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■特長

 ・RS10とのセットにより、配線レスのインターネット利用が可能
   RS10との間で最大64kのワイヤレス・データ通信が可能。(NEC独自モード)
   配線問題を解決し、パソコンやアナログ機器のフリー・レイアウト化を実現
   します。

 ・スッキリコネクトボディ
   コネクタ類を底面や側面に収容した斬新なデザインにより、省スペースを実
   現。パソコンの隣だけでなく、回線引き込み口のある、電話置き台や壁面に
   近い場所などに設置することができます。

 ・64kワイヤレス・データ通信
   RS10からだけでなく(NEC独自モード)、内線PHSにつないだ携帯端末・ノート
   PCからISDN経由で最大64kbps(PIAFS2.0版準拠)のデータ通信が可能。
   (注)64kデータ通信(PIAFS2.0版)に対応した自営標準3版準拠のPHSとデータ
     カードが必要

 ・PIAFS2.0版対応
   外部のPHSとの間で、PHSデータ通信の標準規格PIAFS2.0版(64k/32k)でのデー
   タ通信が可能。

 ・自営標準3版(※)対応PHS電話機の収容
   従来の自営標準2版対応のPHSに加え、自営標準3版対応のPHSを内線収容する
   ことが可能。自営標準3版対応PHSへは、発信者アドレス表示が可能となりま
   す。(注)
    (注)機種によっては対応していない場合があります。また、自営標準2版
       対応PHSの場合は、PHSへの個別着信設定時のみ発信者アドレス表示
       が可能です。

 ・便利な「でかけるボタン」、ファンクションボタンを搭載
   「お出かけ設定」や「着信履歴表示」など、便利な電話機能が可能。


 ※IW50/Dは自営標準3版に準拠:
  電波産業会によって標準化されたPHSの構内(自営)利用モードにおける通信
  規格が自営標準3版です。
  従来の自営標準2版から、構内での64kPHSデータ通信のサポートを中心に、保留
  機能の強化、発アドレスの通知、UUIといった機能内容が追加されています。
  (ただし、サポートされている機能については、PHS機種毎に異なります。)


■機能説明

 (1)バックライトLCD
   バックライト付き液晶ディスプレイを採用。ピクトグラム表示(絵文字)と12
   桁×2行の数字、文字の表示が可能です。

   12×2行表示部
    ・発信時:発信ポート表示/発信先電話番号
    ・着信時:アナログ/データポート着信表示
    ・切断時:切断ポート表示/切断理由/通信料金
    ・アイドル時:カレンダー表示
    ・着信転送状態表示
    ・内線発信表示
    ・アナログポートからの設定(らくらくテレホン設定)情報   等
   バックライト制御
    ・出荷時設定は、通信等により表示変更した時だけ点灯となっています。
     他に常時点灯/常時消灯などが選択できます。
 (2)カレンダー表示
   アイドル状態において、バックライト付き液晶ディスプレイに、月・日・時
   分の表示を行うことができます。設定は電話機から簡単に行うことができます。

 (3)でかけるボタン
   外出の際に、ワンタッチで多彩な着信転送設定(お出かけ設定)が行える、確認
   ランプつきの「でかけるボタン」を装備。着信転送設定では「INSボイスワー
   プ」「NTT着信転送(フレックスホン)」や、フレックスホンの契約を節約でき
   る「疑似着信転送」のいずれかの方法が利用できます。また「ナンバー・ディ
   スプレイ」サービスを利用して、転送を行う相手を限定することもできます
   (識別着信転送)。
    さらに「電話番号着信通知」では、発信者の電話番号を「遊遊メール(項目
   59参照)」サービスを利用することにより、携帯電話・PHS、ポケットベルへ
   1回0.4円で通知することが可能です。(「電話番号着信通知」機能)
   また夜間には電話の呼び出しを行わずに着信履歴を残す「おやすみ着信」が
   利用できます。
   転送設定状態はランプの点灯とLCD表示により、確認することができます。
   (注)「電話番号着信通知」は、バージョンアップにて対応予定

 (4)ファンクションボタン
   「でかけるボタン」に登録する「お出かけ設定」を本体前面のボタンから行
   うことが可能です。
   また「着信履歴表示/履歴先発信」や「累積料金表示確認」、「マニュアル
   BOD(項目16参照)」等の機能も利用可能です。

 (5)メッセージランプ
   電子メールやUUIメールの着信が通知されるとメッセージランプのLEDが点滅
   してお知らせします。
   (注)電子メール着信通知のご利用には、BIGLOBEとの契約が必要です。

 (6)S点ユニット(オプション)/DSU切離・終端抵抗内蔵
   AtermIW50/Dに他のISDN機器を接続する場合、オプションの「S点ユニット」
   から、最大2台まで接続することが可能。終端抵抗も内蔵し面倒なコネクタ
   工事がいりません。
   また、AtermIW50/Dを外付けDSUに接続する際に、S点ユニットのスイッチ設定
   によりDSUの切り離しと終端抵抗の有/無の設定が可能です。
   (注)S点ユニット(PC-IT/U03)をご使用ください。従来製品用のS点ユニット
      (PC-IT/U01、PC-IT/U02)は使用できません。

