PGP
PGPは、ファイルを暗号化および復号化するツールです。
PGPは、次のような特徴があります。
- 公開鍵暗号方式を使用しています。
- マイコンピュータやエクスプローラのファイルメニューにコマンドが追加されます。
- 共通のパスワードでファイルを暗号化でき、ファイルを共有できます。
- Eメールアプリケーションと連携してメール メッセージを暗号化して送信することができます。
この場合、受信側にもPGPを追加しておく必要があります。
- 自己復号アーカイブを使用すると、PGPを持っていないユーザに暗号化ファイルを送信することができます。
この場合、共通のパスワードを事前に設定しておく必要があります。
PGPの操作方法については、「スタート」ボタン→「プログラム」→「P G P」→「ドキュメント」→「PGPユーザーズガイド」
(PDFファイル)をご覧ください。
また、「PGPユーザーズガイド」をご覧になるためにはAcrobat Reader 4.0が必要です。「Acrobat Reader 4.0」
を参照して、インストールを行ってください。
- 追加/削除は、電子マニュアルを表示しながら操作することができます。このような場合は、【Alt】を押しながら、【Tab】を押して、画面を切り替えてご利用ください。
- PGPは工場出荷時の状態ではインストールされていません。お使いになる場合は、後述の「追加」の手順を参照してPGPをインストールしてください。
- アプリケーションの削除と追加は、必ずAdministrator権限を持ったユーザでログインして行ってください。
- 一部のアプリケーションは、CyberAccessがエキスパートモード、アドバンストモード以外のモードのときは、インストールできません。その場合は、エキスパートモードまたはアドバンストモードに変更してから追加を行ってください。
- 再セットアップの後に続けてアプリケーションの追加を行う場合は必ずWindowsの再起動後に行ってください。
- アプリケーションの削除と追加を行う前に、「スタート」ボタン→「プログラム」→「補足説明」をお読みください。
- CDレスモデルをお使いの場合は、あらかじめネットワーク上の任意のコンピュータのCD-ROMドライブをネットワークドライブに割り当ててください。
Administrator権限とは、コンピュータの全体的な構成を管理するための管理者権限のことです。
Administrator権限を持つユーザでログインする方法が不明な場合、「ログオン情報」の画面で「ユーザー名」に「Administrator」、「パスワード」に本機初回起動時にお客様が設定した管理者アカウントのパスワードを入力し、「ドメイン名」で初回起動時に設定したコンピュータ名を選択して「OK」ボタンをクリックします。ドメイン名は、ネットワークのインストールでドメインを設定した場合のみ表示されます。
◆起動方法
- 「スタート」ボタン→「プログラム」→「P G P」→「PGPツール」
- 「鍵ペア」を生成する場合、ユーザ名に日本語はお使いになれません。
- 鍵生成ウィザードで「今すぐデフォルトサーバに鍵を送信する」を選択した場合、公開鍵をインターネット上のサーバに転送しますので、
インターネットに接続できる環境が必要です。
- フォルダ単位での暗号化はできません。フォルダを選択し暗号化を行った場合、フォルダ内のファイルのみ暗号化されます。
- メールを暗号化して送信する場合、HTML形式では正しく送信できないことや、受信したメールを復号化できないこと
がありますので、テキスト形式で作成してください。
- 「空き領域の完全削除」を行う場合、ディスクの検査中に「キャンセル」ボタンをクリックするとアプリケーションエラーが
発生する場合があります。
ディスクの検査中は、「キャンセル」ボタンを押さないでください。
- メールの件名は暗号化されません。件名のみ記載したメールを暗号化して送信する場合、エラーメッセージが表示されますので、
通常のメールとして送信してください。
- 「暗号化オプション」で「コンベンショナル暗号」または「自己復号アーカイブ」を選択し暗号化を行った場合、
進捗を表示するバーの表示が不正となったり、作成されたファイルのアイコンが不正となる場合がありますが、運用上は問題ありません。
- Outlook Expressをお使いの場合、「PGPオプション」の画面の「Eメール」タブにある「自動的に復号化/検証の確認」に
チェックがついていると、暗号化されたメールを復号化するときに「PGPエラー」が頻繁に発生する場合があります。
