パソコンのデータ引越しとは

新しいパソコンを買ったら、これまで使っていたパソコンのデータを新しいパソコンに引越ししましょう。メールソフトの住所録、お気に入りの写真や動画などのデータを移すことは、買ったばかりのパソコンをマイパソコンにする第一歩です。

引越ししたい主なデータ

新しいパソコンに移しておきたいデータとしては、主に次のようなデータがあります。

*1:ソフトウェア自体は引越しできません。また、ソフトウェアによっては引越しできないデータがあります。

引越しできない主なデータ

データとして引越しできないものに次のようなものがあります。新しいパソコンで設定しなおしたり、再度インストールしたりする必要があります。

いろいろなパスワードやネットワークの設定

パスワードやネットワークの設定はソフトを使って引越すことができません。設定の画面をキャプチャしたり、テキストデータとして残し、引越しデータと一緒に引越すなどしましょう。

インストールされているソフトウェア

今までのパソコンにインストールしていたソフトは引越すことができません。ソフトがWindows8で使用できる場合は、今までのパソコンからアンインストールをした後、新しいパソコンに改めてインストールしてください。

データ引越しの手順

「大変」「面倒」と思われがちなパソコンデータの引越し。自分でおこなうのは大変ですが、引越しソフトを使うとスムーズにできます。
ここでは引越しソフトを使ったデータの引越しを、部屋の引越しにたとえながら、「1.引越しソフトの準備」「2.荷造り」「3.運送」「4.荷下ろし」の順で見てみましょう。

引越しに必要なもの

データの引越し方法によって必要なものは異なります。引越しトラックの大きさが小さければ何回も往復しなければなりませんし、大きければ一回で済みます。ここではいろいろなデータの運送方法と引越しに必要なものについて説明します。

引越し方法 説明 難しさ 準備するもの
USBメモリや
外付け
ハードディスク

USBメモリや外付けハードディスクを自分でつけかえてデータを転送します。引越しにまつわるパソコンの設定が必要なく、おすすめの方法です(大容量のデータを引越ししたい場合には外付けハードディスクをおすすめします)。 やさしい USBメモリ
(約500〜5,000円)
または
ハードディスク
(約10,000〜25,000円)
転送ツール ケーブル 新しいパソコンと今までのパソコンのUSBコネクタをつないで、データの転送ができる専用のケーブルです。パソコンのあいだを直に専用レールでつないだかのように転送することができます。データの大きさに関わらず1回で引越しの移動を済ますことができます。 普通 転送ツール ケーブル
(約1,000〜3,000円)
ネットワーク LANの環境を使ってデータを転送します。転送ツールケーブルと同じように新しいパソコンと今までのパソコンをLAN経由でつなぎます。データの大きさに関わらず1回で引越しの移動を済ますことができます。 設定のしかたが
わからないと難しい
お手持ちの環境により、ルータ、LANケーブルなどが必要
(約4,000〜10,000円)
LANケーブル 新しいパソコンと今までのパソコンをLANケーブル(クロスケーブル)でつなぎます。データの大きさに関わらず1回で引越しの移動を済ますことができます。 設定のしかたが
わからないと難しい
LANの
クロスケーブル
(約1,000〜4,000円)

引越しの方法

引越しソフトを使って引越し

引越しソフトを使うと、指示にしたがいながらある程度お任せにして引越しができます。
NECのパソコンでは、データの引越し屋さんとして次の引越しソフトを用意しています。

ファイナルパソコンデータ引越し 9™ plus for NEC NECパソコンに入っているソフト*1で、手順を動画で見られる「動画ナビ」もインストールされています*1
Windows転送ツール NECパソコンに入っている、Microsoftの引越しツールです。

*1:2012年10月以降発売の機種に搭載。一部搭載されていない機種もあります。

引越しソフトで引越しできるデータには、下記のようなものがあります。

手動で引越し

引越しソフトを使って引越しができないデータは手動で引越しをする必要があります。年賀状ソフトの住所録など、ソフト独自のデータを引越したい場合などは手動で引越します。

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お客様のご自宅に訪問し、パソコンのデータ引越しをお客様に代わっておこなうサービスです。
他にも、「インターネット接続設定」 「無線LAN設定」「パソコンのTV機能設定」、など、困ったときにお気軽にご利用ください。

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