▲写真:上・中・下
筆者が使用しているLaVie Lを、「Furoshiki」(ブラック)で包んでみた。ループのゴムに留め具を引っかけると、しっかりと固定でき、ベルト部分をつかめば、この状態で安全に持ち運べる。ちなみにFuroshikiの内側はビビッドなオレンジ色。収納物を大切に守るために、目の細かい生地が使用されている。
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※ページ上写真
▲表面素材に帆布を使用している製品には、「グレー」と「ブラック」の2色がある。そして昨年、帆布の代わりに強靱で扱いやすいコーデュラナイロンを表面素材に使用した「イエロー」(写真)が新登場。
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ノートパソコンを持ち歩くための専用カバンやケースには、デザインが“いかにも”といった製品が多いですよね。頑丈だし、よくできているんだけども、用途が限られていて使いにくい・・・そんなふうに思っている人も、いらっしゃるのではないでしょうか。写真の「Furoshiki」は、既存のパソコン用ケースとはちょっと雰囲気が違っています。これは、衝撃吸収用のポリウレタンが内蔵された1枚の“布”。ネーミングのとおり、風呂敷のようなカタチをしています。でもなぜ、風呂敷なのか? 九印(キュウジルシ)の代表で、デザイナーでもある瀬戸けいた氏に、商品化の着想やコンセプトについて聞いてみました。
「僕は大切な本やノートパソコンを持ち歩くときに、要らなくなったトレーナーやフリースのジャケットに包んで運んでいたんです。この、“布を使って包む”という自分の行為から、日本古来の“風呂敷”という概念が頭に浮かびまして、トラディショナルな風呂敷を現代的にリメイクしたケースをデザインしてみようと考えたのです」
何度も試作を重ねた末、最適な大きさは一辺約60cmの正方形」だと確信し、「表面の素材は丈夫な帆布、中身は厚さ5mmの衝撃吸収ウレタンといった基本スペックを決めていきました」(瀬戸氏)とのこと。こうして出来上がったのが「Furoshiki」。パソコンはもちろん、ハードディスクドライブや録音・録画機材など、収納物の大きさに合わせて柔軟に対応できる、シンプルな道具に仕上がっています。
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使い方はとても簡単で、運びたいものを「Furoshiki」に包み、フック&ベルト固定システムで2ヶ所を留めるだけ。留め具の部分は、ループのゴムに留め具を引っかけるだけなので、容易に着脱できます。「風呂敷に例えると、ここは結び目。結んだときにかさばらないようにしたかった」(瀬戸氏)という細かい配慮も、うれしくなりますね。さらに、CDやマウスなどを収納することができるジッパー付きの小型ポケットも付属しています。
外側のベルト部分をつかんでそのまま抱えてもよし、無造作にバッグにつっこんで、緩衝材・インナーバッグとして使うのもよし。スタイリッシュで、でもどこか懐かしい雰囲気が漂うこのケース。ノートパソコンに限らず、貴方の大切なものを優しく包んで持ち歩くなど、いろいろな使い方を楽しんでみてください。
(T村)
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風呂敷型 収納ケース 「Furoshiki」
(九印(キュウジルシ))
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定価 \6,825- (本体価格 \6,500-)
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●この製品に関する問い合せ先 |
[電話]0422-23-4011
九印(キュウジルシ)
[受付時間]13:00 〜 19:00 (月・火曜定休)
[九印ワークショップ]
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-6-8 2F 〒180-0004
[九印オンラインショップ]
http://www.9brand.com/products/detail/90200606
●「Furoshiki」をはじめ、九印の定番製品は、東京・吉祥寺の九印ワークショップと、九印オンラインショップを中心に販売されています。
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※各商品の詳細については、各メーカにお問い合わせください。
2006年3月14日現在の情報です。
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