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おいしい果物はネットで選ぶ!
大原妙子プロフィール
大原妙子(おおはらたえこ)1978年生まれ。専門書の出版社勤務ののちにフリー編集者・ライターとして書籍編集を中心に活動中。ネットはプライベート、仕事の両面で毎日利用。
おいしい果物はネットで選ぶ!
おいしい果物はネットで選ぶ!
Season of mists and mellow fruitfulness…
霧けぶり果実豊かに熟れる秋よ…。
イギリスのロマン派詩人、キーツの詩「秋に寄せる」は、この一節からはじまります。
残暑がきびしくっても9月は暦の上では立派な秋!果物がおいしい季節の到来です。
最近ではどの季節でもいろいろな果物を頂くことができますが、やっぱり本当においしいのは旬の食べ物。滋味あふれる味わいを堪能したいものです。
私は冷蔵庫に卵と牛乳がなくとも果物は欠かさない派。
ふだんは八百屋さんで買い物をしていますが、たまにはふんぱつして、もっとおいしいものを…、なんて欲張るときにもネットを活用!
産地直送で送られてくる果物は、やっぱりひと味違います。
先日は送られてきた桃があんまりにもいい匂いがするので、思わず頬ずりしちゃったんですが、なんだか、チクチクチクと…。産毛が頬にささってました。桃の産毛は意外と硬いです。手で触ってるときには全然気にならなかったのに…。皆さんも気をつけてください!(とはいっても普通の大人は桃に頬ずりしたりしないと思いますが(+o+)
さて、ネットで果物を選ぶときに私が楽しみにしていることがもうひとつあります。
それは、各農園の農作業日誌!
丁寧に栽培される果物の様子が、刻々と記録されています。
普段ぱくぱくと何気なく食べてしまう食べ物ですが、どのように作られてどのように家庭まで届いているのか。食肉のBSE問題からはじまり、近年、食品のトレーサビリティ(経路追跡)が流通・小売業界では大きく問題となっています。
輸入ものなども含めて、全てのトレーサビリティを完璧に整えることはまだまだ先かもしれませんが、まず私たち消費者が生産現場の大変さやありがたさなどを身近に感じる必要があるのではないでしょうか。
米という字には八十八の苦労がこめられている、なんて聞いたことがありますが、楽な農作業なんてないのかもしれません。日誌を眺めていると、つらいことばかりではないと思いますが、作業をしていただくありがたさがじわじわと身にしみていきます。
正直なところ、私もお財布の中を考えるとなんでも安ければ安いにこしたことはない!と思ってしまいますが、こうして生産の現場を少しでも知ると、旬や適正価格を大事にして、お互いに気持ちのよい買い物が必要だな、なんて考えてしまいます。
何より日々すくすくと成長する果物たちの様子を見ているとおいしそうで、おいしそうで…。
ありがたく頂戴させていただきます!
とついつい注文フォームに書き込みをしています☆(ただの食いしん坊?)
さてさて、そんな私のオススメ果物直販ネットショップはこちらです♪

「山梨 ひらやま農園」
http://www.fruits.ne.jp/~yusyun/index.html
モモとブドウを生産している山梨の農園です。畑の風景写真や耕作日記がこまめに掲載されているので、臨場感あふれる農作業の様子を見ることができます。直売のコーナーではプレゼントの企画があったり、工夫や遊び心のあるサイトは、あたたかい手作り感があって、なんだか親戚のおうちにお邪魔しているかのように感じます。
「黒川さんちのインターネットショップ」
http://www.okayamapione.com/
ピオーネというブドウを栽培している岡山の農園です。こちらも日々の農作業がアップされており、丁寧な栽培の様子が伝わります。だんだん色づいて、重そうな様子をみせるピオーネにまだかまだかと私はついついあせってしまいます…!また農薬についての情報も掲載されているので、安心して商品を購入できます。

なお、どちらも人気店ゆえの販売終了にはご容赦願います。
その場合は畑の様子を見守りつつ、来年の販売予定に目を光らせていてくださいね。

ところで、皆さん「水菓子」って果物のことだって知ってましたか?
大人でもなんとなく冷たいお菓子全般を指して使っている方が結構いらっしゃるのですが、実は違うんですよー。菓子はもともと「果物」の意味。それを食事以外の全ての間食で呼ぶようになってから、いわゆる「お菓子」と区別するために、水を付けて「水菓子」となったんです。
なんて豆知識を披露しつつ、ご家族といっしょにおいしい水菓子を味わってみてはいかがですか?
(C)Taeko Ohara 2005
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