ウイルス(コンピュータウイルス)とはプログラムの一種です。
ユーザー(使用者)が気づかないうちにシステムに入り込み、異常なメッセージを表示するものや、プログラムやデータの一部を破壊するものなど、さまざまなものがあります。
ウイルスの感染を少しでも防止するために、次の方法を参考にしてください。
また、定期的にデータのバックアップを作成しておくことをおすすめします。
万一ウイルスに感染してしまった場合にも、ドライブを初期化し、バックアップからデータを復元することで復旧できます。
ウイルスを駆除するには、該当ファイルを削除して、アプリケーションを再インストールすることが一番安全で確実な方法です。
ただし、発見されたウイルスがブートセクタ型の場合、ブートセクタがウイルスに感染した可能性のある段階ではこの方法は使えません。
また、二次感染を防ぐため、ウイルスが発見されたパソコンで使用した媒体(フロッピーディスクやハードディスクなど)をすべて検査する必要があります。
本機添付のウイルスバスターをご使用の場合は「ウイルスバスターを使ってウイルスを駆除する」をご覧ください。
ウイルスバスター以外のウイルス対策ソフトをご使用の場合、使用されているウイルス対策ソフトの指示に従ってください。
パソコンの電源は切らないでください。ウイルスによっては症状が悪化することがあります。 |
日本では、ウイルスを発見した場合、所定の機関への届出が義務付けられています。
届出をしなくても罰則の規定はありませんが、今後の対策や被害状況の把握のためにも積極的な報告をお願いします。
届け出先: | 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) IPAセキュリティセンター |
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FAX: | 03-5978-7518 | |
E-mail: | virus@ipa.go.jp | |
URL: | http://www.ipa.go.jp/security/ |
同機構ではウイルスに関する相談を下記の電話でも対応しています。
(IPA)コンピュータウイルス110番 |
TEL:03-5978-7509 |
ウイルスバスターを使ったウイルス検査には、次のような方法があります。
ファイルを開く、保存する、またはダウンロードする時に検査を実行します。
インストール時の状態では、脅威の検査を行う設定になっています。
ウイルスに感染していないかの検査を、その場ですぐに実行します。
外部からファイルを受け取ったときなどには「カスタム検索」を実行し、受け取ったファイルがウイルスに感染していないことを確認することをおすすめします。
設定した実行タイミングに応じて、ウイルス感染の検査を自動的に実行します。
インストール時の状態ではウイルスが検出された場合、ウイルスに感染したファイル名や実行した処理の情報が表示されます。
ウイルスバスターは、インターネット上のパターンファイルを利用しており、通信を行いながらウイルスチェックをします。インターネットに接続している状態でウイルスの駆除を行ってください。
インターネットに常時接続し、インターネット上のパターンファイルを利用することで、最新の脅威に対抗し安全性をより万全にすることができるため、できるだけインターネットに接続した環境でウイルスバスターをご利用ください。