

 |
 |
ディープインパクト、宇宙飛行士野口さんのスペースシャトル搭乗…。この夏はいつにもまして宇宙に関する話題が豊富だったように思います。
私は夏は「夏の大三角形」、冬は「オリオン座」、をみつけるぐらいの観測しかできないのですが、無理を承知で言います、「天文ファン」です。(あっ、ほんとに詳しい方怒らないでください…。以下も専門知識のなさ故の乱暴なまとめ等、ご容赦いただければ幸いです。汗)
世の中に私の知らないことは数多くあって、それぞれに興味をひかれることはあるのですが、宇宙の話題への好奇心はトップクラス。星や宇宙の話題をちょっとニュースや新聞で見かけるとそれだけで「なになに?!」とワクワクしてしまいます。
きっかけらしいきっかけは特にないのですが、SF系の小説や漫画が好きだったこと、小学生の頃、日食を見て感動したこと、同じ頃、ハレー彗星接近の話題に興奮したこと…。遠いようで一番身近な神秘が宇宙だったからかもしれません。
とはいえ、都市部育ちの私。満天の星空なんて数えるほどしかみたことがありません。街燈に白く縁取られたほとんど黒一色の夜空、それが私の宇宙です。望遠鏡などで工夫すればもっと見えるのかもしれませんが、そうしたこともあり私の興味は実際の観測そのものよりも宇宙関連の話題のチェックへ。天文そのものに関する話題ももちろん面白いのですが、その調査や探査にまつわる話題も興味がつきません。
今でこそ、ロケットが宇宙を飛ぶ、それは小学生でも知っている事実です。可能であること、周知のことを人はすぐに当たり前のこととしてとらえがちですが、実際はそうではありません。こうして誰もがウェブを見ることも、車が道路を走っていることも、なんとなく慣れていますが、実際には私一人にすべての部品を与えられても、組み立てることすらできないハイテクノロジーの塊です。なおかつ不安定な部分があり、時には事故も生じる…。極端な話、ドラえもんの道具のような万能の道具(作中で時々故障したりしていますが)がこれから目指す完成品であり、今あるもの機械や道具は、機能がある程度安定しているだけの未完成品なのです。それでも、現状で不自由することは少なく、また改良は少しづつであっても進んでいます。
ひるがえって簡単に手を触れることもかなわない、予測も困難な宇宙へ、地上から見上げる、あるいは放ってしまう機械がいかに最先端の技術で試行錯誤されているものであるか。
世間では莫大な予算のかかったロケットの打ち上げが上手くいかなかった場合など、むしろ成功時よりも大きく取り沙汰されることが多いように思います。でも、それは「失敗は成功の母」、確実に日進月歩しているのです。大したことではない、とまでは言いませんが、もう少し長い目で見る必要がある気がします。
なんて偉そうに言っていますが、私も天文探査の情報を眺めていたおかげで、そうした科学の積み重ねに思いを馳せ、進歩や成功に対して素直に感動することができるようになったんだと思います。(まだまだ知らないこと、誤解してることも沢山あるとは思いますが…)
というわけで、天文に関する雑誌などは以前からちょくちょく見ていたのですが、最近ではもっぱらネットを利用。世界中の最新トピックスや画像に思わず時間を忘れて見入ることもしばしばです。
科学の中でもアマチュアが活躍する数少ない分野だけに、そうした方々の観測に関する面白いサイトもいくつかあるのですが、惑星探査など、大掛かりな情報をふくめて誰にでも見やすく、面白いのはこちらのサイト↓。
「日本惑星協会」
http://www.planetary.or.jp/index.html
文部省宇宙科学研究所及び宇宙開発事業団が全面協力している日本惑星協会のサイトです。毎週更新のホットトピックスで大きな話題はチェック。
実際に携わっていらっしゃる方によるYMコラムは新鮮な話題が多く、私は毎回楽しみにしています。
イメージライブラリーのコーナー「ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙」は感動、のひとこと。月に1回の更新なので、すぐ次が待ち遠しくなってしまいます。私のお気に入りは2005年2月の画像「宇宙に広がる花火」。何度ながめても飽きません。
|
満天の星空に星座など神話の世界を思い描くのもステキですが、暗い夜空を見上げながら科学の挑戦に思いを馳せたり、そうして明かされた美しい星雲の画像をイメージするのもまた別のロマンを感じます。
あなたの夜空はどんな空ですか?
 |
紹介サイトの掲載内容に対するご質問等は、直接サイトの運用者にお問い合わせください。当コーナーの情報及び紹介サイトの掲載内容によって生じた損害、損失、トラブル等に関して弊社は一切責任を負いかねます。 |
 |
|