   S点ユニット(PC-IT/U03)仕様
   ┌───────┬──────────────────┐
   │項目     │機能                │
   ├───────┼──────────────────┤
   │ポート数   │2ポート               │
   ├───────┼──────────────────┤
   │コネクタ形状 │8ピンモジュラジャック        │
   ├───────┼──────────────────┤
   │S点給電    │有り(停電モード時の給電可)     │
   ├───────┼──────────────────┤
   │S点最大配線長 │各ポート:10m(バス配線時、最大100m) │
   └───────┴──────────────────┘


 (7)高機能S点ユニット(オプション)(バージョンアップにて対応予定)
   バス接続したTA間で多彩なネットワーク機能が利用できるオプションです。
   AtermIW50/Dに高機能S点ユニット(PC-IT/UX2)を搭載し、他のTAをバス接続
   することで、TA間の内線通話や内線転送が可能となります。また、各TAに接
   続したパソコン同士で64kbpsの高速データ通信も行えます。2ポートを標準
   装備していますので、2台まではコネクタに差し込むだけで接続できます。
   さらにバス接続を併用することで、最大8台(本体含む)をつなげることがで
   きます。
   高機能S点ユニットを利用した設定を手軽に行えるユーティリティソフトと
   して「らくらくホームネットワーク」も用意されています。

   (a)高機能S点ユニットを使用しない場合のTA間の通信
     TA間の通信またはデータ通信は、接続したい端末のINS番号・サブアド
     レスをダイヤルして一旦INSネット64を経由して接続する必要がありま
     した。このため、内線同士で通話・通信しているように見えますが、実
     際はINSネット64の通話料金が課金されました。
   (b)高機能S点ユニットを使用した「バス接続TA間通信」
     高機能S点ユニットの配下でバス接続されたTA同士の通話・データ通信
     は、INSネット64を経由しないため完全な内線間の通信となり、課金は
     発生しません。
     (注1)高機能S点ユニットを使用する場合、INSネット64回線は、高機能
        S点ユニットを搭載したAtermIW50/Dに収容する必要があります。
        また、発信、着信それぞれにBチャネルを使用するため、内線通話
        時は、1対向のみの通信となる、INSパケット通信の利用ができな
        い等の制約があります。
     (注2)Atermシリーズ以外のTAを接続する場合、仕様により使用できない
        場合があります。「121ware.com > Aterm/モデム > AtermStation」
       にて動作確認済みのTAを掲示して おりますので、ご確認の上ご使用
       ください。

 (8)停電モード
 (9)Ni-Cd充電池対応
   急な停電でも、アルカリ単三乾電池6本(別売)により、電話(アナログポート
   Aのみ)とデータポートの発信・着信・通信が可能です。
   乾電池による動作ですので、乾電池が消耗しても入れ替えるだけで継続動作
   が可能です。
   ┌─────────┬──────────┬───────────┐
   │         │アルカリ乾電池   │Ni-Cd充電池      │
   ├─────────┼──────────┼───────────┤
   │◎停電動作時間  │連続通話4時間、   │連続通話0.5時間、   │
   │     (目安):│待ち受け8時間    │待ち受け1時間     │
   │ 節電モード設定時│(アルカリ乾電池の性 │(Ni-Cd充電池の充電具合│
   │         │ 能や使用状況により │ や使用状況により時間 │
   │         │ 時間は異なります。)│ は異なります。)   │
   ├─────────┼──────────┴───────────┤
   │◎停電時にサポート│アナログポートA :発信、着信、通話     │
   │ するサービス機能│          ダイヤルイン着信選択   │
   │         │          サブアドレス着信選択   │
   │         │          識別着信         │
   │         │          フレックスホン      │
   │         │          INSボイスワープ     │
   │         │          疑似コールウェイティング │
   │         │          テレホン遊遊メール    │
   │         │アナログポートB :使用不可         │
   │         │無線ポートA〜F  :使用不可         │
   │         │データポート   :非同期による発信、着信、 │
   │         │          通信                     │
   │         │          非同期/同期PPP変換による │
   │         │          発信、着信、通信     │
   │         │          128kbpsマルチリンクPPP通 │
   │         │          信による発信、着信、通信 │
   │         │          電子メール着信通知、遊遊 │
   │         │          メール、UUIメール    │
   └─────────┴──────────────────────┘

 (10)フラッシュROM
   ファームウェアのバージョンアップを部品交換なしで可能にするフラッシュ
   ROMを採用。購入後の新機能追加なども、バージョンアップ用ファイルを入
   手しダウウンロードするだけで、手軽にバージョンアップが可能です。

