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ハードディスク


ハードディスクの構造について


ハードディスク(HDD)は、パソコン内部にあるデータを記憶しておく部品です。


ハードディスクの特徴として、データを記憶するディスクを高速回転させ磁気ヘッドでディスクに記憶されデータを読み書きします。(下図参照)


ハードディスク内部



磁気ヘッドは、ディスクが高速回転することにより発生する風圧によってディスクからわずか0.01μm浮くことによりデータを読み書きします。


ハードディスクが動作している状態で衝撃が加わるとディスクと磁気ヘッドの間に保たれていた隙間(0.01μm)のバランスが崩れディスクとヘッドが衝突しディスクを破損してしまいます。

*0.01μm:これは髪の毛の太さ(約80μm)の約8000分の1の間隔です。




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ディスクが破損することによって出来たキズがゴミとなって磁気ヘッドに付着し、ディスク面のキズをさらに増やしていきます。破損後すぐにトラブルが発生しなくても、いずれは破損がディスク面全体に広がり最終的には、データを読み書き出来ない状態になります。また、物理的な故障のほかに、データが破損することによってパソコンが起動しなくなることもあります。




注意点


トラブルを未然に防ぐためにも日頃より以下項目に十分注意してください。


電源を入れたままパソコンを動かさないでください

ハードディスク動作中は、パソコンに振動や衝撃を与えないように、特に注意してください

ハードディスク動作中は、パソコンの電源を切らないよに、特に注意してください


電源をOFF後に再度起動する時は、数秒(5秒程度)間隔をあけて行ってください

振動する場所や不安定な場所では使用しないでください



ハードディスクは、パソコンの部品の中でも、精密で非常に壊れやすい部品のひとつです。

 万一、何らかの原因でハードディスクが故障した場合に備えハードディスク内の大切なデータは、必ず定期的にメディア(フロッピーディスク、CD/DVD-Rなど)にバックアップしてください。

*データを損失・破損した場合は、弊社では補償しかねますのであらかじめご了承ください。
*データのバックアップは弊社修理では行っておりません。


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