ECOモード機能

[2017020402]

本機では、3つの省電力設定から利用シーンにあわせて、最適な設定に切り替えることができます。設定の切り替えは、通知領域のアイコンをクリックして選択するか、USBミニキーボード使用時は設定したホットキーで簡単に行うことができます。

工場出荷時の設定では、ECOモード機能で切り替えることのできるモードには次の3つがあり、「標準」が選択された状態になっています。

モード	通知領域のアイコンおよび色	説明
高性能	（青）	CPU速度を高速に保ち、時間が経過してもスリープ状態に移行しないモードです。電源プランは「高性能」が割り当てられており、液晶ディスプレイの輝度は10に設定されています。
標準	（水色）	本機の速度を優先させる設定ですが、操作がない状態で一定の時間が経過した場合、スリープ状態に移行します。電源プランは「標準」が割り当てられており、液晶ディスプレイの輝度は10に設定されています。
ECO	（緑）	電力をもっとも節約する設定で、標準よりも早い時間でスリープ状態に移行します。電源プランは「ECO」が割り当てられており、液晶ディスプレイの輝度は4に設定されています。

通知領域のアイコンで切り替える
1. タスクバーの通知領域のをクリック
2. ECOモード設定ツールのアイコンをクリックし、表示されるメニューから切り替えるモードを選択する
USBミニキーボードで切り替える
USBミニキーボード使用時は、設定しておいたホットキーを押すと選択できるモードが表示され、以後、設定したホットキーを押すごとにモードが切り替わります。
ホットキーの設定については「ホットキーの設定」をご覧になり、設定を行ってください。

Windowsのログオン画面が表示されている場合、設定したホットキーを押してもモードは変更されません。

現在のモードは、タスクバーの通知領域のをクリックすると表示されるアイコンで確認できます。

表中のアイコンは工場出荷時の設定のものです。実際に表示されるアイコンはモードに割り当てている電源プランにより異なります。
省電力を優先する電源プランを割り当てているモードを選択している場合、DVDの再生などの映像を表示するアプリケーションで、再生品質が低下する可能性があります。そのような場合は、「高性能」などの性能を優先するモードを選択してください。

ECOモード機能で切り替える各モードの設定を変更する場合は、次の手順で行います。

USBミニキーボード使用時に、モードの切り替えに使用するホットキーを1つ設定できます。
ホットキーの設定は、次の手順で行います。

使用するホットキーを選択し、「OK」ボタンをクリック

電源プランを自動的に切り替える期間と時間帯の設定ができます。
電力需要の多い時間帯や電力使用率に応じて、本機の電源プランを変更し、消費電力を抑えることができます。

電源プランの自動切替の実行中は、電源モードの切り替えはできません。

自動切替の設定を行う
設定可能な項目は次の通りです。

項目		説明
時間帯や電力使用率により切り替える。		チェックを付けると、時間帯や電力会社の電力使用実績に応じて、電源プランを切り替えます。
	使用期間	電源プランの自動切り替えを使用する期間の開始日、終了日を設定します。それぞれの欄のをクリックし、表示されるカレンダーから日付を選択してください
	時間帯を指定してモード2またはモード3に切り替える	チェックを付けると、時間帯を設定して電源プランの自動切替を実行します。設定した時間帯は、使用できる電源プランが制限されます。をクリックし、開始時刻、終了時刻を設定します。
	電力使用実績によりモード3に切り替える	電力会社の電力使用実績により、使用する電源プランを切り替えます。「電力会社」電力使用実績の参照先に設定している電力会社が表示されます。また、をクリックして、参照先の電力会社を設定することができます。「電力使用率」電力使用率が表示されている値を超えた場合、モード3に割り当てられた電源プランに自動的に切り替えます。をクリックし、切り替えを行う電力使用率を設定できます。