットのうち、PCI Express(×16)スロット(最大×4モード)は、最大×4モードで動作します。
- PCI Express(×16)スロット(最大×16モード)には、グラフィックボード以外の拡張ボードを取り付けないでください。
PCI Expressボードの取り付けと取り外し
PCI Expressボードの取り付け方
- 本体の金具を取り外すときは、手順にしたがってゆっくりと引き抜いてください。指をぶつけたり、切ったりするおそれがあります。
- PCI Expressボードを差し込むときは、強い力が必要になることがありますので指をぶつけたり、切ったりしないように、注意して作業してください。
- パソコン内部やPCI Expressボードは静電気に大変弱い部品です。身体に静電気を帯びた状態で扱うと破損の原因になります。PCI Expressボードに触れる前に、アルミサッシやドアのノブなど、身近な金属に手を触れ、静電気を取り除いてください。
市販のPCI Expressボードを取り付けるときには、必ずPCI Expressボードに添付のマニュアルもご覧ください。
また、机やテーブルを傷つけたりしないよう、下に厚手の紙や布などを敷いておくことをおすすめします。
- 本体のサイドカバーを外す
電源コードやディスプレイのケーブルなど、本体に接続されているケーブルは本体からすべて取り外してください。
サイドカバーの外し方について→「サイドカバーの外し方」
- スロットカバーの「+」穴に、プラスドライバーの先を差し込む

- プラスドライバーを押し込んで、スロットカバーの一辺を外す

- プラスドライバーをスロットカバーの穴に押し当てたまま、奥に押し込む動作と、手前に引く動作を繰り返して、スロットカバーのもう一辺を折り取る

- スロット固定用のカバーを外し、スロットカバーが取り付けられている場合は、図のようにスロットカバーを取り外す

- PCI Expressボードをスロットに差し込み、スロット固定用のカバーを元に戻す
PCI Expressボードを持つときは、ボード上の部品やツメ(端子)部品に触れないように注意してください。

PCI Express×16ボードを取り付ける場合には、ボードが抜け防止ロック機構で固定されていることを確認してください。

抜け防止ロック機構で固定できないボードもあります。
- サイドカバーを取り付ける
サイドカバーの取り付け方について→「サイドカバーの取り付け方」
PCI Expressボードの取り外し方
PCI Expressボードを取り外すときは、PCI Expressボードの取り付け手順と逆の手順でおこなってください。
PCI Express×16ボードが抜け防止ロック機構で固定されている場合は、無理に取り外そうとすると、本体またはPCI Express×16ボードの破損の原因になります。次の図のように、抜け防止ロック機構を操作し、ロックを外した状態で取り外しをおこなってください。
