NFCポート
概要
- 「NFCポート」はNFC対応モデルのみ使用できます。
- NFC対応モデルをお使いの場合、「NFC Port Software」はインストールされています。
NFCとは、近距離無線通信の技術です。
本機ではNASCAと提携し、FeliCaに対応したカードや携帯電話を利用して、Windowsサインインやスクリーンセーバーのロック解除、アプリケーションのパスワード代替などをおこなうことができます。また、楽天Edy機能搭載のカードや携帯電話をサポートしています。
NASCAについて→「便利な機能とアプリケーション」-「NASCA」
- このマニュアルで使用しているイラストは、FeliCa対応カードを使用している場合のものです。
- カスタムテキストサイズの設定(DPI)が100%以外の場合、「NFC Port Software」が画面からはみ出る場合があります。その場合は、カスタムテキストサイズの設定(DPI)を下げて(または100%に変更して)ご使用ください。
- 「NFC Port Software」ではPC/SC機能を有効にしております。
使用上の注意
- 「NFCポート」は、無線機器の一種です。取り扱いの注意事項について、添付の『はじめにお読みください』の「安全にお使いいただくために」-「安全上の警告・注意事項」もご覧ください。
- 本製品は、日本国内での電波法に基づく形式指定を受けた誘導式読み書き通信設備です。
本製品を分解、改造したり、型式番号を消したりすると法律により罰せられることがあります。 - 心臓ペースメーカー装着部分から30センチ以上離して使用してください。
電波によりペースメーカーの作動に影響をあたえる場合があります。 - 医療機関側が本製品の使用を禁止した区域では、本製品の電源を切ってください。
「NFCポート」でできること
FeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話を使ってできること
セキュリティを強化する
パスワードを使った従来のセキュリティよりも、さらに強固なセキュリティ機能を実現し、本機の不正使用や情報の漏えいを防止します。
Windowsへのサインインやスクリーンセーバーのロックを解除する
FeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話をかざすだけで、Windowsのサインインやスクリーンセーバーのロックが解除できます。パスワードを入力するよりも、すばやい認証操作が可能です。
アプリケーションのパスワードやIDなどを代替する
本機にはセキュリティチップ機能が搭載されており、アプリケーション内にあるログオンフォームへのパスワード入力やID入力を、FeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話での認証に代替できます。
- FeliCaは、完全なセキュリティを保証するものではありません。
- 本機では、楽天Edy機能が搭載されたFeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話をサポートしています。
- 上記の機能を使用するには、NASCAのインストールが必要です。
- NFC機能オンの状態で使用してください。NFC機能オフの状態では使用できません。
- 本機では、NFCタグの読み取り機能やNFCによるBluetooth機器のペアリング機能は、サポートしておりません。
FeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話を使う
FeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話のかざし方
FeliCa対応カードを使用する場合は、カードの中心を、「NFCポート」の「N-Mark」に合わせて置いてください。FeliCa対応カードは裏表どちらでも読み取れます。
FeliCa対応携帯電話を使う場合は、FeliCa対応携帯電話に付いているモバイル非接触IC通信マークの面を下に向けてかざしてください。
- FeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話を複数かざすと、正しく読み取れません。FeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話は、必ず一つずつかざしてください。
- 「NFCポート」からはみ出す位置でかざしたり、FeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話を傾けた状態でかざしたりすると、正しく読み取れないことがあります。

「NFCポート」の位置について→「機能を知る」-「各部の名称と役割」-「キーボード周辺」
「NFCポート」が正常に動作しているか確認したいときは
自己診断機能を使って、「NFCポート」の動作状況を確認することができます。
なお、自己診断中に他のアプリケーションが「NFCポート」を使用していると、自己診断に失敗する場合があります。自己診断機能を使う場合は、「NFCポート」を使用する可能性のあるアプリケーション(Edgeなど)を終了させておいてください。
次の手順に従って操作してください。
- 「NFCポート」にFeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話をかざす
「NFCポート」にFeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話をかざさなくても、自己診断はできますが、NFCポート内部の動作だけの診断となります。FeliCa対応カード、またはFeliCa対応携帯電話との通信機能の診断はできません。
を右クリックする- 「ファイル名を指定して実行」をクリックする
- 「名前」に次のように入力し、「OK」ボタンをクリックする
C:\Program Files\Sony\FeliCaRW\nfcdiag3.exe
「ユーザー アカウント制御」画面が表示された場合は、表示された内容をよく確認し、操作をおこなってください。
- 自己診断を開始する
これ以降は画面の指示に従って操作してください。
NFC機能のオン/オフ
NFC機能のオン/オフの切り替えは、次の手順でおこないます。
NFC機能のオン/オフの設定は、電源を切った後も保存されます。
- 他の機器に影響を与える場合やワイヤレス機能およびNFC機能を使用しない場合は、ワイヤレス機能およびNFC機能をオフにすることをおすすめします。
- BIOSセットアップユーティリティでNFC機能そのものを無効にしている場合、これらの方法でNFC機能を有効にすることはできません。BIOSセットアップユーティリティでNFC機能を有効に設定してから操作をおこなってください。
BIOSセットアップユーティリティについて→「機能を知る」-「BIOS(バイオス)」-「設定項目一覧」-「「Advanced」」
機内モードを利用してNFC機能をオン/オフする
NFC機能およびすべてのワイヤレス機能のオン/オフを切り替えることができます。
- この方法でオフにした場合、NFC機能およびすべてのワイヤレス機能がオフになります。
- 機内モードをオフにした時に、Bluetoothのドライバーのインストールが始まった場合は、インストールが完了するまでお待ちください。また、再起動を促すメッセージが表示された場合は、本機を再起動してください。
- 機内モードのオン/オフ切り替え時、Bluetoothのドライバーの組み込み/取り外しに時間がかかる場合があります。再度、機内モードのオン/オフをおこなう場合は、Bluetooth機能の切り替えが完了したのを確認してからおこなうようにしてください。Bluetooth機能の切り替えが完了しないうちに、連続してオン/オフの操作をおこなわないようにしてください。
キーボードで切り替える
【
/F9】を押すことで、機内モードのオン/オフを切り替えることができます。
NFC機能のみをオン/オフする
NFC機能のみのオン/オフを切り換えることができます。
- 「設定」を表示する
- 「ネットワークとインターネット」をクリックする
- 「機内モード」をクリックする
- 「NFC」をオンまたはオフにする
その他の注意事項
イベントビューア内に以下のログが記録される場合がありますが、運用上問題はありません。
- 「ソース:Smart Card Service、イベントID:406、レベル:エラー、 内容:読み取り装置オブジェクトでデバイスを識別できません」
- 「ソース:Smart Card Service、イベントID:610、レベル:エラー、 内容:IOCTL TRANSMIT はスマート カード リーダー 'Sony FeliCa Port/PaSoRi 3.0 0' で拒否されました: この要求はサポートされていません。このエラーが解決しない場合は、スマート カードまたはリーダーが正常に機能していない可能性があります。」