 (11)PHS電話機収容
   PHS電話機を、AtermIW50/Dの無線ポートに、コードレス子機として最大6台
   まで収容可能。外では、PHSとして利用できる電話機が、家庭内ではデジタ
   ルコードレス電話機として利用できます。家庭内の内線から外線利用する場
   合はINS64の課金となりますので、PHS公衆網での利用に比べ料金が安くなり
   ます。
   IW60シリーズで利用可能であった自営標準2版対応PHS電話機に加え、新たに
   自営標準3版に対応したPHS電話機を収容可能です。(混在も可能)
   無線ポートに収容されたPHS電話機は、アナログポートに接続された電話機と
   同様にAtermIW50/Dに内線子機として使用でき、内線間の通話や転送を行うこ
   とができます。
   さらに、無線ポートにおいても、グローバル着信、疑似コールウェイティン
   グやINSネット64サービスのフレックスホン(コールウェイティング、着信転
   送、三者通話、通話中転送)の利用が可能です。

   (注1)無線チャンネルは、同時使用2チャンネルまでです。
   (注2)無線ポートへ収容するPHS電話機とAtermRS10[W]は合計6台までですが、
      AtermRS10[W]の最大収容可能台数は3台までです。
   (注3)コードレス子機として利用するには、販売店様またはNECサービスセン
      ター/サービスステーションでのID登録が必要です。(有料)
   (注4)収容可能機種の最新情報は、ホームページ(AtermStation)またはFAX情
      報サービスのご案内を確認ください。
   (注5)PHS電話機をコードレス子機として使用する場合は、オフィス(構内)モ
      ードでのご使用となります。(オフィスモードを含むデュアルモードも
      可。)
   (注6)下記のPHS機能は、コードレス子機として使用した場合には、ご利用で
      きません。
      ・PHSサービス(PHS公衆網でのサービス)
        但し、デュアルモード(またはオートモード)に設定し、公衆モー
        ドとオフィスモードが両方有効になっていて、かつPHS公衆の電波
        が届いていれば使用可能です。
      ・家庭モード
      ・文字メッセージサービス(きゃらメール、モジトーク等の受信)
      ・留守番電話サービス
      ・発信時の自PHS番号の通知
   (注7)下記のPHS機能は、コードレス子機として使用した場合にもご利用でき
      ます。
      ・ホームアンテナモード(機種により併用できない場合もあります。)
      ・32k/64kbpsデータ通信(但し、PHS電話機が本機能をサポートしてい
       る必要があります。)
      ・電話帳ダイヤル、ワンタッチダイヤル、ヒストリーダイヤル等の各
       種ダイヤル機能
      ・サブアドレス付き発信、およびサブアドレスによる個別着信
      ・着信音量、音色、バイブレータ、キーロック他の端末単独機能。
       (機種・機能によっては使用できない操作や機能があります。)
   (注8)下記機能は、PHS電話機(コードレス子機)からの信号をAtermIW50/D
      側にてPB信号に変換することによりご利用いただけます。
      ・ポケットベルや文字メッセージサービスへのメッセージ送信
      ・リモートダイヤル等のセカンドダイヤル送出
   (注9)PHS電話機の呼出しは、一斉呼出か個別呼出となります。一斉呼出の場
      合を除いて複数台を同時に呼び出すことはできません。
   (注10)PHS電話機の呼出しを一斉呼出に設定している場合は、着信時、自営
      標準2版対応のPHS電話機への発信者番号の表示はできません。
   (注11)停電時には、無線ポートに収容したPHS子機は使用できません。
   (注12)AtermIW50/Dのアナログポートに接続した電話機で使用できる下記機能
      は、無線ポートに収容したPHS子機からは利用できません。
       ・INSボイスワープ対応による、子機からのカスタマコントロール。
       ・優先着信ポート指定。(無線ポートへの優先着信ポート指定。)
       ・識別着信。(無線ポートへの識別着信指定。)
       ・らくらくテレホン設定。

 (12)ワイヤレスデータ通信
   デジタルコードレス電話機として子機登録されたPHS電話機に、データ通信
   カードとパソコンや携帯端末を接続することで、最大64kbpsのワイヤレス
   データ通信が可能。(以下PHS電話機、PIAFSデータ通信カード、パソコンや
   携帯端末を一式まとめて「コードレスデータ端末」と表記。)外線とだけで
   なく、内線間(コードレスデータ端末間およびAtermIW50/D〜コードレスデー
   タ端末間)でもデータ通信が可能です。
   通信相手に合わせて、「PIAFSスルーモード」と「プロトコル変換モード」の
   2つの通信方式が利用できます。

   「PIAFSスルーモード」
    コードレスデータ端末からのPIAFSデータをAtermIW50/Dで変換しないで、
    そのままINSネット64の回線に透過するモードです。PIAFS対応のPHS端末お
    よびPIAFS対応のアクセスポイントと通信できます。

   「プロトコル変換モード」
    コードレスデータ端末からPIAFSデータを本装置で一旦終端して、通信相手
    に合わせて非同期データ(注3)または同期データに変換して通信するモード
    です。通常のターミナルアダプタやPIAFSに対応していないアクセスポイン
    トと通信できます。

