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AVに興味シンシンの方は、今年の年末はジッとしてはいられませんね。ついに、デジタル放送時代の次世代DVDとして話題になっている大容量光ディスクの新規格=ブルーレイディスクがお茶の間デビューしたわけですから。 ブルーレイディスクは、デジタル放送のための記録メディアといわれています。 その一番の特徴は大容量。ブルーレイディスクは名前の通り青紫のレーザーを使います。今のDVDは赤色レーザーを使っていますが、それより波長の短い青紫色レーザーを照射光に使い、データを記録する溝の配列も小さくすることで、DVDの約5倍、最大25GB(2層なら50GB)のデータを記憶できるのです。CDならなんと約35枚分ですが、大きさは同じ直径12センチ。ビックリですね。 データを転送する速度も54Mbps(BD-ROM)の高速転送レート。どんどん大容量になっていくコンピュータのバックアップメディアとしても、早くてたくさん保存できる使い勝手のいいものとして期待されています。 弱点は、傷や汚れなんだそうです。DVDよりデータを記録する面の密度が高いので、ちょっとした傷や汚れもエラーになりがち。そのため、保護カートリッジにはいっているものが主流です。 さて、記録媒体の開発というと、ビデオテープのVHS vs ベータの戦いが思い出されます。実は今回も、大容量のDVD規格として、ブルーレイのほかに、もうひとつ「HD DVD」があります。二つの規格は統一されなかったので、VHS vs ベータのときのように注目されています。とはいえ、今年の秋は、映画などのコンテツでブルーレイディスクが圧勝の気配。 使う側にとっては、早く安くなってくれるのが一番ありがたいですね。
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