Bluetooth(TM)機能の設定をする
Bluetooth(TM) PC Driver ユーティリティを使用してBluetooth(TM)機能の設定を行うことができます。Bluetooth(TM)の設定をする場合は、以下の手順で行ってください。
Bluetooth(TM)機能の設定をする
「Bluetoothデバイス」タブでの設定
「応答設定」タブでの設定
「デバイス検索設定」タブでの設定
Bluetooth(TM)機能の設定をする
Bluetooth(TM) PC Driver ユーティリティを使用してBluetooth(TM)機能の設定を行うことができます。
Bluetooth(TM)の設定をする場合は、以下の手順で行ってください。
画面右下の通知領域(タスクトレイ)の
をダブルクリックする
「Bluetooth(TM) PC Driver ユーティリティ」ウィンドウが表示されます。
設定したい項目があるタブをクリックし、設定をする
各タブでは次の項目の設定をすることができます。
「Bluetoothデバイス」タブ
-本機や他のBluetooth(TM)対応機器の情報の表示や接続の設定
-Bluetooth(TM)対応機器の探索、追加、削除
-Bluetooth(TM)対応機器が提供するサービスのバインド、接続、切断
-Bluetooth(TM)機能のオン/オフ
「応答設定」タブ
-他のBluetooth(TM)対応機器からのデバイス探索への応答方法の設定
-他のBluetooth(TM)対応機器からの接続要求への応答方法の設定
「デバイス探索設定」タブ
-Bluetooth(TM)対応機器を探索する時間
-Bluetooth(TM)対応機器を探索する際の最大探索数
-探索するBluetooth(TM)対応機器の種類
「閉じる」ボタンをクリックする
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「Bluetoothデバイス」タブでの設定
「Bluetooth(TM) PC Driver ユーティリティ」ウィンドウで「Bluetoothデバイス」タブをクリックすると、次の画面が表示されます。
この画面では次の項目の設定、確認をすることができます。
本機や他のBluetooth(TM)対応機器の情報の表示や接続の設定
他のBluetooth(TM)対応機器の探索、追加、削除
他のBluetooth(TM)対応機器が提供するサービスのバインド、接続、切断
@ デバイス情報表示欄
本機や通信可能な範囲にある他のBluetooth(TM)対応機器の情報が表示されています。情報の詳しい見かたは次の通りです。
ローカルデバイス情報
ローカルデバイス(本機)の情報が表示されています。
リモートデバイス情報
リモートデバイス(他のBluetooth(TM)対応機器)の情報が表示されています。
以下の項目は、Bluetooth(TM)対応機器ごとに表示されます。
デバイスアドレス
Bluetooth(TM)対応機器のデバイスアドレスとデバイス名が表示されています。
サービス情報
サービスの種類ごとにサービスの状態が表示されていますサービス情報
デバイス探索が終了すると、通信可能なリモートデバイスが表示されます。 また、以前に探索されているリモートデバイスで、現在は使用できないものも薄く表示されます。 ただし設定した情報保持期間が過ぎると表示されません。
デバイスアドレスの左側にその機器のデバイスクラスを示す
アイコンが表示されます。 デバイスクラスには、コンピュータや電話などがあります。 アイコンは、デバイスクラスが不明であることを示していますが、使用上問題ありません。
A「デバイス探索」ボタン
このボタンをクリックすることで、本機と通信可能な範囲にある他のBluetooth(TM)対応機器を探索します。
デバイス探索の詳しい設定は「デバイス探索設定」タブをクリックして表示される画面で設定します。
通信可能な範囲内にある他のBluetooth(TM)対応機器を探すことを、デバイス探索といいます。 デバイス探索は本機からだけでなく、他のBluetooth(TM)対応機器からも行われる場合もあります。
B「サービスブラウズ」ボタン
通信可能な範囲にある、他のBluetooth(TM)対応機器で利用できるサービスを調べる場合に使用します。
サービスを調べるときは、以下の手順を行ってください。
デバイス情報表示欄で、サービスを調べたい他のBluetooth(TM)対応機器のデバイスアドレスをクリックする
「サービスブラウズ」ボタンをクリックする
C「接続」ボタン
バインド
