「クラシック名曲サウンドライブラリー」提供のクラシックの楽曲をお届けします。
クラシックで癒されながらパソコンでお楽しみください。
ジュール=マスネは19世紀フランスの代表的なオペラ作曲家です。
修道僧と娼婦の愛と葛藤を描いた歌劇「タイス」は、
文豪アナトール・フランスの小説を題材として作曲されました。
初演は1894年3月16日のパリです。
第2幕で登場するこの瞑想曲は、改心を迫られるタイスの
煩悶する心情を表現しています。
流麗で甘美な旋律からオーケストラやソロ楽器など、
様々な形で演奏されています。
また穏やかなその趣きのため、例えば病院の待ち合い室など
生活の至るところで耳にします。
数あるクラシック音楽の中でも屈指の旋律美を誇る作品です。
「2007年02月02日クラシック名曲サウンドライブラリーより」