StandbyDisk Solo
StandbyDisk Soloは、Windows XP対応のバックアップ&リカバリーユーティリティです。
StandbyDisk Soloは、ハードティスク内にある第1パーティション(Cドライブ)の使用領域とほぼ同じ容量をバックアップ先
(以後スタンバイ・エリア)として同パーティション内に確保し、使用領域のバックアップを行います。
稼動中のシステムに障害が起きた際、スタンバイ・エリアからシステムを起動しシステムを復旧することが可能です。
機能の詳細や操作方法、制限事項、最新情報については、以下のそれぞれを参照してください。
- 機能の詳細や操作方法
オンラインマニュアル(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「Manual.pdf」をダブルクリック)
- 注意事項や制限事項に関する情報
ReadMe(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「ReadMe.txt」をダブルクリック)
- StandbyDisk Soloの最新の情報
NetJapanのホームページ
- StandbyDisk Soloは工場出荷時の状態ではインストールされていません。お使いになる場合は、後述の
「追加」の手順を参照して、StandbyDisk Soloをインストールしてください。
- 添付の「オンラインマニュアル」を参照するには、「Acrobat Reader」が必要です。StandbyDisk Soloの追加を行う前に
「Acrobat Reader 5.0」を参照してインストールを行ってください。
- CyberAccessがエキスパートモード、アドバンストモード以外のモードのときは、インストールできない場合があります。
その場合は、エキスパートモードまたはアドバンストモードに変更してから追加を行ってください。
- 本機の再セットアップの後に続けてStandbyDisk Soloの追加を行う場合は必ずWindowsの再起動後に行ってください。
- アプリケーションの削除と追加は、必ず管理者でログオンして行ってください。
- CDレスモデルをお使いの場合は、あらかじめネットワーク上の任意のコンピュータのCD-ROMドライブをネットワークドライブに
割り当ててください。
- アプリケーションの削除と追加を行う前に、「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「補足説明」をお読みください。
「管理者」とはAdministrator権限を持つユーザを指し、コンピュータの全体的な構成を管理することができます。
ユーザアカウントに関する詳細については「ヘルプとサポート」をご覧ください。
◆起動方法
- 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Solo」をクリック
StandbyDisk Soloの画面が表示されます。
◆ファイルシステムについて
ファイルシステムをNTFSでフォーマットしている場合のみお使いになれます。
◆バックアップに必要なCドライブの容量について
StandbyDisk Soloを使用するには、Cドライブの容量が使用領域の2倍以上必要です。
ご購入時のままバックアップを行うと容量が不足する場合があります。ドライブのプロパティを参照してCドライブの容量と使用領域を確認してください。
また、お使いになるソフトウェアのインストールに必要な容量も確認し、必要に応じて再セットアップなどを行い容量を十分に確保してください。
なお、ご購入時のソフトウェア占有量については、「ソフトウェア占有量について」を参照してください。
◆ダイナミックディスクについて
StandbyDisk Soloはダイナミックディスクには対応していません。
◆バックアップ、復元について
バックアップ、または復元時にシャットダウンや再起動、ユーザー切り替えは行わないでください。
稼動中のハードディスクに障害が発生した場合は、以下の手順でスタンバイ・エリアから起動できます。
スタンバイ・エリアからの起動手順(レスキュー起動方法)
- 本体の電源を入れる
- 起動時に「Protected by StanbyDisk Solo」と表示されたら【Alt】を押しながら、【CapsLock/英数】を同時に押す
レスキュー起動のメニュー画面が表示されます。
- 【1】を押す
- Windows起動時に 「レスキュー起動 StandbyDisk Solo」と表示されたら、「OK」ボタンをクリック
「レスキュー起動後の更新について」が表示された場合は、「いいえ」ボタンをクリックしてください。
更新されていないファイルやフォルダを復元するには、手順5から行ってください。
復元の必要がない場合は、以上で復旧作業は完了です。
再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。
- StandbyDisk Soloを起動する
- 「StandbyDisk Soloで保護可能なボリューム」の画面で、表示されたボリュームをダブルクリック
- 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で復元するファイルやフォルダを右クリック
「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに作成したファイルは、
「スタンバイ状態」が「のみ(カレント無し)」と表示されます。フォルダは「×マーク」がついて表示されます。
また、「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに更新したファイルは、「スタンバイ状態」に「新しい(カレントよりも)」と表示されます。
- 表示されるメニューから「スタンバイ・エリアから選択アイテムを個別復旧」をクリック
- 「ファイル/フォルダの個別復旧の確認」の画面で「カレント・エリアのファイルをスタンバイ・エリアのファイルで上書きしようとしています。」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック
- 「ボリューム更新」のボタンをクリック
以上で復旧作業は完了です。
再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。
ハードディスクが物理的に壊れている場合は、「NEC 121コンタクトセンター」へ連絡のうえ、ハードディスクを交換してください。
StandbyDisk Soloの削除を行う前にStandbyDisk Soloのタスクを削除してください。
- Windowsを起動する
- 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Soloのアンインストール」をクリック
これ以降の操作は画面の指示に従ってください。
- アンインストールが完了したら、Windowsを再起動する
以上でStandbyDisk Soloの削除は終了です。
- StandbyDisk Soloはインストール時に登録する管理者権限のユーザのパスワードを使ってサービスが起動されるので、インストール後に登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更すると、サービスを実行できなくなります。
登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更する場合は、オンラインヘルプ(第7章 第5節「アドミニストレータ権限のないユーザに関して」)を参照してください。
- このアプリケーションは、アプリケーション専用のCD-ROMを使用するため電子マニュアルを表示しながら追加することはできません。
「_manual」フォルダをハードディスクにコピー、または印刷してご覧ください。
- Windowsを起動する
- CD-ROMドライブに「StandbyDisk Solo 日本語版 CD-ROM」をセットする
「StandbyDisk Soloのインストールウィザード」が表示されない場合は、「スタート」ボタン→
「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「名前」に 「<CD-ROMドライブ名>:\SETUP.EXE」と入力し、
「OK」ボタンをクリックしてください。
これ以降の操作は画面の指示に従ってください。
「ユーザ情報」が表示されたら、ユーザー名、会社名、シリアル番号を入力してください。
シリアル番号はユーザー登録書に記載されています。
- 「アクセス権限の選択」が表示されたら、「ユーザ名とパスワードを入力する」にチェックをつけて「次へ」ボタンをクリック
ここでは必ず「ユーザ名とパスワードを入力する」を選択し、管理者のユーザ名とパスワードを入力してください。
ここで登録したユーザのみ、暗号化ファイルのバックアップ、および復旧を行うことが可能です。
詳しくはオンラインヘルプ(第7章 第10節「圧縮、暗号化ファイル」)をご覧ください。
画面の指示に従って、操作を続けてください。
- 「StandbyDisk Soloのインストールウィザードが完了しました。」が表示されたら、「Adobe Acrobat Readerの
インストール」、「StandbyDisk Soloの設定を起動させる」のチェックを外し、「完了」ボタンをクリック
- Windowsを再起動する
以上でStandbyDisk Soloの追加は終了です。