 |
ハードディスクの標準規格である「ATA」規格の後継となる、「シリアルATA(SATA)」規格に対応した高速ハードディスクです。従来のATA(パラレルATA)規格では、40本の信号線(後に80本に倍増)で複数のデータビットを同時転送する「パラレル転送方式」が用いられ、ハードウェアの高機能化に伴い、データ転送速度を向上した規格が次々に登場しました。しかし、データ転送速度が「約133MB/秒」に達すると、それ以上のスピードアップが難しくなったため、信号線を減らし、データを1ビットずつ転送する「シリアル転送方式」で再設計した「シリアルATA」規格が登場しました。シリアルATAのデータ転送速度は最高約150MB/秒で、従来モデルのパラレルATA規格(Ultra ATA-100の約100MB/秒)にくらべ、約1.5倍も高速なデータ転送ができます。
※VL300/ADを除く。 |
 |
 |
 |