    (注1)64kbpsデータ通信にあたっては、自営標準3版で64kbps対応のPHS電話
       機と64kbps(PIAFS2.0版対応)のデータカードが必要です。また32kbps
       PIAFS対応のPHS電話機とデータカードの場合は32kbpsデータ通信とな
       ります。
    (注2)PHS電話機、データカード、パソコン、携帯端末等は別売りです。
    (注3)非同期データへのプロトコル変換はバージョンアップにて対応予定。
    (注4)AtermIW50/Dのデータポートや他の無線ポートの同時使用に関する制
       限を下記に記します。
   ┌─┬───────────┬───────┬──────────┐
   │ │       第二動作│データポートの│他の無線ポートの  │
   │ └─────────┐ │ 同時使用可否│    同時使用可否│
   │第一動作       │ │       │          │
   ├──┬────────┴─┼───────┼──────────┤
   │PHS │通話モード     │使用可能   │使用可能      │
   │外線├──────────┼───────┼──────────┤
   │通信│32kPIAFSスルーモード│使用可能   │使用可能      │
   │  ├──────────┼───────┼──────────┤
   │  │64kPIAFSスルーモード│使用可能   │使用不可(無線チャン│
   │  │          │       │ネルビジー)    │
   │  ├──────────┼───────┼──────────┤
   │  │32kプロトコル変換  │使用不可   │通話/32kPIAFSスルー │
   │  │       モード│       │のみ使用可能    │
   │  ├──────────┼───────┼──────────┤
   │  │64kプロトコル変換  │使用不可   │使用不可(無線チャン│
   │  │       モード│       │ネルビジー)    │
   ├──┼──────────┼───────┼──────────┤
   │PHS │PHS間内線通信(データ│使用可能   │使用不可(無線チャン│
   │内線│通信は32Kのみ)   │       │ネルビジー)    │
   │通信├──────────┼───────┼──────────┤
   │  │PHS/アナログポート間│使用可能   │使用可能      │
   │  ├──────────┼───────┼──────────┤
   │  │PHS/データポート間 │使用不可   │通話/32kPIAFSスルー │
   │  │32kbps通信     │       │のみ使用可能    │
   │  ├──────────┼───────┼──────────┤
   │  │PHS/データポート間 │使用不可   │使用不可(無線チャン│
   │  │64kbps通信     │       │ネルビジー)    │
   ├──┴──────────┼───────┼──────────┤
   │アナログポートでの通話  │使用可能   │使用可能      │
   ├─────────────┼───────┼──────────┤
   │データポートでのデータ通信│使用不可   │通話/32k/64kPIAFS  │
   │             │       │スルーのみ使用可能 │
   └─────────────┴───────┴──────────┘
   (注4)PIAFSスルーモードでは、無通信監視タイマと強制切断タイマは機能
      しません。

 (13)デュアルリンクワイヤレス通信(*)
   AtermIW50/Dと、AtermRS10[W]の間で、無線2チャンネルを使った最大64kbps
   の高速ワイヤレスデータ通信が可能です。プロトコル変換モードによって非
   同期/同期PPP変換が可能ですので、インターネットプロバイダの同期アクセ
   スポイント等への接続が行えます。
   (注1)AtermIW50/Dは、リモートステーションへの切替機能はありません。親
      機としての動作のみ可能です。
   (注2)AtermRS10[W]は子機としてAtermIW50/Dの無線ポートの1つに収容します。
      AtermIW50/DワイヤレスセットのAtermRS10[W]は、あらかじめAtermIW50/D
      にID登録済みですので登録作業は不要です。AtermRS10[W]をリモートス
      テーションとして新たに追加する場合は、NECサービスセンター/サー
      ビスステーションまたは販売店で、ID登録が必要です。(有料)
   (注3)AtermRS10[W]の最大収容台数は3台です。また、無線A、C、Eポートのい
      ずれかに収容可能です。
   (注4)AtermIW50/Dで使用可能な機能のうち、一部機能はリモートステーショ
      ンとして登録したAtermRS10[W]ではご利用できません。
   (注5)AtermRS10[W]使用時における、AtermIW50/D(親機)のデータポートや
      他の無線ポートの使用に関する制限を下表に記します。

      (RS=AtermRS10[W])
   ┌─┬───────────┬──────┬───────────┐
   │ │       第二動作│データポート│他の無線ポートの   │
   │ └─────────┐ │の同時使用 │     同時使用可否│
   │第一動作       │ │    可否│           │
   ├──┬────────┴─┼──────┼───────────┤
   │RS │通話モード     │使用可能  │使用可能       │
   │32k ├──────────┼──────┼───────────┤
   │外線│PIAFSスルーモード  │使用可能  │使用可能       │
   │通信├──────────┼──────┼───────────┤
   │  │プロトコル変換   │使用不可  │通話/32kPIAFSスルー  │
   │  │       モード│      │     のみ使用可能│
   ├──┼──────────┼──────┼───────────┤
   │RS │RS/PHS間 RS/RS間  │使用可能  │使用不可       │
   │32k │          │      │ (無線チャネルビジー)│
   │内線├──────────┼──────┼───────────┤
   │通信│RSアナログポート/ │使用可能  │使用可能       │
   │  │親機アナログポート間│      │           │
   │  ├──────────┼──────┼───────────┤
   │  │RSデータポート/  │使用不可  │通話/32kPIAFSスルー  │
   │  │親機データポート間 │      │     のみ使用可能│
   ├──┼──────────┼──────┼───────────┤
   │RS │通話モード     │使用可能  │           │
   │64k ├──────────┼──────┤           │
   │外線│データ通信モード  │使用不可  │           │
   │通信│          │      │           │
   ├──┼──────────┼──────┤使用不可       │
   │RS │RSアナログポート/ │使用可能  │(無線チャネルビジー)│
   │64k │親機アナログポート間│      │           │
   │内線├──────────┼──────┤           │
   │通信│RSデータポート/  │使用不可  │           │
   │  │親機データポート間 │      │           │
   ├──┴──────────┼──────┼───────────┤
   │親機アナログポートでの通話│使用可能  │使用可能       │
   ├─────────────┼──────┼───────────┤
   │親機データポートでのデータ│使用不可  │通話/32k/64kPIAFS   │
   │           通信│      │スルーのみ使用可能  │
   └─────────────┴──────┴───────────┘
   (*)デュアルリンクワイヤレス通信(RS 64k通信)は、NEC独自モードです。

