ハードディスクのメンテナンス



バックアップ

操作ミスやハードディスクの故障など、万一の事態に備えてデータの複製を作ることを「バックアップをとる」といいます。
大切なデータを保護するには、定期的なバックアップが有効です。Windowsなどのシステムが保存されている「Cドライブ」以外へのバックアップをおすすめします。

    Windowsのシステムについては、再セットアップすると購入時の状態に戻すことができます。

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システムの復元(Windows Meのみ)

本機の動作が不安定になるなど、システムにトラブルが起きたしまった場合には、「システムの復元」を実行するともとの安定した状態に戻すことができます。
詳しくは、Windows Meの「ヘルプとサポート」の「問題を解決する」の「システムの復元を利用する」をご覧ください。

  • システムの復元を行うときは、あらかじめ起動中のアプリケーションを終了させておいてください。
  • お客様が作成したファイル(データファイル)を復元することはできません。

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システムの復旧(Windows 2000のみ)

添付のStandbyDisk 2000 Proを使うと、稼動中のハードディスクに障害が発生した場合は、以下の手順でDPSRディスクから起動しシステムを復旧させることができます。
復旧にはBIOSの設定を変更する必要があります。BIOSセットアップメニューの起動方法、設定方法の詳細は、『活用ガイド ハードウェア編』の「PART3 システムの設定」をご覧ください。
  • StandbyDisk 2000 Proは購入時にはインストールされていません。システムの復旧を行う場合は、「添付アプリケーションの概要と追加/削除」の「StandbyDisk 2000 Pro」をご覧になり、StandbyDisk 2000 Proのインストールを行ってください。
  • DPSRディスクから起動時には、スタンバイ状態または休止状態にしたり、BaySwapユーティリティを使用して周辺機器の取り付け、取り外しを行わないでください。本機が正常に動かなくなることがあります。

復旧手順


    BIOSセットアップメニューでは、プライマリマスタに接続されているハードディスクは「(PM)」、セカンダリマスタに接続されているハードディスクは「(SM)」と表示されます。

  1. BIOSセットアップメニューを起動する
  2. 「起動(Boot)」で「内蔵HDD(Hard Drive)」を選択し、【Enter】を押す
  3. 表示されるハードディスクの品名の後に(SM)の表示のあるハードディスクを選択し、【Shift】を押しながら【^】を押して、検索する順位をセカンダリマスタ(SM)、プライマリマスタ(PM)の順に設定する
  4. 設定を保存し、BIOSセットアップメニューを終了する
    セカンダリマスタから起動します。
  5. Windows起動時に「DPSRディスクからコンピュータが起動されました!」と表示されたら「OK」ボタンをクリックする

    「DPSRディスクからコンピュータが起動されました!」と表示されない場合は、BIOSセットアップメニューの「起動(Boot)」の「内蔵HDD(Hard Drive)」を確認してください。

以上で復旧手順は完了です。
なお、プライマリマスタに接続されているハードディスクが物理的に故障していなければ、次の「バックアップ環境の構築手順」の手順を行うことによりソースディスクとして再設定することが可能です。

バックアップ環境の構築手順


    StandbyDisk 2000 Proの「設定ウィザード」では、プライマリマスタに接続されているハードディスクは「ディスク 0」、セカンダリマスタに接続されているハードディスクは「ディスク 1」と表示されます。

  1. Administrator権限を持ったユーザーでログオンする
  2. StandbyDisk 2000 Proの「設定ウィザード」を起動し、セカンダリマスタ(ディスク 1)をソースディスク、プライマリマスタ(ディスク 0)をDPSRディスクとして設定後、「完全バックアップ」を実行する
  3. バックアップが終了したらWindowsを終了する
  4. BIOSセットアップメニューを起動する
  5. 「起動(Boot)」で「内蔵HDD(Hard Drive)」を選択し、【Enter】を押す
  6. 表示されるハードディスクの品名の後に(SM)の表示のあるハードディスクを選択し、【Shift】を押しながら【^】を押して、検索する順位をセカンダリマスタ(SM)、プライマリマスタ(PM)の順に設定する
  7. 設定を保存し、BIOSセットアップメニューを終了する
    セカンダリマスタから起動します。

  8. Windows起動時に「DPSRディスクからコンピュータが起動されました!」と表示されたら「OK」ボタンをクリックする
  9. StandbyDisk 2000 Proの「設定ウィザード」を起動し、プライマリマスタ(ディスク 0)をソースディスク、セカンダリマスタ(ディスク 1)をDPSRディスクとして再設定後、「完全バックアップ」を実行する
以上でバックアップ環境の構築は完了です。

    以下のような場合は、(株)ネットジャパンへ連絡してください。
    • BIOSセットアップメニューでハードディスクが正常に認識されていない
    • 復旧手順どおりに行えない
    • 復旧手順を行った後も同様の問題が発生する

    <連絡先>
    (株)ネットジャパン カスタマーサービス部
     電話
    ファックス
    Eメール
    電話受付時間
    :03-3864-5266
    :03-3864-5244
    :sbd-support@netjapan.co.jp
    :休日・祝日を除く月曜日から金曜日までの
     10:00〜12:00、13:00〜17:00

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その他のメンテナンス

ハードディスク内のデータの障害をチェックし、効率的に利用するために、次のようなメンテナンスツールがインストールされています。


    システムファイルチェッカーを使うときは、あらかじめ起動中のアプリケーションを終了させておいてください。


これらのツールについて詳しくは、Windowsの「ヘルプ」または「ヘルプとサポート」をご覧ください。

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