「Security」メニュー

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設定項目 設定値 説明
Supervisor Password スーパバイザパスワードが設定されているかどうかが表示されます。
User Password ユーザパスワードが設定されているかどうかが表示されます。
Change Supervisor Password スーパバイザパスワードの設定、変更を行います。【Enter】を押すと設定画面が表示されます。
Change User Password※1 ※2 ユーザパスワードの設定、変更を行います。【Enter】を押すと設定画面が表示されます。
Password Check※1 Always
【Setup】
システム起動時にパスワードの入力を求めるかどうかを設定します。
Hard Disk Security
SATA Port 0:xxxxx SATA Port 0に接続されたハードディスク(またはSSD)のパスワードの設定をします。【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。設定については「Hard Disk Security」をご覧ください。
ハードディスク(またはSSD)が接続されていない場合は、本項目は表示されません。
SATA Port 1:xxxxx SATA Port 1に接続されたハードディスク(またはSSD)のパスワードの設定をします。【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。設定については「Hard Disk Security」をご覧ください。
ハードディスク(またはSSD)が接続されていない場合は、本項目は表示されません。
Security Chip Configuration セキュリティチップの設定をします。【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。設定については「Security Chip Configuration」をご覧ください。
System Mode state※3 Secure Bootのシステム状態が表示されます。
Secure Boot機能の準備(Keyのインストール)が完了している場合は「User」、準備が完了していない場合は「Setup」が表示されます。
Secure Boot state※3 現在のSecure Boot機能の状態が表示されます。Secure Bootが無効の場合は「Disabled」、有効の場合は「Enabled」が表示されます。
Secure Boot※3 Disabled
【Enabled】
Secure Boot機能の有効/無効を設定します。Windows 8を使用する場合は「Enabled」に設定してください。
Secure Boot Mode※3 ※4 【Standard】
Custom
Secure BootのKeyデータベースの操作を可能にします。
「Standard」から変更しないでください。
Key Management※3 ※5 Secure BootのKeyデータベースの操作を行う項目です。知識のない方は操作しないでください。
設定については、「Key Management」をご覧ください。
※1 スーパバイザパスワードを設定すると表示されます。
※2 ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合でも設定可能な項目です。
※3 「Boot」メニューの「Boot Mode」を「UEFI」に設定すると表示されます。
※4 「Secure Boot」を「Enabled」に設定した場合に表示されます。
※5 「Secure Boot」を「Enabled」、かつ「Secure Boot Mode」を「Custom」に設定した場合に表示されます。

スーパバイザパスワード、ユーザパスワードの設定

「Change Supervisor Password」または「Change User Password」にカーソルを合わせて【Enter】を押すと表示される設定画面で設定します。

新しくパスワードを設定する場合は、「Create New Password」欄に設定するパスワードを入力して【Enter】を押し、「Confirm New Password」欄に確認のために同じパスワードを入力して【Enter】を押してください。

設定済みのパスワードを変更する場合は、「Enter Current Password」欄に現在のパスワードを入力して【Enter】を押した後で、新しくパスワードを設定する場合と同様にパスワードを入力してください。

チェック

Secure Bootの設定

Secure BootはWindows 8からサポートされた機能で、Windows 8の安全性を高める機能です。Windows 8を使用する場合は「Enabled」に設定してください。
Windows 7以前のOSはサポートしていないため、「Boot」メニューの「Boot Mode」を「Legacy」に設定すると「Disabled」で動作します。

Hard Disk Security

チェック ハードディスクパスワードの設定を変更する場合は、本機の電源が切れている状態からBIOSセットアップユーティリティを起動し、設定を行ってください。

ハードディスクパスワードの設定を行います。

メモ 本機では、内蔵ハードディスク(またはSSD)はSATA Port 0に接続されています。
設定項目 設定値 説明
Hard Disk Security
  HDD Password is 内蔵ハードディスク(またはSSD)にパスワードが設定されているかどうかが表示されます。
  Set Master Password 内蔵ハードディスク(またはSSD)のマスタパスワードの設定、変更を行います。【Enter】を押すと設定画面が表示されます。
  Set User Password※1 内蔵ハードディスク(またはSSD)のユーザパスワードの設定、変更を行います。【Enter】を押すと設定画面が表示されます。
※1 ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合でも設定可能な項目です。

ハードディスクパスワードの設定

設定するパスワードの項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと設定画面が表示されます。
すでにパスワードが設定されている場合は「Enter Current Password」欄が表示されるので、現在のパスワードを入力し【Enter】を押します。
「Create New Password」欄に新しいパスワードを入力して【Enter】を押し、「Confirm New Password」欄に確認のために同じパスワードを入力して【Enter】を押すと設定されます。
ハードディスクパスワードを設定しても、設定したハードディスクマスタパスワードやハードディスクユーザパスワードを本機の起動時に入力する必要はありません。

チェック

ハードディスクのロックの解除

本機の起動時にハードディスク(またはSSD)がロックされたという内容のメッセージが表示された場合は、次の手順でハードディスクパスワードを再設定し、ハードディスク(またはSSD)のロックを解除してください。

チェック

ハードディスクパスワードの解除

パスワードを解除したいハードディスク(またはSSD)のマスタパスワードの項目にカーソルを合わせて【Enter】を押し設定画面を表示させます。
「Enter Current Password」欄に現在のパスワードを入力し【Enter】を押し、「Create New Password」欄および「Confirm New Password」欄に何も入力しないで【Enter】を押すとパスワードが解除されます。

Security Chip Configuration

セキュリティチップの設定を行うことができます。

設定項目 設定値 説明
TPM Support※1 Disabled
【Enabled】
「Enabled」に設定すると、セキュリティチップが利用可能になります。
Current TPM State 現在のセキュリティチップの設定状態を表示します。
Change TPM State※1 ※2 【No Change】
Enable&Activate
Deactivate&Disable
Clear
セキュリティチップの設定を変更します。
「Clear」(セキュリティチップの初期化)は、「Current TPM State」の表示が「Enabled&Activated」の場合のみ選択できます。また、初期化を行うと「Current TPM State」は 「Disabled&Deactivated」になります。
Password Authentication※3 【Disabled】
Enabled
「Enabled」に設定すると、セキュリティチップの状態を変更するときにスーパバイザパスワードの入力が必要になります。
※1 ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合でも設定可能な項目です。ただし、「Password Authentication」が「Enabled」に設定されている場合は変更できません。
※2 「TPM Support」を「Enabled」に設定している場合のみ設定可能となります。
※3 スーパバイザパスワードが設定済みで、かつ「TPM Support」の設定が「Enabled」の場合のみ設定できます。
チェック
参照 セキュリティチップ機能について
セキュリティチップ ユーティリティ

Key Management

チェック Secure BootのKeyデータベースの操作を行う項目です。知識のない方は操作しないでください。
設定項目 設定値 説明
Default Key Provisioning Disabled
【Enabled】
「Enabled」に設定すると、Keyがインストールされていない場合、次回起動時に自動的に工場出荷時のKeyがインストールされます。Keyをクリアする場合は「Disabled」に設定してください。
Manage All Factory Keys (PK, KEK, DB, DBX)
Install default Secure Boot keys※1 【Enter】を押すと、工場出荷時のKeyがインストールされます。
Clear Secure Boot keys※2 【Enter】を押すと、インストールされているKeyをクリアします。
※1 「Default Key Provisioning」を「Enabled」に設定した場合、またはKeyがインストールされていない場合に表示されます。
※2 「Default Key Provisioning」を「Disabled」に設定し、かつKeyがインストールされている場合に表示されます。