PCカード/コンパクトフラッシュカード

 コンパクトフラッシュカードはモバイルノート(BH、BLシリーズ)のみ


使用上の注意

PCカードスロット/コンパクトフラッシュカードスロットについて


PCカード/コンパクトフラッシュカードの取り扱いについて

PCカードやコンパクトフラッシュカードは精密にできています。カードまたはスロットの故障を防ぐため、次の点に注意してください。

PCカード使用時の注意


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PCカードやコンパクトフラッシュカードのセットのしかたと取り出し方

PCカードやコンパクトフラッシュカードをセットする/取り出すときの注意

PCカード/コンパクトフラッシュカードのセットのしかた

  1. 差し込む向きを確認し、ラベル面を上にして、スロットに水平に静かに差し込む

  • PCカードスロット、コンパクトフラッシュカードスロットの位置について
    • オールインワンノート(Aシリーズ/Dシリーズ)をお使いの場合
      活用ガイド PDF編』PART1の「本体各部」

    • オールインワンノート(Rシリーズ)をお使いの場合
      活用ガイド PDF編』PART1の「本体各部」

    • モバイルノート(VHシリーズ/BH、BLシリーズ)をお使いの場合
      活用ガイド PDF編』PART1の「本体各部」

    PCカードスロットやコンパクトフラッシュカードスロットにカードをセットすると、「Windowsが実行する動作を選んでください。」と表示される場合があります(表示される内容は、使用するメディアによって異なります)。このように表示された場合は、実行したい操作を選んでから「OK」ボタンをクリックしてください。どの操作を選べばよいかわからない場合は、ウィンドウの右上の×または×をクリックしてください。

PCカードやコンパクトフラッシュカードの取り出し方

  1. 次の操作を行う

  • 周辺機器の取り外しについて
    • オールインワンノート(Aシリーズ/Dシリーズ)をお使いの場合
      活用ガイド PDF編』PART3の「周辺機器の利用」の「周辺機器の取り外しと再接続」

    • オールインワンノート(Rシリーズ)をお使いの場合
      活用ガイド PDF編』PART3の「周辺機器の利用」の「周辺機器の取り外しと再接続」

    • モバイルノート(VHシリーズ/BH、BLシリーズ)をお使いの場合
      活用ガイド PDF編』PART3の「周辺機器の利用」の「周辺機器の取り外しと再接続」

  1. イジェクトボタンを押す
    ボタンが手前に飛び出します。

  2. もう一度イジェクトボタンを押す
  3. PCカードが少し出てくるので、水平に静かに引き抜く

    Windows Me/Windows 98/Windows 2000をお使いの場合、上記の手順以外の方法でPCカードを取り出したときに「デバイスの取り外しの警告」または「予期しないPCカードの取り外し」ウィンドウが表示される場合があります。このような場合は、「OK」ボタンをクリックしてください。

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PCカードの割り込みレベルの設定

PCカードによっては、割り込みレベルの設定が本機の他の設定と重なる場合があります。PCカードのマニュアルと「付録」の「割り込みレベルとDMAチャネル」をご覧になり、割り込みレベルが重なっていないか確認してください。割り込みレベルが重なる場合は、「トラブル解決Q&A」の「周辺機器」の「別売の周辺機器を取り付けたが動作しない。別売の周辺機器を取り付けたらパソコンが起動しなくなった。他の機能が使えなくなった 」をご覧になり、重ならないように設定を変更してください。

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PCカードの設定(Windows NT 4.0のみ)

FAXモデムカードの使用について

FAXモデムカードを使用する場合には、次の手順で設定してください。
CardWizard for WindowsNTをセットアップした場合には、この設定は必要ありません。

◆1.FAXモデムカードがWindows NT 4.0で正しく認識されていることを確認する

  1. PCカードスロットにFAXモデムカードをセットする
  2. Windows NT 4.0を起動する
  3. 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロール パネル」をクリックし、「PCカード(PCMCIA)」アイコンをダブルクリックする
  4. 「ソケットの状態」タブをクリックする
  5. 目的のFAXモデムカードをポイントする


  1. 「プロパティ」ボタンをクリックする
  2. 「カード情報」タブをクリックする
    FAXモデムカードがWindows NT 4.0で正しく認識されている場合には、「デバイスマップ」の画面が表示され、使用するFAXモデムカードのCOM番号が表示されます。このCOM番号は、次の「2.モデムのセットアップを行う」や「FAXモデムカードのリソース(IRQ)を変更する」の操作でも使用しますので、覚えておいてください。

