▲写真:上・中・下
簡単な操作で、ディスク内のデータ読み取りを不可能にしてしまう。仕事やプライベートで作ったデータの流出防止に効果あり。カラーはブルー、グリーン、そしてピンクの3種類。
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不要になったCDやDVDメディアを、どうやって処分していますか? そのまま安易に、捨ててしまっていませんか? 万が一、悪意のある第三者に拾われると、あなたが過去に作成した文章や写真などのデータを簡単に見られてしまう危険があります。だから捨てる時には十分に気を配って、対策を施したうえで捨てたいものですね。
では、どんな方法がよいのでしょう? 記録面にカッターで傷を付ける程度の対策では、データが読み出し可能な場合があります。かといって、ディスクを割ったり2つ折りにして捨てるのはけっこう手間がかかります。マクセルのデータセキュリティツール「CD-Poit(シーディー・ポイット)」は、こんな時に重宝する逸品。簡単な操作で、廃棄するCDやDVDメディアのデータを読み取り不可能にする製品なのです 。
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「CD-Poit」の本体は写真のような丸形で、本体をパカッと2つに分離して、廃棄するディスクをはさみ込みます。そして、丸形のボディ上部をクルッと180度回すと本体に内蔵された特殊カッターによってディスクのTOC*1部分に同心円状のキズが付き、一般のドライブ装置での読み取りを不可能にするという構造です。この特殊カッターは約10,000回*2使用することができるそうです。対応している記録メディアはCD-R/RW、CD-ROM、DVD-R/RW、DVD-ROM(マルチセッションディスクを除く)です。
外形寸法は、直径60mm×高さ47mm。マクセルのWebサイトで初めてこの製品を見たときは、実際の大きさがイメージしにくかったのですが、机の上で使ってみて、そのコンパクトさが実感できました。パソコンの近くにこれがあっても邪魔になりませんし、使用しない時には引き出しに収納することもできます。
簡単な操作で、安全にCD、DVDメディアを廃棄できるセキュリティーアイテム。丸型でツルッとしたデザインもなかなか魅力的で、筆者もすっかり気に入って愛用しています。
(T村)
※両面盤のDVDは表裏それぞれの面に傷をつける必要があります。
*1:TOC(Table of Contents)とは、メディアの内容やデータの位置などを含む、いわば目次にあたる情報が書き込まれたエリア。
*2:使用回数は、使用方法・使用条件などによって異なる場合があります。
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※各商品の詳細については、各メーカにお問い合わせください。
2006年4月11日現在の情報です。
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