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パソコンに実装したメモリと、CPUやチップセットとの間のデータ転送速度を向上させる「デュアルチャネル方式」に対応したメモリです。
一般的なDDRメモリ(DDR SDRAM)は、一度のメモリアクセスで64ビットずつデータを転送できる「64ビット幅」のデータバスを持ちますが、デュアルチャネル方式では、2枚のDDRメモリを仮想的に「1枚」と見立てることにより、データバスの間口を2倍の「128ビット幅」に拡げ、一度に128ビットのデータを転送することができます。
たとえば、DDR333(PC-2700)のメモリモジュールなら、64(ビット)×333M(Hz)÷8=約2,666MB/秒≒約2.7GB/秒までのデータ転送速度に対応していますが、これをデュアルチャネル方式を用いることにより、約2倍の約5.3GB/秒まで、データ転送速度を向上させることができます。 |

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メモリスロットに増設したメモリ分はシングルチャネル動作となります。 |
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