メールを送ったのに、相手先からは「届いていない」との連絡。
インターネットには接続できているから、送信されたはずなのに。
送ったはずのメールはどこに行ってしまったのか・・・
宛先のメールアドレスが間違っていると、もちろんメールは届きません。メールを送る前に正しいアドレスか確認しましょう。間違えたアドレスが、たまたま使われているアドレスだと、知らない相手にメールが届いてしまいます。よく使うアドレスは、アドレス帳に登録して、アドレス帳から宛先を指定するようにしましょう。
アドレスが間違っていると、「メールが送られませんでした」という内容のメールが届きます。英文のメールの場合も多く、「 MAILER DAEMON」や 「failure notice」、「Returned mail: User unknown」などの件名のメールがきたら、メールが正しく送信できなかったことを示しています。
添付ファイルが大きいと相手先に送られないことがあります。相手先にファイルを添付して送ってよいかを確認しましよう。また、ファイル容量は目安として、1MBは超えないようにします。
ファイル容量が大きい場合は、圧縮してから添付します。ファイルを右クリックして、メニューから「送る」⇒「圧縮フォルダー」をクリックすると圧縮されて容量が小さくなります。
メールソフトは、一定の判断基準に基づいて、迷惑メールをチェックしています。必要なメールでも、迷惑メールと判定されてしまうことがあり、迷惑メールと判定されると、迷惑メールフォルダにメールが入ります。
何度送っても届かない場合は、相手先に迷惑メールフォルダの中も確認してもらうようにしましょう。
宛先が携帯電話のメールアドレスなどの場合、相手先が「メールフィルター」を使用して、決められたメールアドレスから送られたメールのみ受信できるようにしていることがあります。メールフィルターを使用していないかどうか、相手先に確認してみましょう。
メールフィルターを使用していなくても、まれにプロバイダーのメールサーバーが迷惑メールと間違えて削除してしまうケースがあります。どうしても届かないときは、ほかのメールアドレスから送信を試してみましょう。
メールを送る側のパソコンのメールソフトの設定と、受け取る側のメールソフトの設定が違うときなどに文字化けが起こります。
メールソフトの「エンコード」の設定を変えると、読めるようになることがあります。
・機種依存文字(丸数字(① ② ③)やカッコ株 ㈱ など)を使わない。
・半角カタカナを使わない。
Windows 8、8.1では主に次のようなメールアプリを使うことができます。
メール(Windows 8、8.1標準) | Windows 8、8.1に標準でインストールされているメールアプリです。Windows 8、8.1の新しいインターフェイスに対応していて、操作が直感でわかりやすいのが特徴です。ただし、以前のパソコンで使っていたメールデータは移行できません。 |
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Windows Live メール 2012 | Outlook Express やWindows メールの後継となるメールアプリです。以前のパソコンで使っていたWindows Live メールやWindows メール、Outlook Express のメールデータを移行することができます。 |
Outlook | Microsoft Officeに付属しているメールアプリです。以前のパソコンで使っていたOutlook のメールデータを移行できます。スケジュール管理機能などが充実しています。 |
受信したメールをそのままにしておくと、受信フォルダにたくさん溜ってしまい、メールを探すのも大変になってしまいます。フォルダを作って整理したり、自動的にメールを分類するように設定しておくと便利です。
「HTMLメール」は、文字の大きさや色を変えたり、写真などを掲載できるので、多彩な表現のメールを作ることができます。「テキストメール」は、テキスト(文字)のみで、文字の装飾や写真の掲載などはできません。ただし、「HTMLメール」は相手がHTML対応のメールアプリを使っていないと、メールを読むことができず、送信する容量も大きくなってしまうので、基本的には「テキストメール」を使うことをお勧めします。また、「HTMLメール」の機能を使って感染するウイルスもありますので注意してください。
顔文字辞書を使用することによって、「かお」と読みを入力して変換すると顔文字が表示されるようになります。
(―_―)!! (*^。^*) !(^^)! (^_^;) (ToT)/~~~
CCは「カーボン・コピー(Carbon Copy)」の略、Bccは「ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)」の略です。
TO(宛先)以外に、メールを参考に送りたい人を指定します。「CC」に記載したアドレスは、送信したすべての人が見ることができますので、互いにメールアドレスを知らない不特定多数の方に送る場合には適していません。
BCCで送ると、メール受信者にアドレスが表示されません。「BCC」には、内容を知って置いて貰いたい人で、メール受信する人に、同報している事を知られたくないアドレスを指定します。
同じ内容のメールを何人かに一度に送信したいとき、互いに面識のない方が含まれる場合は、互いのメールアドレスが見えないように、BCCに指定して送信するのがマナーです。