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薬の知識を増やす
大原妙子プロフィール
大原妙子(おおはらたえこ)1978年生まれ。専門書の出版社勤務ののちにフリー編集者・ライターとして書籍編集を中心に活動中。ネットはプライベート、仕事の両面で毎日利用。
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徐福伝説をご存知ですか?
徐福は今から約2200年前、秦の始皇帝に仕えたという人物で、司馬遷の『史記』にもその名が残されています。
『史記』によると、徐福は始皇帝に「東の海に蓬莱、方丈、瀛洲(えいしゅう)という3つの神の山があり、そこに住む仙人が不老不死の薬をもっているといいます。私がそれをとってまいりましょう」と奏上してその許可を得、男女の子供三千人をひきつれて旅立ったとか。ただし、その後始皇帝の元へもどることはなかったそうです。
その戻らなかった徐福の向かった先が中国の東に浮かぶ日本で、徐福は不老不死の薬を発見後、そのまま日本に留まったという伝説が全国各地にあります。二千年前というと、日本はまだ弥生時代の初期。その記録が残っている、というだけでも眉唾(失礼!)なのに、もう、いたるところに徐福伝説は残っています。北は青森から、東は八丈島。富士山のふもとの山梨県富士吉田市(富士山=不死山という伝えから)や、和歌山県新宮市、静岡県、愛知県、福岡県、長崎県…。あ、そういえば近所の石碑にそんなのがあったな…、なんて方もいらっしゃるのでは?
実在も疑われることのある古代の外国人が、これほどまでに日本の各地に浸透している理由は、その海を渡るロマンもさることながら、多くの人がもとめてやまない「不老不死の薬」が登場するからではないでしょうか。
老いない、死なない薬。どんなに天の恵みがあろうとも、死に物狂いの努力をしようとも手に入らないもの。だからこそ、多くの人があこがれるのでしょう。
徐福の時代から長い月日がたちましたが、まだ不老不死は夢の世界。
まずは日々の健康を大事にして、少しでも老いにくく、死ににくい体を持つことが、少しでも不老不死に近づくことかもしれません。
とはいえ、病気や怪我に全く無縁で生きていくことも難しい。現在の日本では、大抵の方がなんらかの傷病に対して薬を用いているのではないでしょうか。
私も、風邪薬、頭痛薬、胃腸薬、ニキビの薬…。色々お世話になりました。
それと…、今はヤケドの薬がほしい!
実は、現在、私の右の小指には氷をあててぐるぐるタオルがまかれています。ついさっき、うっかりまだ冷めていないヤカンにぶつけてしまい…ヤケドです(-“-)
ヤケドの薬もほしいけれど、うっかり・ぼんやりを治す薬、ご存知の方いたら教えてください!
なんて、そんな都合のいい薬はないと思いますが、古今東西のお医者さん、薬剤師さんのおかげで、今は実にたくさんの薬が存在します。
そんな薬の数々、あなたはそれぞれがどんな薬かちゃんとご存知ですか??
飲み合わせ・食べ合わせ、他の薬との併用について、診察のときに聞き忘れませんでしたか??
薬には副作用という一面もあります。よく効いて助けてくれる薬だからこそ、その服用については、ちゃんと知識をもって安心して使用したいものですね。
ネットでは、そんなときに役に立つ、こんなサイトがあります。

「おくすり110番」
http://www.jah.ne.jp/~kako/
NPO団体、医薬品情報研究会「ファーマフレンド」によって運営されています。このサイトの「ハイパー薬辞典」では、病院でもらった薬の概説、作用、特徴、注意、効能、用法、副作用を調べることができます。
注:もちろん薬は医師、薬剤師の診断によって処方されていますから、これを見て服用の自己判断はしないでくださいね。不安のある場合はすぐに処方された所で確認をしましょう。

さて、一方で私の求めている「うっかり・ぼんやりを治す薬」ではないけれど、薬は対処療法だけじゃありません。さまざまな予防・体調を整える手段がありますが、徐福も使っていたかもしれない中国伝統の漢方薬なんていかがですか?

「シーちゃん先生の元気になろうよ!」
http://www.rakuda.co.jp/consultant/sodan.html
国際中医師(中国政府認定の漢方医師)の資格をお持ちのシーちゃん先生こと峯村静恵先生の漢方薬紹介・相談サイト。年々注目が高まる漢方薬ですが、素人にはよくわからないことも…。シーちゃん先生の丁寧な解説を是非、チェックしてみてください。漢方薬についてよくわかりますよ!
「ご相談方法」のコーナーもあるので、ご自分で試してみたい、という方はこちらをご利用ください。

と、ここまで書くのに、何度か氷をとりかえたのですが、まだヤケドの痛みがひきません…。
ちょっとお医者さんにいってきます!
みなさんもちょっとしたアクシデントや日々の健康には十分気をつけてお過ごしくださいね。
(C)Taeko Ohara 2005
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