スリープ状態/休止状態使用上の注意
[2007020303]
スリープ状態または休止状態を使用する場合の注意
本機が正常に動かなくなったり、正しく復帰できなくなることがありますので、次のような場合は、スリープ状態または休止状態にしないでください。
プリンタへ出力中
通信用アプリケーションを実行中
LANまたは無線LANを使用して、ファイルコピーなどの通信動作中
音声または動画の再生中
SSD、DVD、CDなどにアクセス中
「システムのプロパティ」画面を表示中
Windowsの起動/終了処理中
スリープ状態または休止状態に対応していないUSB機器などの周辺機器やアプリケーションを使用しているとき
ハイブリッドスリープを使用しない設定にしている場合、スリープ状態のときに次のことが起きると、作業中のデータが失われますので、ご注意ください。
バッテリのみで使用している状態で、バッテリが切れた
バッテリ駆動に十分なバッテリ残量が無いときに、停電やACアダプタが抜けるなどの理由で、バッテリのみで使用している状態になった
電源スイッチを4秒以上スライドし続けて、強制的に電源を切った
スリープ状態や休止状態への移行、復帰などの電源状態の変更は、5秒以上の間隔をあけてから行ってください。
スリープ状態または休止状態では、ネットワーク機能がいったん停止しますので、ファイルコピーなどの通信動作が終了してからスリープ状態または休止状態にしてください。また、使用するアプリケーションによっては、スリープ状態または休止状態から復帰した際にデータが失われることがあります。ネットワークを使用するアプリケーションを使う場合には、あらかじめお使いのアプリケーションについてシステム管理者に確認のうえ、スリープ状態または休止状態を使用してください。
通信アプリケーションを使用中の場合は、通信アプリケーションを終了させてから、休止状態にしてください。通信状態のまま休止状態にすると、強制的に通信が切断されることがあります。
バッテリのみで使用する場合は、あらかじめバッテリの残量を確認しておいてください。また、バッテリ残量が少なくなってきた場合の本機の動作について設定しておくこともできます。
「バッテリ」の「
バッテリの使い方と設定
」
スリープ状態または休止状態への移行中は、各種ディスク、SDメモリーカードなどの各種メモリーカードの入れ替えなどを行わないでください。データが正しく保存されないことがあります。
スリープ状態または休止状態中に、周辺機器の取り付けや取り外しなどの機器構成の変更を行うと、正常に復帰できなくなることがあります。
スリープ状態に移行する前にUSB機器(マウスまたはキーボード以外)を外してください。USB機器を接続した状態ではスリープ状態に移行または復帰できない場合があります。
スリープ状態または休止状態への移行中、スリープ状態や休止状態からの復帰中はUSB機器の抜き差しをしないでください。
「電源オプション」で各設定を変更する場合は、管理者(Administrator)権限を持つユーザーで行ってください。
スリープ状態または休止状態から復帰したときに、プライマリディスプレイとセカンダリディスプレイが逆になったり、外部ディスプレイの設定情報を読み込めない場合があります。外部ディスプレイを再設定してください。
スリープ状態または休止状態からの復帰を行った場合、本体は復帰しているのに、ディスプレイには何も表示されない状態になることがあります。この場合は、タッチパネルを操作するかキーボードのキーを押すことによってディスプレイが正しく表示されます。
次のような場合には、復帰が正しく実行されなかったことを表しています。
アプリケーションが動作しない
スリープ状態または休止状態にする前の内容を復元できない
タッチパネル、キーボード、電源スイッチを操作しても復帰しない
このような状態になるアプリケーションを使用しているときは、スリープ状態または休止状態にしないでください。
電源スイッチをスライドしても復帰できなかったときは、電源スイッチを4秒以上スライドし続けてください。電源ランプが消え、電源が強制的に切れます。
この場合、BIOSセットアップユーティリティの内容が、工場出荷時の状態に戻っていることがあります。必要な場合は再度設定してください。
BIOSセットアップユーティリティについて
「システム設定」の「
BIOSセットアップユーティリティについて
」