 (14)128kbpsマルチリンクPPP通信(バージョンアップにて対応予定)
   「Multi Link Protocol(MP)」の採用により、ISDNの2本のBチャネル(64kbps)
   を束ね、最高128kbpsの通信が可能です。

   (注1)128kbpsの通信時、ISDNのBチャネル(64kbps)を2チャネル利用しますの
      で通信料は2倍かかります。
   (注2)マルチリンクPPP通信中でもBOD(バンド・オン・デマンド)機能の設定
      を行うことでアナログポートのご利用が可能です。
   (注3)マルチリンクPPP通信の能力を最大限に活かすには、パソコンのCOMポー
      トから230.4kbpsの速度で通信できることが必要です。
      230.4kbpsのCOMポートの転送速度を持った機種以外で、十分なパフォー
      マンスを得るためにはパソコンの拡張スロットに高速RS-232Cボードを
      入れる必要があります。
   (注4)本機能は、AtermRS10[W]では利用できません。

 (15)スループットBOD/リソースBOD(バージョンアップにて対応予定)
   128kbpsで通信中に、アナログポートへの発着信があると自動的に64kbpsに切
   り替える「リソースBOD」と、あらかじめ設定したデータ量に応じてチャンネ
   ル数を切り替える「スループットBOD」が利用可能です。
   (注1)「リソースBOD」の利用をしない場合は128kbpsマルチリンクPPP通信時、
      アナログポートのご利用はできません。
   (注2)128kbpsの通信時、ISDNのBチャネル(64kbps)を2チャンネル利用します
      ので通信料は2倍かかります。
   (注3)本機能は、AtermRS10[W]では利用できません。

 (16)マニュアルBOD(バージョンアップにて対応予定)
   データ通信中に、本体前面のファンクションボタン(「ENTER」ボタン)を利用
   して64kbps←→128kbpsを切り替えることができます。
    (注)本機能は、AtermRS10[W]では利用できません。

 (17)同期64kbps通信
   AtermITシリーズ/IWシリーズ/IRシリーズによる豊富なプロバイダ接続実績
   を誇る、「非同期/同期PPP変換」による同期64kbps通信機能を搭載。
   パソコンのCOMポートに接続するだけで、モデム対応のインターネット接続用
   ソフト(非同期PPP通信対応)を利用した同期64kbpsのインターネット接続が行
   えます。

 (18)非同期57.6kbps通信
   ISDNによる非同期通信で最高速57.6kbpsでの通信が可能です。
   豊富な非同期通信対応のアプリケーションを利用して、高速・高品質なネッ
   トワークが手軽に構築できます。

 (19)無通信監視タイマ
   あらかじめ時間を設定しておくことにより、通信相手とデータのやりとりが
   なければ、自動的に回線を切断します。
   インターネットへアクセスした後で、うっかり回線を切断し忘れても安心で
   す。
   設定時間は1分から10分で1分単位で設定できます。
    (注1)プロバイダやリモートアクセスシステムによっては、制御データを定
       期的にクライアントに送っている場合があります。この場合、無通信
       時間が短くなり切断されない場合があります。
    (注2)本機能は、AtermIW50/DまたはAtermRS10[W]のデータポートでのみ利
       用可能です。

 (20)強制切断タイマ
   あらかじめ時間を設定しておくことにより、強制的に回線を切断する機能で
   す。
   この機能は、パソコンの不具合等で回線が接続しっぱなし状態や、ついうっ
   かり回線切断を忘れた場合等、自動的にAtermが回線を切断する安心機能です。
   設定時間は1時間から10時間で1時間単位で設定できます。
    (注)本機能は、AtermIW50/DまたはAtermRS10[W]のデータポートでのみ利用
      可能です。

 (21)スティルスコールバック
   AtermIWシリーズ/ITシリーズでサーバ/クライアントのネットワークを構築
   することで、クライアント側からサーバへアクセスすると、サーバ側は着信を
   受付けるだけで回線を接続せずに、クライアントへ自動的にかけ直す機能です。
   リモート接続の際に、OS、パソコン、アプリケーションを問わないコールバッ
   クシステムとしての利用が可能です。
   例えば、Windows(R)98のダイヤルアップネットワークなどで簡単に利用する
   ことができます。

