[2008020507]
「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」を使用することで、バッテリリフレッシュと性能診断、バッテリリフレッシュと診断の自動実行ができます。
バッテリ・リフレッシュ&診断ツールの表示
バッテリ・リフレッシュ&診断ツールの表示は次の手順で行います。
チェック
- バッテリ・リフレッシュ&診断ツールは画面の向きを縦画面表示にした状態でご利用になれません。
- 縦画面表示で設定画面を表示した場合には、設定画面右上の×ボタンをクリックし、一旦設定画面を閉じてください。
その後、画面の向きを横画面表示の状態にして、再度設定画面を表示してください。
- アプリ画面を開き、アプリの一覧で「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」をクリック
- バッテリリフレッシュや性能診断についての概要を説明する画面が表示された場合は、「次へ」ボタンをクリック
メモ
- 「起動時にこの画面を表示しない」にチェックを付けてから「次へ」ボタンをクリックすると、概要説明画面を次回から表示しなくなります。
- 概要説明画面は、「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」を表示して、「はじめにお読みください」ボタンをクリックしても表示されます。
バッテリ・リフレッシュ&診断ツールや診断結果については、バッテリ・リフレッシュ&診断ツールを表示し、「ヘルプ」ボタンをクリックすると表示されるヘルプをご覧ください。
バッテリリフレッシュと性能診断を実行する
バッテリリフレッシュと性能診断は、次の手順で行います。
チェック
バッテリリフレッシュと性能診断を行う場合には、本機にバッテリパックとACアダプタが接続されている必要があります。
- 「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」を表示する
- 「開始」ボタンをクリック
確認画面が表示されます。
- 内容を確認し、「はい」ボタンをクリック
バッテリリフレッシュが開始されます。
バッテリリフレッシュ終了後、性能診断が行われます。
メモ
確認画面、および実行中の画面で「終了後、自動的にスリープ状態にする」にチェックを付けると、バッテリリフレッシュと性能診断が終了した後、本機がスリープ状態になります。
チェック
- バッテリリフレッシュを中断する場合は、「中止」ボタンをクリックし、画面の指示に従ってください。また、バッテリリフレッシュを中断した場合、性能診断は行われません。
- 「バッテリ状態」に「劣化」と表示された場合、バッテリパックの交換をおすすめします。
- 「バッテリ状態」に「警告」と表示された場合、バッテリパックを交換してください。また、バッテリパックへの充電やバッテリリフレッシュは、安全のため行えなくなります。
バッテリリフレッシュと性能診断を自動実行する
バッテリリフレッシュと性能診断の自動実行は、次の手順で設定します。
チェックバッテリリフレッシュと性能診断を自動実行する場合には、設定した時間に本機が以下の状態であることが必要です。
- ACアダプタとバッテリパックが接続されている。
- 電源がシャットダウンされていない(表示中、スリープ状態、および休止状態の場合は実行可能です)。
- 管理者(Administrator)権限を持たないユーザーで自動実行を設定した場合、設定したユーザーでサインインしている。
- 管理者(Administrator)権限を持ち、Windowsサインインパスワードを持たないユーザーで自動実行を設定した場合、設定したユーザーでサインインしている。
- 「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」を表示する
- 「次回開始日時の設定」ボタンをクリック
- 「次回の実行日時を指定する」を選択し、実行時間を設定する
必要に応じて以下の項目も設定してください。
- 「Windows パスワード」
Windows のサインインパスワードを設定している場合は、この欄にパスワードを入力する
- 「終了後、自動的にスリープ状態にする」
自動実行終了後、本機をスリープ状態にする場合にはチェックを付ける
チェック
管理者(Administrator)権限を持たないユーザーで設定を行っている場合、「Windows パスワード」欄は表示されません。
- 「OK」ボタンをクリック
以上でバッテリリフレッシュと性能診断の自動実行の設定は完了です。
バッテリパックの充電モードを設定する
バッテリパックの充電モードを設定できます。
チェック
充電モードの設定は、バッテリ・リフレッシュ&診断ツールでのみ変更可能です。
メモ
現在取り付けているバッテリパックの充電モードは、バッテリ・リフレッシュ&診断ツールの「現在のモード」欄で確認できます。
- 「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」を表示する
- 「充電モードの設定」ボタンをクリック
- 設定するモードを選択する
設定可能なモードは次のとおりです。
モード | 説明 |
フル充電モード | 100%まで充電する通常のモードです。 |
8割充電モード | 充電を80%までにすることで、バッテリパックの劣化を抑えるモードです。 |
5割充電モード | 50%まで充電します。バッテリパックを取り外して保管する場合に使用します。 |
- 「OK」ボタンをクリック
以上で充電モードの設定は完了です。
バッテリ・リフレッシュ&診断ツールのアンインストール
バッテリ・リフレッシュ&診断ツールのアンインストールは、次の手順で行います。
チェック
アンインストールは管理者(Administrator)権限を持つユーザーで行ってください。
- 「コントロール パネル」を表示する
- 「プログラム」の「プログラムのアンインストール」をクリック
- 「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」を選択し、「アンインストール」をクリック
- 「バッテリ・リフレッシュ&診断ツールをアンインストールしますか?」と表示された場合は、「はい」ボタンをクリック
以上でバッテリ・リフレッシュ&診断ツールのアンインストールは完了です。
バッテリ・リフレッシュ&診断ツールの再インストール
アンインストールした「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」を再インストールする場合は、次の手順で行います。
チェック
- インストールには光学ドライブが必要です。
- インストールは管理者(Administrator)権限を持つユーザーで行ってください。
- 光学ドライブに「アプリケーションディスク」をセットする
- アプリ画面を開き、アプリの一覧で「ファイル名を指定して実行」をクリック
- 「名前」に以下のように入力し、「OK」ボタンをクリック
D:¥NECBATT¥Setup.exe
メモ
光学ドライブがDドライブ以外の場合は、先頭の「D」を、お使いの環境の光学ドライブのドライブ文字に置き換えて入力してください。
- 「バッテリ・リフレッシュ&診断ツールセットアップウィザードへようこそ」と表示されたら、「次へ」ボタンをクリック
- 「バッテリ・リフレッシュ&診断ツールファイル使用中」画面が表示された場合は、「NEC Battery Refresh Utility-Scheduler(Process Id: XXXX)」をクリックし、「継続」ボタンをクリック
- 「インストールが完了しました。」画面が表示されたら、「閉じる」ボタンをクリック
- 再起動を促すメッセージが表示された場合は、光学ドライブから「アプリケーションディスク」を取り出し、「はい」ボタンをクリック
Windowsが自動的に再起動します。
チェック
メッセージが表示されない場合は、光学ドライブから「アプリケーションディスク」を取り出し、Windowsを再起動してください。
以上で「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」の再インストールは完了です。