    「利用不可」と表示された場合は、FAXモデムカードのリソース(IRQ)が他のデバイスと競合している可能性があります。「FAXモデムカードのリソース(IRQ)を変更する」をご覧になり、リソース(IRQ)を変更してください。

◆2.モデムのセットアップを行う

FAXモデムカードをダイヤルアップネットワークなどで使用する場合には、モデムのセットアップが必要です。
  1. 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロール パネル」をクリックし、「モデム」アイコンをダブルクリックする
    はじめてモデムをセットアップする場合には、自動的に「新しいモデムのインストールウィザード」が表示されます。
    既にモデムがセットアップされている場合には、「モデムのプロパティ」が表示されます。
    「追加」ボタンをクリックすると「新しいモデムのインストールウィザード」が表示されます。

  2. 「次へ」ボタンをクリックする
    自動的にモデムが検出され、使用するFAXモデムカードのCOM番号の部分に「標準モデム」と表示されます。

    モデムが検出されなかった場合、FAXモデムカードに割り当てられているリソース(IRQ)が妥当でない可能性があります。「FAXモデムカードのリソース(IRQ)を変更する」をご覧になり、リソース(IRQ)を変更してからモデムをセットアップしてください。

使用するFAXモデムカードにWindows NT 4.0用の .infファイルが添付されている場合は、次の手順で .infファイルをインストールしてください

.infファイルをインストールする
  1. .infファイルの入ったフロッピーディスクを本機のフロッピーディスクドライブにセットする
  2. 「変更」ボタンをクリックする
  3. 「ディスク使用」ボタンをクリックする
  4. コピー元にフロッピーディスクドライブのドライブ名を入力し、「OK」ボタンをクリックする
  5. 使用するFAXモデムカードの名称をクリックし、「OK」ボタンをクリックする
  6. 使用するFAXモデムカードのCOM番号上のモデム名が変更されたことを確認し、「次へ」ボタンをクリックする
  7. 「所在地情報」ウィンドウが表示された場合、所在地情報を入力し、「次へ」ボタンをクリックする
  8. 「完了」ボタンをクリックする

    Windows NT 4.0用の .infファイルがない場合には、Windows Me用またはWindows 98用の .infファイルで代用できることもあります。ただし、それぞれの .infファイルすべてがWindows NT 4.0で正しく動作するわけではありません。
    「infファイルをインストールする」の手順1のあと手順3に進むか、またはFAXモデムカードの通信速度に合った「(標準のモデム ドライバ)」に変更してください。

◆3.モデムのセットアップ状況を確認する

  1. 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「ハイパーターミナル」→「ハイパーターミナル」をクリックする
    「新しい接続」ウィンドウが表示されます。

  2. 「キャンセル」ボタンをクリックする
  3. 「ファイル」メニューの「プロパティ」をクリックする
    「接続の設定」タブが表示されます。

  4. 「接続方法」欄から使用するモデム名をクリックする
  5. 「モデムの設定」ボタンをクリックする
  6. 「ポート」に正しいCOM番号が表示されているか確認し、「OK」ボタンをクリックする
  7. 「OK」ボタンをクリックする
  8. ハイパーターミナルの画面で「AT」と入力する
    「AT」と表示されます。

  9. 【Enter】を押す
    モデムのセットアップが正しく行われている場合には、「OK」のメッセージが表示されます。

    ハイパーターミナルの画面に「AT」と表示されず、「OK」のメッセージも表示されない場合は、Windows NT 4.0でFAXモデムカードが認識されていないか、モデムのセットアップが正常に終了していない可能性があります。「1.FAXモデムカードがWindows NT 4.0で正しく認識されていることを確認する」をご覧になり、正しくセットアップされているか確認してください。

FAXモデムカードのリソース(IRQ)を変更する

FAXモデムカードがWindows NT 4.0で正しく認識されなかったり、正しく動作しない場合は、リソース(IRQ)が他のデバイスと競合している可能性があります。その場合は、次の手順でリソース(IRQ)を変更してください。
  1. 本機で利用可能なリソース(IRQ)を確認する


  1. 「スタート」ボタン→「プログラム」→「管理ツール(共通)」→「Windows NT 診断プログラム」をクリックする
  2. 「リソース」タブをクリックする
    現在のリソース(IRQ)の設定状況が表示されるので、空いているリソース(IRQ)を確認してください。

    Windows NT 4.0では、FAXモデムカードは本機内蔵のシリアルポートと同じ「Serial」というデバイス名で表示されます。IRQ4の「Serial」は本機内蔵のシリアルポート、IRQ4以外の「Serial」がFAXモデムカードを表します。