   【ISDNを生かした優れた特長!】
   1.相手先からの発信者番号通知によりコールバック先を特定しますので、
     誤った相手にコールバックしてしまうことがありません。
   2.サーバ側では発信者番号通知など、必要な情報を入手するだけで着信し
     ませんので、クライアント側に一切、電話料金が発生しません。
   3.INSネット64のスピーディな接続と、ワンコールだけのオペレーションに
     より、コールバックでの利用者のストレスがありません。
   4.識別着信機能との組み合わせにより、相手先を完全に限定することもで
     きます。

   【スティルスコールバック利用上の注意事項】
   1.発信者番号通知を利用するため、クライアント側ではINSネットの契約時に、
     「発信者番号通知サービス:呼毎通知許可」を申し込む必要があります。
   2.本機能は、AtermIW50/D・AtermIW60シリーズ・AtermIT40/D・AtermIT75シ
     リーズ・AtermIT60/D・AtermIT65EXシリーズ・AtermIT65Proシリーズ・At
     ermIT65シリーズ・AtermIT50DSU・AtermIT55シリーズ・AtermIT45シリーズ
     ・AtermIT23DSU・AtermIB55ProII・AtermIC20対向で有効な機能です。
   3.本機能は、アナログポート・無線ポートのよる通信では利用できません。
   4.本機能は、アプリケーションからは普通のモデム通信にしか見えません。
     セキュリティに関しては、リモートアクセス時にアプリケーションが行う
     セキュリティチェックの利用をお勧めします。

 (22)SOHO機能
   SOHO(=Small Office Home Office)環境でのサーバ接続に便利な「応答平均
   化機能」と「非同期/同期自動判別着信機能」の2つの機能を標準装備。

   「応答平均化機能」
    1本のINS64回線に複数のAtermIWシリーズ/ITシリーズを接続することによ
    り、各Atermの着信への応答を平均化する機能です。
    例えば、サーバに2台のAtermIW/ITシリーズを介して回線に接続した場合、
    応答平均化機能が無いと1つの着信に対し2台のAtermが応答してしまい、サー
    バのポート1・2にも同時に着信がかかります。
    サーバは両方のポートに応答し、その結果早く応答したポートは通信状態に
    なりますが、遅く応答したポートは常に接続に失敗して切断されてしまいま
    す。
    このため遅く応答したポートでは、着信から切断復旧まで次の着信を受ける
    ことができず、リソースが無効に消費されるとともに、サーバ上の通信管理
    情報には大量のエラーが記録されることとなります。
    一方、応答平均化機能を設定した場合には、設定した最初の着信は上記動作
    となりますが、次の着信以降は2台のAtermが交互に着信を行ない、サーバへ
    の無効な着信を発生させません。

    (注)本機能を利用する場合には、回線にはAtermIW50/D・AtermIW60シリー
       ズ・AtermIT40/D・AtermIT75シリーズ・AtermIT60/D・AtermIT65EXシ
       リーズ・AtermIT65Proシリーズ・AtermIT65シリーズ・AtermIT50DSU・
       AtermIT55シリーズ・AtermIT45シリーズ・AtermIT23DSUのみを接続し
       て下さい。

   「非同期/同期自動判別着信機能」
    着信の際、通信相手が非同期通信の場合でも、非同期/同期PPP変換機能に
    よる同期通信の場合でも、PIAFS通信の場合でも、自動的に相手の通信形態
    を判別し着信することができます。AtermIWシリーズ/ITシリーズをサーバ
    側に設定することにより、通信形態や通信速度が異なる端末とのネットワー
    ク構築が行えます。

 (23)PIAFS2.0版対応
 (24)V.42bis圧縮
   業界標準規格PIAFS(ピアフ)2.0に準拠した32k/64kbpsのデータ通信が可能。
   PHSの32k/64kbps通信との対向通信が可能であり、外出先のPIAFS対応の形態
   端末からAtermIW50/Dに接続されたパソコンへリモートアクセス等ができます。
   モバイルコンピューティングに最適です。
   また、32kPIAFS通信時はV.42bisデータ圧縮機能を利用できるので、文書ファ
   イルなどのデータ通信では、PIAFSの実効速度29.2kbps以上の速度でデータ通
   信が可能です。

   (注)V.42bisデータ圧縮機能は、64kPIAFS通信時は利用できません。

 (25)高性能アナログポート
 (26)アナログ端末ブランチ接続
   48V給電・極性反転をサポートし、更にフレックスホン(コールウェイティン
   グ・着信転送・通信中転送・三者通話)やINSボイスワープに対応した高性能
   のアナログポートを、2ポート標準装備。パソコンに加え、電話・G3FAX・モデ
   ム等をA・Bポートに接続して同時に2ポートで使用することができます。
   さらに、新設計回路の採用により、各アナログポートは最大3台までのブラン
   チ接続が可能となっています。ブランチ配線されている既設配線や電話機・
   FAXを利用し、柔軟なレイアウトが可能です。

