トラブルを未然に防ぐためにも日頃より以下項目に十分注意してください。
LCDは損傷しやすい部品ですので、衝撃を与えたり、物にぶつけたりしないでください。
LCDパネル自体はガラスでできているので、圧力が加わるとLCD画面のガラスが割れたりすることがあります。
LCDとは、Liquid Crystal Displayの略で、別名 : 液晶モニタ、liquid crystal monitorともいい、液晶を利用した表示装置です。2枚のガラス板の間に特殊な液体を封入し、電圧をかけることによって液晶分子の向きを変え、光の透過率を増減させることで像を表示する構造になっています。液晶自体は発光せず、明るいところでは反射光を、暗いところでは背後に仕込んだ蛍光灯(バックライト)の光を使って表示を行ないます。
ノートPCでは本体とLCDの間に物を挟んだまま閉じないでください。LCD画面とキーボードの間に書類やノートなどを挟んで持ち運んだりすると、LCD画面を傷つけたりヒビが入る可能性があります。また圧力が掛かってたわんだりするとLCD表面の偏光板を傷つけたりして表示画面が見にくくなる可能性があります。またノートPCはLCDを閉じると、スイッチによりバックライトが消える仕組みになっています。乱暴に扱うとこの部分のスイッチが破損し、画面が写らなくなる可能性があります。
LCDは、有寿命部品となっております。安定してご使用いただくためには定期的な保守による部品交換が必要になります。特に長時間連続して使用する場合には、安全などの観点から早期の部品交換が必要です。有寿命部品の交換時期の目安は、使用頻度や条件により異なりますが、1日8時間のご使用で1年365日として約5年※です。(ただし、Android搭載タブレットは約3年※です。)
※この期間はあくまでも目安であり、故障しないことや無料修理をお約束するものではありません。
LCDの特質上、温度変化などで多少の色むらが発生する場合や、「焼き付き」といって長時間同じ画面を表示していると画面表示を変えた時に前の画面の残像が現れる場合があります。あまり長時間同じ画面を表示すると「焼き付き」が消えなくなりますので「スクリーンセーバー」などを使用して画面表示を変えるようにしてください。
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