ご注意
利用上のご注意
ワイヤレスLAN(無線LAN)製品ご使用時におけるセキュリティに関するご注意
利用上のご注意
本製品には、2.4GHz帯高度化小電力データ通信システムが内蔵されています。本製品は、2.4GHz全帯域(2.4GHz〜2.4835GHz)を使用する無線設備であり、移動体識別装置の帯域(2.427GHz〜2.47075GHz)が回避可能です。 変調方式としてDS-SS方式およびOFDM方式を採用しており、与干渉距離は40mです。
本製品には、5GHz帯小電力データ通信システムが内蔵されています。本製品に内蔵されている無線設備は、5GHz帯域(5.15GHz〜5.25GHz)を使用します。
電波法令により、5GHzワイヤレス(無線)LAN機能の屋外使用は禁止されています。5GHzワイヤレス(無線)LAN機能は屋内のみご使用ください。
本製品は、日本国における電波法施行規則第6条第4項第4号「小電力データ通信システムの無線局」を満足した無線設備であり、日本国における端末設備等規則第36条「電波を使用する自営電気通信端末設備」を満足した端末設備です。
分解や改造などを行っての運用は違法であり、処罰の対象になりますので絶対に行わないでください。
また、本製品は日本国以外ではご使用になれません。
本製品の電波出力は、社団法人電波産業会が策定した「電波防護標準規格(RCR STD-38)」に基づく基準値を下回っています。
本製品の使用周波数帯では、電子レンジ等の産業・科学・医療用機器のほか、工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)及び特定小電力無線局(免許を要しない無線局)が運用されています。
万一、本製品から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合には、速やかに電波の発射を停止してください。
その他、本製品から移動体識別用特定小電力無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りのことが起きたときは、NEC 121コンタクトセンターまでご相談ください。
NEC 121コンタクトセンター
(フリーコール)0120-977-121
自動ドアや火災報知機等、自動制御機器の周辺では、本製品は使用しないでください。自動制御機器の電子回路に影響を与え、誤動作の原因となる場合があります。
一般の電話機やテレビ、ラジオ、その他の無線を使用する機器などをお使いになっている近くで本製品を使用すると、それらの機器に影響を与えることがあります(本製品の電源を入/切することで影響の原因になっているかどうか判別できます)。この場合、次のような方法で電波干渉を取り除くようにしてください。
本製品と影響を受けている装置の距離を離してください。
影響を受けている装置が使用しているコンセントと別の電気系統のコンセントから、本製品の電力を供給してください。
電話機やテレビ、ラジオの干渉について経験のある技術者に相談してください。
トラック無線(CB無線)やアマチュア無線などを違法に改造した無線機から影響を受ける場合には、影響を受ける場所・時間を特定し、ご使用場所の管轄の電波管理局へ申し入れてください。
詳しくは、ご使用場所管轄の電波管理局へお問い合わせください。
他の無線機器から影響を受ける場合には、使用周波数帯域を変更するなど、混信回避のための処置を行ってください。さらに、前記処置を行っても影響が軽減されないときは、NEC 121コンタクトセンターまでご相談ください。
電子レンジなど、本製品と同じ周波数帯域を使用する産業・科学・医療用機器から影響を受ける場合には、使用周波数帯域を変更するなど、混信回避のための処置を行ってください。さらに、前記処置を行っても影響が軽減されないときは、NEC 121コンタクトセンターまでご相談ください。
本製品は、電波の特性上、設置場所によって通信距離や通信速度が異なります。
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ワイヤレスLAN(無線LAN)製品ご使用時におけるセキュリティに関するご注意
お客様の権利(プライバシー)に関する重要な事項です!
ワイヤレスLAN(無線LAN)では、LANケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコン等とワイヤレス(無線)アクセスポイント間で情報のやり取りを行うため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接続が可能であるとい う利点があります。
その反面、電波はある範囲内であれば障害物(壁等)を越えてすべての場所に届くため、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。
通信内容を盗み見られる
悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、
IDやパスワード又はクレジットカード番号等の個人情報
メールの内容等の通信内容
を盗み見られる可能性があります。
不正に侵入される
悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
コンピュータウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)
などの行為をされてしまう可能性があります。
本来、ワイヤレスLAN(無線LAN)カードやワイヤレス(無線)アクセスポイントは、これらの問題に対応するためのセキュリティの仕組みを持っていますので、ワイヤレスLAN(無線LAN)製品のセキュリティに関する設定を行って製品を使用することで、その問題が発生する可能性は少なくなります。
ワイヤレスLAN(無線LAN)機器は、購入直後の状態においては、セキュリティに関する設定が施されていない場合があります。 従って、お客様がセキュリティ問題発生の可能性を少なくするためには、ワイヤレスLAN(無線LAN)カードやワイヤレスLAN(無線LAN)アクセスポイントをご使用になる前に、必ずワイヤレスLAN(無線LAN)機器のセキュリティに関する全ての設定をマニュアルにしたがって行ってください。
なお、ワイヤレスLAN(無線LAN)の仕様上、特殊な方法によりセキュリティ設定が破られることもあり得ますので、ご理解の上、ご使用下さい。セキュリティの設定などについて、お客様ご自分で対処できない場合には、NEC121コンタクトセンター(フリーコール:0120-977-121) までお問い合わせ下さい。
当社では、お客様がセキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を充分理解した上で、お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する設定を行い、製品を使用することをお奨めします。
セキュリティ対策を施さず、あるいは、ワイヤレスLAN(無線LAN)の仕様上やむを得ない事情によりセキュリティの問題が発生してしまった場合、弊社は、これによって生じた損害に対する責任を負いかねます。
本機で設定できるセキュリティ
◆盗聴(傍受)を防ぐ
WEP機能を使用して暗号キーを設定すると、同じ暗号キーを使用している通信機器間の無線LANの通信データを暗号化できます。 ただし、暗号キーを設定していても、暗号キー自体を第三者に知られたり、暗号解読技術によって暗号を解読されたりする可能性があるため、設定した暗号キーは定期的に変更することをお勧めします。
◆不正アクセスを防ぐ
アクセスポイントと通信機器の両方に任意のネットワーク名(SSID)を設定することで、同じSSIDを設定していない通信機器からの接続を回避できます。 ただし、SSIDを自動的に検出する機能を持った機器を使用されると、SSIDを知られてしまいます。これを回避するには、アクセスポイント側でSSIDを通知しないように設定する必要があります。
接続するパソコンなどのMACアドレス(ネットワークカードが持っている固有の番号)をアクセスポイントに登録することで、登録した機器以外はアクセスポイントに接続できなくなります。
◆より高度なセキュリティ設定を行う
Wi-Fi Allianceが提唱するWPA(Wi-Fi Protected Access)機能を利用します。 IEEE802.1X/EAP(Extensible Authentication Protocol)規格によるユーザ認証および、従来のWEP機能に比べて大幅に暗号解読が困難とされる暗号方式TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)を使用することで、より高度なセキュリティを行うことができます。
WPA機能を利用するには、接続する無線LAN対応機器およびネットワーク 環境もWPA機能をサポートしている必要があります。
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