している他のBluetooth(TM)対応機器のサービスに接続する(利用する)場合に使用します。
サービスに接続するときは、以下の手順を行ってください。
デバイス情報表示欄で、接続したいサービスをクリックする
「接続」ボタンをクリックする
D「切断」ボタン
接続中のサービスを切断したい場合に使用します。
サービスを切断する場合は、以下の手順を行ってください。
デバイス情報表示欄で、切断したいサービスをクリックする
「切断」ボタンをクリックする
E「プロパティ」ボタン
本機や他のBluetooth(TM)対応機器の詳細設定を表示し、また設定を変更する場合に使用します。
詳細設定の表示や設定の変更を行う場合は、以下の手順を行ってください。
デバイス情報表示欄で、本機や詳細設定を表示または設定を変更したいBluetooth(TM)対応機器をクリックする
「プロパティ」ボタンをクリックする
本機を選択した場合は「ローカルデバイスプロパティ」ウィンドウが、他のBluetooth(TM)機器を選択した場合は「****のプロパティ」ウィンドウが表示されます。
実際の画面では、****には選択したBluetooth(TM)対応機器の「デバイスアドレス(デバイス名)」が表示されます。
設定を確認し、変更する
◆本機の設定を確認、変更する場合
デバイスアドレス(表示のみ)
デバイスアドレスが表示されます。
デバイス名
デバイス名が表示されます。初期値は空欄です。
デバイスクラス
デバイスクラスが表示されます。通常は変更しないでください。初期値は「コンピュータ」です。
パワークラス(表示のみ)
パワークラスが表示されます。「未設定」と表示されますが、そのままお使いください。
カントリーコード
カントリーコードが表示されます。通常は変更しないでください。初期値は「日本」です。
全デバイスからの接続要求を信頼する
この項目を
にすると、すべてのBluetooth(TM)対応機器からの接続要求を受け入れるようになります。 初期値は
です。
全デバイスからの接続要求を信頼する設定にすると、「リモートデバイスプロパティ」側で設定したセキュリティ設定は無効になります。
共通(デフォルト)のBluetooth(TM)パスキー(PINコード)
すべての接続に対して共通のBluetooth(TM)パスキーを設定したい場合は、ここにBluetooth(TM)パスキーを入力してください。初期値は空欄です。
Bluetooth(TM)パスキーとはBluetooth(TM)対応機器を他人に許可なく使われないように設定するパスワードです。16文字以内の半角英数字で入力してください。
データの暗号化を行う
この項目を
にすると、すべてのBluetooth(TM)対応機器との通信を暗号化するようになります。 データの暗号化を行うことで、第三者からデータを読みとられるのを防ぎます。
電波停止
Bluetooth(TM)機能のみを一時的にオフにします。「動作開始」をクリックすると、再度Bluetooth(TM)機能がオンになります。
サービス登録
シリアルポートの追加、削除を行います。 複数のBluetooth(TM)対応機器を同時に1個のシリアルポートに接続することはできません。 複数のBluetooth(TM)対応機器と同時に接続する場合はシリアルポートの追加を以下の手順で行ってください。
をクリックして、追加するシリアルポートを選択する
「追加」ボタンをクリックする
「Modem Port」の下に選択したシリアルポートが追加されたことを確認してください。
「OK」ボタンをクリックする
Windows XPの場合
「新しいハードウェアの検出ウィザード」ウィンドウが表示されるので「次へ」ボタンをクリックし、「完了」ボタンをクリックする
ローカルデバイス情報のサービス情報に「Serial Service(COM *)」が追加されます。
Windows XP以外の場合
ローカルデバイス情報のサービス情報に「Serial Service(COM *)」が追加されます。
実際の画面では、*には選択したシリアルポートに対応する数字が表示されます。
◆他のBluetooth(TM)機器の設定を確認、変更する場合
デバイスアドレス(表示のみ) デバイスアドレスが表示されます。Bluetooth(TM)対応機器は、それぞれ固有のデバイスアドレスを持っています。
デバイス名(表示のみ) 相手のBluetooth(TM)対応機器で設定しているデバイス名が表示されます。
デバイスクラス(表示のみ) デバイスクラス(相手のBluetooth(TM)対応機器の種類)が表示されます。