  1. 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロール パネル」をクリックし、「シリアルポート」アイコンをダブルクリックする

    COMポートの追加
    コントロールパネルの「PCカード(PCMCIA)」でデバイスマップが「利用不可」と表示されている場合は、ここでポートを追加する必要があります。次の手順でCOMポートを追加してください。
    1. 「追加」ボタンをクリックする
    2. 「OK」ボタンをクリックする
    3. Windows NT 4.0の再起動のメッセージが表示されたら、「再起動しない」ボタンをクリックする

  1. FAXモデムカードの使用について」で確認したポート、または上記の「COMポートの追加」の手順で追加したポートをクリックする
  2. 「設定」ボタンをクリックする
  3. 「詳細」ボタンをクリックする
  4. 「I/Oポートアドレス」欄で「既定値」をクリックする
    「既定値」を選ぶと、次のように設定されます。
    COM1:3f8
    COM2:2f8
    COM3:3e8
    COM4:2e8

  5. 「割り込み番号(IRQ)」欄から、現在空いているリソース(IRQ)をクリックする
  6. 「OK」ボタンをクリックする
  7. Windows NT 4.0の再起動のメッセージが表示されたら、「再起動しない」ボタンをクリックする
  8. 「OK」ボタンをクリックする
  9. 「閉じる」ボタンをクリックする
  10. 「スタート」ボタン→「ファイル名を指定して実行」をクリックする
  11. 「名前」欄に次のように入力し、「OK」ボタンをクリックする
    c:¥nt40¥drivers¥reg

    FAXモデムカードレジストリ設定ツールが起動し、「Serial*」と表示されます。

    FAXモデムカードレジストリ設定ツールはレジストリを操作するため、使用方法を誤ると重大な障害が発生する可能性があります。使用に際しては、十分注意してください。またレジストリのバックアップをとっておくことをおすすめします。

  1. 「Serial*」の*の部分がFAXモデムカードのCOM番号-1の項目をクリックする
    「COMポートの追加」の手順でCOMポートを追加した場合は、追加した順番にSerial10000、Serial10001となります。

  2. 「OK」ボタンをクリックする
    レジストリが書き換えられ、FAXモデムカードレジストリ設定ツールが終了します。

    次回起動時より、設定/変更内容が有効になります。

ATAカードの使用について

ATAカードを使用する場合、ATAカードのドライブ文字がCに割り当てられている場合があり、アプリケーションの起動などができなくなることがあります。このような場合は、次の手順で「Atdisk」のスタートアップの種類を「ブート」から「システム」に変更してください。
  1. 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロール パネル」をクリックし、「デバイス」アイコンをダブルクリックする
  2. デバイスの一覧から「Atdisk」を選び、「スタートアップ」ボタンをクリックする
  3. スタートアップの種類を「システム」に変更して「OK」ボタンをクリックする
  4. 「Atdiskデバイスのスタートアップの種類を変更すると、システムは使用不能になる可能性があります。変更してもよろしいですか?」と表示された場合は、「はい」ボタンをクリックする
  5. 「閉じる」ボタンをクリックする
    「デバイス」が終了します。

  6. 「コントロール パネル」を閉じる
  7. Windowsを再起動する
    再起動後に、変更した設定が有効になります。

PCカードデバイスドライバのインストール

PCカードのデバイスドライバは、PCカードに添付のマニュアルやWindows NT 4.0のヘルプなどをご覧になり、インストールを行ってください。

    PCカードの一覧に赤い「×」の付いたアイコンが表示されている場合は、Windows NT 4.0がそのデバイスに対応していないか、またはドライバが利用できないことを示します。詳細については、デバイスの製造元に問い合わせてください。

◆PCカードのリソースの設定を表示する

PCカードのリソースの設定を表示するには、次の設定を行ってください。
  1. 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロール パネル」をクリックし、「PCカード(PCMCIA)」アイコンをダブルクリックする
  2. 目的のPCカードをクリックする
  3. 「プロパティ」ボタンをクリックし、「リソース」タブをクリックする
    PCカードのリソースの変更については、PCカードに添付のマニュアルなどをご覧ください。

◆Windows NT 診断プログラムでリソースの設定を表示する

Windows NT 診断プログラムでリソースの表示ができます。
  1. 「スタート」ボタン→「プログラム」→「管理ツール(共通)」→「Windows NT 診断プログラム」をクリックする
  2. 「リソース」タブをクリックしてリソースの内容を確認する

