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パソコンに実装したメモリと、CPUやチップセットとの間のデータ転送速度を向上させる「デュアルチャネル方式」に対応したメモリです。
一般的なDDRメモリ(DDR SDRAM)は、一度のメモリアクセスで64ビットずつデータを転送できる「64ビット幅」のデータバスを持ちますが、デュアルチャネル方式では、2枚のDDRメモリを仮想的に「1枚」と見立てることにより、データバスの間口を2倍の「128ビット幅」に拡げ、一度に128ビットのデータを転送することができます。たとえば、DDR400(PC-3200)のメモリモジュールなら、64(ビット)×400M(Hz)÷8=約3,200MB/秒≒約3,2GB/秒までのデータ転送速度に対応していますが、これをデュアルチャネル方式を用いることにより、約2倍の約6.4GB/秒まで、データ転送速度を向上させることができます。 |

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通常は安定した動作のために同型・同容量のメモリを2枚1組にして実装しています。
メモリの増設も2枚単位で行う必要があります。 |
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VL900/AD、VL800/AD、VL770/AD、VL590/AD、VL570/AD、VF700/AD、VX980/AE、VX700/ADは出荷時にデュアルチャネルメモリに対応。 |
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VL300/ADを除く。 |
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