▲写真:上
「バイオレッタ ソーラーギア VSO1」本体。薄い紫のスケルトンボディーに、オレンジ色のボタンがなかなかポップ。エネルギー変換効率の高い単結晶シリコン太陽電池を搭載している。電池の充電時間は単3形が約14時間、単4形が約5時間。
▲写真:中
オプションの「USBパワーアダプター」を本体に装着し、市販のUSB充電ケーブルで接続すれば、携帯電話への充電もできる。
▲写真:下
オプションの「USBパワーアダプター」を本体に装着し、市販のUSB充電ケーブルで接続すれば、デジタルカメラやPDAなどを充電することもできる。
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「太陽光を利用した、携帯型の発電装置」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか。アウトドアでもタフに使えるヘビーデューティーな外観? あるいは “主婦の便利グッズ”的な実用本位のデザイン・・・?
写真の製品「バイオレッタ ソーラーギアVSO1」(株式会社太陽工房)は、そんな固定観念をよい意味で裏切ってくれるオシャレな自家発電グッズです。薄い紫のスケルトンボディーに、オレンジ色のボタンというのがポップで、かなりいけてます。本体は縦12.2cm、横5.7cm。重さは125g。タバコの箱の1.5倍程度というサイズに、電卓用のアモルファスシリコンより約3倍も発電効率がよい「単結晶シリコン」を使用した太陽電池パネルを搭載。専用の充電式ニッケル水素電池「バイオレッタ」(単3または単4形)を、2本同時に太陽光で充電できます。この電池は直射日光の当たるような高温環境でも、約500回以上も繰り返し使用できます。使い方は、電池をセットして太陽光に当てるだけなので、とても簡単。旅行や野外イベントの時などにもってこいで、天気のいい日にパネル部だけ露出させるようにしてポケットに入れたり、カバンに付けたりして、携帯しながら手軽に「太陽光発電→電池を充電」できます。エコロジー製品なのに、ストイックで押しつけがましいところが感じられない点も好感が持てます。
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「バイオレッタ ソーラーギア VSO1」は、オプションの「DCパワーケーブル」を使って携帯型のオーディオ機器やポータブルゲーム機などのDC3V入力の機器に接続すれば、外部電源として駆動させることもできます。また、オプションの「USBパワーアダプター」を本体に装着し、市販のUSB充電ケーブルで接続すれば、携帯電話、PDA、デジタルカメラなどへの充電もできるのです。こうした汎用性の高さを、電源を確保しづらい地域を旅するツーリストやアウトドア愛好者をはじめ、幅広いユーザが支持。2000年10月の発売以来、累計で6万台売れているそうです。
さらに、太陽工房では「VSO1」に続く新製品として、ノートパソコンやビデオカメラなど、中〜大型モバイル機器にも給電できる防水・防塵仕様の携帯型太陽光発電システム「バイオレッタ ソーラーギア VS12」シリーズを2005年8月に発売。「最先端の太陽電池技術とミニマルデザインにより、携帯性と堅牢性を両立させ、レジャーや防災対策など、あらゆる用途に対応可能なメンテナンスフリーのユビキタス電源として開発しました」(太陽工房 社長 須藤誠氏)。電源確保の問題を気にせず、野外でノートPCを使いたいっていう人にお薦めだと思います。
(T村)
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※各商品の詳細については、各メーカにお問い合わせください。
2006年2月7日現在の情報です。
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