   [ブランチ接続注意事項]
   1.接続できる台数は各アナログポート3台までですが、3台合計の容量が3μF
     /2kΩ以下で動作可能です。
   2.ナンバー・ディスプレイ対応の電話機、FAX等はブランチ接続ができません。
   3.アナログダイヤルイン/モデムダイヤルインを利用する場合は、ブランチ
     接続ができません。
   4.4台以上の接続はしないでください。(着信が鳴らなかったり、通話がで
     きなくなる場合があります)
   5.2台または3台同時に発信しないでください。

   (注1)アナログポートに接続するアナログ端末は、PB信号が送出できるものを
      使用して下さい。ダイヤルパルス信号しか送出できないアナログ端末は
      ご利用できません。
   (注2)パソコンで128KbpsマルチリンクPPP通信時に電話等を利用する際は、リ
      ソースBOD(バンド・オン・デマンド)機能を設定する必要があります。

 (27)発信者番号通知選択
   各ポート毎に発信の際自分の電話番号を相手に通知する/通知しないの設定
   が可能です。
   INSネット64の申請で「発信者番号通知サービス:呼毎通知許可」の申請を行
   うと、Atermの設定により、通知する/通知しないの選択が行えます。
   また、ダイヤルパッドからの「184」「186」による通知の選択も可能です。

 (28)内線通話/内線転送
   アナログポートA・ポートB、無線ポートA〜F、データポートの間で「#」「*」
   後に内線番号(注1)をダイヤルすることにより内線通話が可能です。
   また、外線通話中、電話機のフッキング操作後、「#」「*」の後に内線番号
   (注1)をダイヤルすることにより内線転送が可能です。

   (注1)各ポート内線番号は次の通りです。
      アナログポートA:1  アナログポートB:2
      無線ポートA:91  無線ポートB:92  無線ポートC:93
      無線ポートD:94  無線ポートE:95  無線ポートF:96
      親機データポート:81
   (注2)停電モードではアナログポートAのみの動作となりますので、本機能は
      ご使用になれません。
   (注3)無線ポートの同時使用は最大2までです。
   (注4)AtermRS10[W]の収容可能ポートと内線番号は以下の通りです。
      無線ポートA:91  無線ポートC:93  無線ポートE:95

 (29)優先着信ポート指定
   AtermIW50/Dは、工場出荷時においては、一つの着信でアナログA・Bポート
   すべてに着信できる状態となっています。全てのポートに着信させたくない
   場合は、A・Bポートいずれかを優先して着信する設定をAtermIW50/D本体側
   ですることができます。(指定されたポートが使用中には、自動的に他のポ
   ートへ着信が入ります。)
   たとえば、ホームテレホンの回線としてアナログポートを利用する場合、電
   話番号一つでは、一つの着信でA・Bポートが着信してしまいます。このよう
   な場合、本機能を利用することにより1回線の着信として表示させることが
   できます。
   (注)優先着信ポート指定は、無線ポートには設定できません。

 (30)識別着信
   各ポートごとに通信できる相手を識別することができます。
   あらかじめ「らくらくユーティリティ」で通信できる相手の電話番号を登録
   (最大10ヶ所)しておけば、その登録した相手とだけ通信が可能となり、そ
   れ以外の相手から着信がきた場合は応答しません。
   (注1)識別着信で登録するダイヤル番号は、短縮ダイヤルと共用です。また、
      「疑似選択コールウェイティング」と「識別着信転送」と兼用での使用
      となります。
   (注2)識別着信のダイヤル番号はデータポート・アナログポートで共有です。
   (注3)加入電話網からの着信で本機能を利用する場合、NTTの「INSナンバー・
      ディスプレイ・サービス」(有料)への加入が必要です。
   (注4)識別着信は無線ポートでは利用できません。

 (31)短縮ダイヤル発信
   データポートおよび各アナログポート共有で10ヶ所の短縮ダイヤルが利用で
   きます。短縮ダイヤルの登録は、「らくらくユーティリティ」の画面上で登
   録が行えます。

   (注)短縮ダイヤル番号はデジタルポート・アナログポート・無線ポートで
      共有です。また識別着信番号と共用です。

 (32)サブアドレスなし着信選択
   アナログポート・データポートにサブアドレスの登録をしていた場合、サブ
   アドレス無しの着信に対して、応答するか、応答しないかの選択ができます。
   サブアドレス無し着信「する」の設定をしたポートは、サブアドレス無しの
   着信とサブアドレス有りで番号が一致した場合に着信することができます。
   サブアドレス無し着信「しない」の設定をしたポートは、サブアドレス有り
   の着信で番号が一致した場合にのみ着信することができます。

   (注)無線ポートにサブアドレスを登録していた場合、サブアドレス無しの
      着信に対しては応答できません。この場合は、サブアドレス有りの着
      信で、番号が一致した場合のみ着信することができます。

 (33)ダイヤル桁間タイマ設定
   LCR機能付きの電話機を利用する場合、ダイヤル信号を送出してから時間を開
   けないと通信できない場合があります。
   「ダイヤル桁間タイマ設定」により、LCR対応の電話機でもそのまま利用する
   ことができます。