エラーメッセージが表示された場合は、PGPトレイおよびOutlook Expressを再起動するか、Windowsを再起動してください。
- 「空き領域の完全削除」を行う場合、空き領域の容量によっては時間がかかる場合があります。
日本ネットワークアソシエイツ社のホームページにPGPに関する最新情報が掲載されています。
次のアドレスよりプレインストールユーザ向けのホームページにアクセスしてください。
http://www.nai.com/japan/pgp/
- Windowsを起動する
- 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリック
- 「アプリケーションの追加と削除」をダブルクリック
-
Windows 2000の場合
「プログラムの変更と削除」ボタンをクリック
Windows NTの場合
「インストールと削除」タブをクリック
-
Windows 2000の場合
「PGP Personal Privacy 6.5.8J」をクリックし、「変更/削除」ボタンをクリック
Windows NTの場合
「インストールと削除」の一覧から「PGP Personal Privacy 6.5.8J」をクリックし、「追加と削除」ボタンをクリック
- 「アンインストールの確認」の画面が表示されたら「はい」ボタンをクリック
- 「アンインストール完了」の画面が表示されたら「はい、直ちにコンピュータを再起動します」にチェックをつけ「完了」ボタンをクリック
自動的に再起動します。
PGPを削除後、「スタート」ボタン→「プログラム」に「P G P」が残る場合があります。
その場合は、エクスプローラ等で削除してください。
以上で、PGPの削除は終了です。
- Windowsを起動する
- CD-ROMドライブに「アプリケーションCD-ROM」をセットする
- 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリック
- 「アプリケーションの追加と削除」をダブルクリック
- Windows 2000の場合
「プログラムの追加」ボタンをクリックし、「CDまたはフロッピー」ボタンをクリック
Windows NTの場合
「インストールと削除」タブの「インストール」ボタンをクリック
- 「フロッピーディスクまたはCD-ROMからのインストール」の画面で「次へ」ボタンをクリック
- 「<CD-ROMドライブ名>:\Nxsetup.exe」と表示されていることを確認し、「完了」ボタンをクリック
表示されない場合は「参照」ボタンをクリックし、「<CD-ROMドライブ名>:\Nxsetup.exe」を指定してください。
- 「PGP Personal Privacy 6.5.8J」をクリックして選択し、「インストール」ボタンをクリック
- 「ようこそ」の画面が表示されたら「次へ」ボタンをクリック
- 「製品ライセンス契約」の画面が表示されたら内容をよく読み「はい」ボタンをクリック
- 「重要な情報」の画面が表示されたら内容をよく読み「次へ」ボタンをクリック
- 「ユーザの情報」の画面が表示されたら「名前」、「会社名」を入力し「次へ」ボタンをクリック
- 「インストール先の選択」の画面が表示されたら「次へ」ボタンをクリック
インストール先フォルダを変更する場合は、「参照」ボタンをクリックし、「ディレクトリの選択」の画面からインストールしたいフォルダを選択して「OK」ボタンをクリックしてください。
- 「コンポーネントの選択」の画面が表示されたらインストールするコンポーネントを選択し「次へ」ボタンをクリック
Office XP PersonalまたはProfessionalモデルでOutlook 2002をお使いの場合、「PGP MS Exchange/Outlook プラグイン」
のチェックを外してください。
- 「ファイルをコピーする準備ができました」の画面が表示されたら「次へ」ボタンをクリック
インストールが始まります。
- 「鍵リング」の画面が表示されたら「いいえ」ボタンをクリック
はじめてPGPをインストールする場合や「鍵リング」が無い場合は「いいえ」ボタンをクリックしてください。
作成済みの「鍵リング」を使用する場合は「はい」ボタンをクリックし、「鍵リング」が保存されている場所を指定してください。
- 「セットアップ完了」の画面で「PGP鍵の起動」と表示されたらチェックを外して「完了」ボタンをクリックし、Windowsを再起動する
「セットアップの完了」の画面が表示された場合は、「はい、直ちにコンピュータを再起動します。」にチェックを付け、「完了」ボタンをクリックしてください。自動的に再起動します。
以上で、PGPの追加は終了です。