CardBus対応PCカードの利用

CardBus対応PCカードを使用する場合は、CardWizard for Windows NTのインストールが必要です。「CardWizard for Windows NTの追加」をご覧になり、インストールを行ってください。

◆起動手順

  1. 「スタート」ボタン→「プログラム」→「CardWizard for Windows NT」をクリックする

  • CardWizard for Windows NT上では、PK-UG-J001(マルチファンクションカード)は使用できません。使用する場合は、「スタート」ボタン→「プログラム」→「CardWizard for Windows NT」にある「PC Card Activator」をクリックし、PC Card Activator画面の「CardWizardを使用不可にする」ボタンをクリックし、CardWizardを使用不可にしてから使用してください。
  • 使用可能なPCカードについては、CardWizard for Windows NTのオンラインヘルプおよびReadmeをご覧ください。
  • 後述の追加および削除を行う場合は、Administrator権限を持ったユーザで行ってください。
  • 「コントロール パネル」の「PCカード(PCMCIA)」アイコンは使用できなくなります。同アイコンをクリックすると正しい情報が表示されないことがありますが、PCカードの動作上は問題ありません。
  • PCカードをスロットから取り出す場合は、必ずCardWizardの「アクション」→「停止」を行ってから取り出してください。
  • ネットワークカードで、ホットスワップ(コンピュータの電源が入っている状態でスロットにPCカードをセット、あるいは取り出し)を行うためには、ホットスワップ・テストを行う必要があります。ネットワークカードのセットアップを行った後、次の「ホットスワップ・テスト」の手順でテストを行ってください。

◆ホットスワップ・テスト

  1. 「スタート」ボタン→「プログラム」→「CardWizard for Windows NT」→「CardWizard for Windows NT」をクリックする
    CardWizardが起動します。

  2. CardWizardの「アクション」→「ウィザード」または「Wizard」ボタンをクリックする
  3. 「ウィザード」ウィンドウの「テスト」ボタンをクリックする
  4. 「ホットスワップ機能のテスト」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックする

  • ホットスワップできないPCカード(SCSIカードなど)を使用している場合は、サスペンドおよびレジュームは行えません。
  • CardWizard for Windows NT上でPCカードをホットスワップする場合は、同一のスロットで行ってください。他のスロットにセットする場合は、Windows NT 4.0を再起動する必要があります。

CardWizard for Windows NTの追加


    本機にPCカードがセットされていないことを確認してください。PCカードがセットされている場合は、Windows NT 4.0を終了し、本機の電源を切ってPCカードを取り出してからWindowsを再起動してください。

  1. 「スタート」ボタン→「プログラム」→「コマンド プロンプト」をクリックする
  2. キーボードから次のように入力して、【Enter】を押す
    C:¥NT40¥CARDWIZ¥SETUP
    「CardWizard for Windows NTのセットアップ」ウィンドウが表示されます。

  3. 「次へ」ボタンをクリックする
    「ようこそ」ウィンドウが表示されます。

  4. 「次へ」ボタンをクリックする
  5. 「質問」ウィンドウで、PCカードが本機にセットされていないことを確認するメッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックする
  6. 「インストール先を選択」ウィンドウが表示されたら「次へ」ボタンをクリックする

    インストールするディレクトリは、特に必要のない限り、変更しないで既定値のままにしてください。

    ファイルのコピーが終了すると「READMEファイルを、いま表示しますか?」というメッセージが表示されます。

  1. 「はい」ボタンをクリックする
    READMEファイルを参照したら、ファイルを閉じてください。

  2. 「コンピュータをリスタート」ウィンドウが表示されるので、「はい、直ちにコンピュータを再起動します。」を選択し、「終了」ボタンをクリックする
    自動的にWindowsが再起動します。

CardWizard for Windows NTの削除


    本機にPCカードがセットされていないことを確認してください。PCカードがセットされている場合は、Windows NT 4.0を終了し、本機の電源を切ってPCカードを取り出してから再起動してください。

  1. 「スタート」ボタン→「プログラム」→「CardWizard for Windows NT」にある「CardWizard for Windows NTインストール解除」をクリックする
  2. 「選択したアプリケーションとそのすべてのコンポーネントを完全に削除しますか?」と表示されたら「はい」ボタンをクリックする
  3. 「セットアップが CardWizard for Windows NTを取り除きました」ウィンドウが表示され、画面にアンインストールが完了したことが表示されたら「はい」ボタンをクリックする
    自動的にWindowsが再起動します。

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