概要
[2007021901]
無線LAN機能でできること
本機の無線LAN機能を使用することで、次のようなことができます。
◆無線LAN対応周辺機器との無線接続
本機と無線LANに対応した別売の周辺機器を使用すると、ケーブルで接続せずにLANを利用できます。例えば、無線LANに対応したルータやターミナルアダプタなどを利用してインターネットに接続できます。
◆他の無線LAN対応コンピュータとの無線通信
本機と無線LANに対応した他のコンピュータとの間で、ケーブル接続やメモリーカードなどの媒体を使用せずに、ファイルのコピーなどが行えます。
|
- 本機の無線LAN機能は、周囲にあるIEEE802.11a(5GHz)、IEEE802.11b(2.4GHz)、IEEE802.11g(2.4GHz)、およびIEEE802.11n(2.4/5GHz)に対応した無線LAN機器を検出し、このうち1台を選択して接続できます。
- IEEE802.11n(2.4/5GHz)対応無線LANモデルにおいて40MHz幅を利用するには、接続先の無線LAN機器も40MHz幅に対応している必要があります。
- IEEE802.11n(2.4/5GHz)規格による無線通信を行う際は、暗号化方式をAESに設定してください。それ以外の方式に設定した場合、IEEE802.11n(2.4/5GHz)規格が利用できません。
- WPA - エンタープライズ、WPA2 - エンタープライズまたは認証機能(IEEE802.1X)を使用した接続を行う場合は、各項目の設定内容をネットワークの管理者にお問い合わせください。
- 本機では、IEEE802.11a(5GHz)モード、IEEE802.11n(2.4/5GHz)モードでのアドホック接続はサポートしていません。
|
無線LAN機能使用上の注意
- 通信速度・通信距離は、無線LAN対応機器や電波環境・障害物・設置環境などの周囲条件によって異なります。
- 電波の性質上、通信距離が離れるに従って通信速度が低下する傾向があります。 より快適にお使いいただくために、無線LAN対応機器同士は近い距離で使用することをおすすめします。
- 2.4GHz周波数帯を利用する機器(電子レンジなど)を同時に使用した場合、2.4GHz無線LAN対応機器の通信速度、通信距離が低下する場合があります。2.4GHz無線LAN対応機器と2.4GHz周波数帯を利用する機器(電子レンジなど)は離して使用することをおすすめします。
- 2.4GHz無線LAN対応機器とBluetooth®など同じ周波数帯を利用する機器を同時に使用した場合、それぞれの機器の通信速度や通信距離が低下する場合があります。2.4GHz無線LAN対応機器とBluetooth®など同じ周波数帯を利用する機器はいずれかをオフにするか、離して使用することをおすすめします。
- ネットワークへの接続には、別売の無線LANアクセスポイントなどが必要です。
- 医療機関で使用する場合には、医療機関側が本製品の使用を禁止した区域では、本製品の電源を切るか無線LAN機能をオフにしてください。また、医療機関側が本製品の使用を認めた区域でも、近くで医療機器が使用されている場合には、本製品の電源を切るか無線LAN機能をオフにしてください。
- スリープ状態または休止状態では、ネットワーク機能がいったん停止しますので、ファイルコピーなどの通信動作が終了してからスリープ状態または休止状態にしてください。また、使用するアプリケーションによっては、スリープ状態または休止状態から復帰した際にデータが失われることがあります。ネットワークを使用するアプリケーションを使う場合には、あらかじめお使いのアプリケーションについてシステム管理者に確認の上、スリープ状態または休止状態を使用してください。
無線LAN対応製品との接続
◆無線LAN対応製品
本製品と接続できる無線LAN対応製品には、無線LAN内蔵コンピュータ、無線LANアクセスポイント、無線LAN周辺機器などがあります。
無線LAN機器同士の接続互換性については、業界団体Wi-Fi Alliance による「Wi-Fi®」認定を取得している、同じ規格の製品をご購入されることをおすすめします。