通信状態(表示のみ) 接続状態(接続中/未接続)が表示されます。
このデバイスからの接続要求を信頼する
Bluetooth(TM)パスキーによるセキュリティを使用する場合は
にします。
Bluetooth(TM)パスキーを使用しない場合は
にします。その場合は「使用するBluetooth(TM)パスキーの設定」は無効になります。
使用するBluetoothパスキー(PINコード)の設定
このBluetooth(TM)対応機器との接続の際にどのBluetooth(TM)パスキーを使用するかを設定します。
デバイスモード設定
「Active」のままで使用してください。
NDIS/AUDIOのバインド設定
NDIS:NDISに対応したBluetooth(TM)対応パソコンと接続する場合に
します。
AUDIO:使用できません。
情報保持期間
他のBluetooth(TM)対応機器の情報を保持しておく期間を0日(保持しない)から無期限の範囲で指定できます。初期値は「1日」です。
ここで指定した期間が過ぎると、「リモートデバイスプロパティ」で設定した内容も消去されます。
F「バインド」ボタン
他のBluetooth(TM)対応機器が提供するサービスをバインドする場合に使用します。
他のBluetooth(TM)対応機器が提供するサービスを利用するためには、バインドする必要があります。 バインドすることで使用するサービスやポートが決定し、接続が可能な状態になります。
Bluetooth(TM)対応機器のサービスをバインドするには次の手順を行ってください。
デバイス情報表示欄で、バインドしたいBluetooth(TM)対応機器のサービスをクリックする
「バインド」ボタンをクリックする
「バインド設定」ウィンドウが表示されます。
「OK」ボタンをクリックする
NDISで接続する場合のバインド方法
は異なります。
G「デバイス追加」ボタン
デバイス探索で見つからなかった他のBluetooth(TM)対応機器を、手動で追加する場合に使用します
Bluetooth(TM)対応機器が見つからない原因として、デバイス探索の設定、他のBluetooth(TM)対応機器側の設定や、機器の配置などに問題があると考えられます。 手動による追加を行う前にそれらの問題が無いかを確認してください。
手動でBluetooth(TM)対応機器を追加する場合は、次の手順で行ってください。
「デバイス追加」ボタンをクリックする
「追加リモートデバイス」ウィンドウが表示されます。
「デバイスアドレス」欄に追加するBluetooth(TM)対応機器のデバイスアドレスを入力する
「デバイスアドレス」欄以外の項目は「リモートデバイスプロパティ」と同じです。 「
他のBluetooth(TM)機器の設定を確認、変更する場合
」をご覧ください。
「OK」ボタンをクリックする
H「デバイス削除」ボタン
接続の必要が無くなったBluetooth(TM)対応機器をデバイス表示欄から削除する場合に使用します。
Bluetooth(TM)対応機器を削除する場合は、次の手順を行ってください。
デバイス情報表示欄で、削除したいBluetooth(TM)対応機器のデバイスアドレス(デバイス名)をクリックする
「デバイス削除」ボタンをクリックする
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「応答設定」タブでの設定
「Bluetooth(TM) PC Driver ユーティリティ」ウィンドウで「応答設定」タブをクリックすると、次の画面が表示されます。
この画面では次の項目の設定、確認をすることができます。
他のBluetooth(TM)対応機器からのデバイス探索への応答方法の設定
他のBluetooth(TM)対応機器からの接続要求への応答方法の設定
@「デバイス探索に対する応答設定」
他のBluetooth(TM)対応機器からのデバイス探索への応答設定をします。
デバイス探索は、本機からだけではなく他のBluetooth(TM)対応機器からも行われる場合があります。 そのような場合に、本機がどのように応答するかを設定することができます。
設定できる応答方法は次の2つです。
全てのデバイスに対して応答
全てのBluetooth(TM)対応機器による探索に対して応答します。
応答しない
どのBluetooth(TM)対応機器による探索に対しても応答をしません。
「応答しない」設定を選択した場合、他のBluetooth(TM)対応機器が本機の情報を取得することや、他のBluetooth(TM)対応機器からの本機への接続ができなくなります。 ただし、他のBluetooth(TM)対応機器がこちらのデバイスアドレスを知っている場合は接続が行われます。
