スリープ状態

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作業中のメモリの状態を保持したまま、SSDやディスプレイを省電力状態にして消費電力を抑えている状態です。メモリには電力が供給され状態が保持されているので、すぐに作業を再開できます。

 
  • スリープ状態への移行およびスリープ状態からの復帰は、状態の変更が完了してから5秒以上の間隔をあけて行ってください。
  • 本機を長時間使用しない場合は電源を切るか、ACアダプタを接続したうえでスリープ状態にしてください。バッテリのみで長時間スリープ状態にしておくと、バッテリ残量がなくなることがあります。
  • ハイブリッドスリープを使用しない設定にしている場合、スリープ状態でバッテリの残量がなくなると、作成中のデータが失われたり、データが壊れたりすることがあります。

スリープ状態にする

工場出荷時の設定で、電源が入っている状態から手動でスリープ状態にするには、次の方法があります。

◆「スタート」ボタンからスリープ状態にする

  1. 「スタート」ボタンをクリック
  2. 「シャットダウン」ボタンの横の>をクリックし、表示されたメニューから「スリープ」をクリック
    Windowsが終了し、スリープ状態になります。Windowsの終了処理中は電源スイッチを押さないでください。
    本体がスリープ状態になると、電源ランプが点滅します。

◆電源スイッチを押す

 
電源スイッチでスリープ状態にする場合は、電源スイッチを4秒以上押さないでください。電源スイッチを4秒以上押し続けると強制的に電源が切れて、保存していないデータは失われてしまいます。

スリープ状態から復帰する

スリープ状態から手動で電源が入っている状態に復帰するには、電源スイッチを押してください。

 
  • 電源スイッチを4秒以上押し続けないでください。電源スイッチを4秒以上押し続けると、強制的に電源が切れ、保存していないデータが失われます。
  • ユーザー選択画面が表示された場合は、ログオンするユーザーを選択してください。
  • パスワード入力画面が表示された場合は、選択したユーザーのパスワードを入力してください。
 
  • 専用USBミニキーボードやマウスを接続している場合は、それらのキーやボタンを操作することでもスリープ状態から復帰できます。
  • 工場出荷時の設定では、タッチパネル操作でのスリープ状態からの復帰は無効になっています。タッチパネル操作でスリープ状態から復帰するように設定する場合は、次の手順で行ってください。
    1. 本機にマウスなどのポインティングデバイスを接続している場合は取り外す
    2. デバイス マネージャー」を開く
    3. 「マウスとそのほかのポインティング デバイス」をダブルクリック
    4. 「HID 準拠マウス」をダブルクリック
    5. 「電源の管理」タブをクリック
    6. 「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックを付ける
    7. 「OK」ボタンをクリック

ハイブリッドスリープ

スリープ状態に移行する際に、SSDにもメモリの情報をすべて保存するスリープ状態です。SSDにもメモリの情報が保存されているため、スリープ状態中に電源が切れた場合でもSSDから復帰することができます。

 
  • 工場出荷時は、ハイブリッドスリープを使用しない設定になっています。使用するには設定の変更が必要です。
  • ハイブリッドスリープを使用する設定にした場合、「休止状態」の「休止状態にする」の手順で休止状態にできなくなります。ハイブリッドスリープを使用する設定のときに、直接、休止状態にしたい場合は、「電源の設定」の「電源の状態を変更する操作の設定」の手順で休止状態にする操作を設定し、その操作により休止状態にしてください。