「クラシック名曲サウンドライブラリー」提供のクラシックの楽曲をお届けします。
クラシックで癒されながらパソコンでお楽しみください。
この曲も「コンソレーション」のように、リストのロマンチックな部分が前面に出た作品です。
流れるようなアルペジオに乗って、ぽつんぽつんと奏でられる主旋律はまさに“ため息”のようです。
実はこの見事なタイトルはリスト自身によるものではなく、
フランスで「3つの詩的なカプリース」として出版される際につけられたものです。
“ため息”はこの曲集の3曲目で、他に“1.悲しみ”“2.軽やかさ”があります。
1848年頃、ワイマールで作曲され、腹違いの弟エドゥアルドに献呈されました。
「2007年04月18日クラシック名曲サウンドライブラリーより」