A「他のデバイスからの接続要求に対する応答設定」
他のBluetooth(TM)対応機器からの接続要求に対する応答設定をします。 他のBluetooth(TM)対応機器から本機に接続の要求があった場合に、本機がどのように応答するかを設定することができます。
設定できる応答方法は次の3つです。
全てのデバイスからの要求を受け入れる
すべてのBluetooth(TM)対応機器からの要求を受け入れます。
全ての要求を拒否する
すべてのBluetooth(TM)対応機器からの要求を拒否します。
「全ての要求を拒否する」設定を選択した場合、他のBluetooth(TM)対応機器から本機に接続することはできなくなります。 本機から他のBluetooth(TM)対応機器に接続することはできます。
指定されたデバイスからの要求を受け入れる
指定したBluetooth(TM)対応機器からの接続要求のみを受け入れ、それ以外の機器からの接続要求は拒否します。 次の手順で、要求を受け入れるBluetooth(TM)対応機器を登録してください。
デバイスアドレスで指定する場合
「デバイスアドレス」欄に要求を受け入れるBluetooth(TM)対応機器のデバイスアドレスを入力する
「デバイスアドレス」欄の右にある「追加」ボタンをクリックする
デバイスクラスで指定する場合
「デバイスクラス」欄の
をクリックして、要求を受け入れるデバイスクラスを選択する
「デバイスクラス」欄の右にある「追加」ボタンをクリックする
要求を受け入れるBluetooth(TM)対応機器の登録を解除する場合は次の手順で行ってください。
リストの中から、登録を解除したいBluetooth(TM)対応機器のデバイスアドレス、またはデバイスクラスを選択する
選択した欄の右にある「削除」ボタンをクリックする
B「適用」ボタン
このボタンをクリックすると「応答設定」タブで変更した設定が有効になります。
「適用」ボタンを押さずに、別のタブや「閉じる」ボタンをクリックした場合、設定の変更は取り消されます。
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「デバイス検索設定」タブでの設定
「Bluetooth(TM)PC Driver ユーティリティ」ウィンドウで「デバイス探索設定」タブをクリックすると、次の画面が表示されます。
この画面では次の項目の設定、確認をすることができます。
Bluetooth(TM)対応機器を探索する時間
Bluetooth(TM)対応機器の最大探索数
探索するBluetooth(TM)対応機器の種類
@「デバイス探索時間」
1回のデバイス探索にかける時間を設定します。
5秒〜30秒の範囲でデバイス探索を行う秒数を入力してください。初期状態では10秒に設定されています。
A「最大探索数」
デバイス探索を行う場合に、1回で最大いくつのBluetooth(TM)対応機器を探索するかを設定します。
1〜30個の範囲で、1回のデバイス探索で探索するBluetooth(TM)対応機器の数を入力してください。初期状態では5個に設定されています。
B「探索するデバイス設定」
デバイス探索を行う場合に探索するBluetooth(TM)対応機器のデバイスクラスを設定します。
全てのBluetooth(TM)対応機器を探索するか、指定したデバイスクラスのBluetooth(TM)対応機器のみを探索するかの2通りから選択できます。
全てのデバイスを探索する
すべてのデバイスクラスのBluetooth(TM)対応機器を探索対象にします。初期状態ではこちらに設定されています。
指定されたデバイスを探索する
あらかじめ指定しておいたデバイスクラスのBluetooth(TM)対応機器のみを探索対象にします。
次の手順で探索するBluetooth(TM)対応機器のデバイスクラスを指定できます。
「デバイスクラス」欄の
をクリックし、探索対象にするデバイスクラスを選択する
「追加」ボタンをクリックする
デバイスクラスを削除する場合は次の手順で行ってください。
削除したいデバイスを選択する
「削除」ボタンをクリックする
C「適用」ボタン
このボタンをクリックすると「デバイス探索設定」タブで変更した設定が有効になります。
「適用」ボタンを押さずに、別のタブや「閉じる」ボタンをクリックした場合、設定の変更は取り消されます。
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