 (34)疑似コールウェイティング
 (35)疑似三者通話
 (36)疑似着信転送
   NTTのフレックスホンを契約しなくてもBチャンネル2本を使い疑似的にフレッ
   クスホンの機能を実現することができます。以下の3機能が利用可能です。
   「疑似コールウェイティング」
      アナログポート・無線ポートで通話中、新たに着信があった場合、通
      話中の電話機をフッキングすることで着信に応答できます。
   「疑似三者通話」
      アナログポート・無線ポートで通話中、外線で第三者を呼び出し、三
      者間で通話ができます。
   「疑似着信転送」
      かかってきた電話に応答せずに、あらかじめ設定した電話番号へ転送
      できます
   (注1)本機能は、INSネットの2つのチャネルを使いますので、データ通信等で
      Bチャネルを1本使用中の場合は使えません。
   (注2)フレックスホン契約料金が不要です。
   (注3)本機能はアナログポート・無線ポートで有効な機能です。
      NTTフレックスホンを利用することもできます。(NTTへのフレックスホ
      ン契約の申し込みが必要です。)

 (37)保留音送出
   Atermの疑似コールウェイティングを行った場合、保留された外線に対し「ピッ
   ・ピッ・・」という保留音を送出します。

 (38)お出かけ設定
   外出の際に、ワンタッチで多彩な着信転送設定(お出かけ設定)が行えます。
   着信転送設定では「INSボイスワープ」「NTT着信転送(フレックスホン)」や、
   フレックスホンの契約を節約できる「疑似着信転送」のいずれかの方法が利用
   できます。また「ナンバー・ディスプレイ」サービスを利用して、転送を行う
   相手を限定することもできます(識別着信転送)。
   さらに「電話番号着信通知」では、発信者の電話番号を「遊遊メール」サービ
   スを利用することにより、携帯電話・PHS、ポケットベルへ1回0.4円で通知する
   ことが可能です。(「電話番号着信通知」機能)
   また夜間には電話の呼び出しを行わずに着信履歴を残す「おやすみ着信」が
   利用できます。
   転送設定状態はランプの点灯とLCD表示により、確認することができます。
    (注1)「電話番号着信通知」機能は、バージョンアップにて対応予定。
    (注2)本機能は、AtermRS10[W]では利用できません。

 (39)フレックスホン対応
   INSネット64の付加機能、「フレックスホン」の4つのサービスをアナログポー
   ト・無線ポートで、ご利用できます。
   フレックスホンは4つの機能で構成されています。
   ・フレックスホン1:コールウェイティング機能
   ・フレックスホン2:通信中転送機能
   ・フレックスホン3:三者通話機能
   ・フレックスホン4:着信転送機能

   1.コールウェイティング機能
     アナログポート・無線ポートのいずれかで通話中に新たな着信が入ると、
     通話中の電話に着信がはいったことを信号音で知らせます。利用者は電話
     機でフッキングを行うことにより、通話中の相手を保留し、新たな着信に
     応答することができます。
   2.通信中転送機能
     アナログポート・無線ポートで通話中、第三者を新たに呼び出し、転送す
     ことができる機能です。
   3.着信転送機能
     アナログポート・無線ポートに着信があった場合、応答する前にあらかじ
     め設定した(らくらくユーティリティまたはらくらくテレホン設定を利用)
     相手先番号に転送する機能です。
   4.三者通話
     アナログポート・無線ポートで通話中、第三者を新たに呼び出し、三者間
     で通話することができる機能です。

     フレックスホンの料金
     上記機能を全て契約した場合   :月額1,000円
     上記機能のうち3つを契約した場合:月額800円
     上記機能のうち2つを契約した場合:月額600円
     上記機能のうち1つを契約した場合:月額400円
     (注)フレックスホンの機能はあらかじめNTTに契約する必要があります。

 (40)INSボイスワープ/INSボイスワープセレクト対応
   INSネット64の付加機能である「INSボイスワープ」「INSボイスワープセレク
   ト」への対応が可能です。
   INSボイスワープの設定に不可欠なカスタマコントロールをサポートしていま
   すので、全ての設定をAtermIW50/Dのアナログポートに接続した電話機から行
   うことができます。

   (注1)本機能を利用するには、NTTへの付加契約が必要です。
   (注2)本機能は、無線ポートではご利用できません。

 (41)INSなりわけサービス対応
   INSネット64の付加機能である「INSなりわけサービス」への対応が可能です。
   あらかじめ登録した相手からの着信があった場合、通常とは異なる呼び出し
   音で鳴動します。
   以下のサービスに対応可能です。
   「識別リンギング機能」:あらかじめ登録した相手からの着信を通常とは異
               なる呼出音で鳴動させます。
   「セキュリティ機能」:あらかじめ登録した相手からの通信のみを着信させ
              ます。
   「選択コールウェイティング機能」:通信中に新たな着信があった場合、あ
                    らかじめ登録した相手からの着信に限
                    り割込音で通知します。

   (注1)本機能を利用するには、NTTへの付加契約が必要です。
   (注2)「セキュリティ機能」はバージョンアップにて対応予定。
   (注3)本機能は無線ポートではご利用できません。

 (42)グローバル着信選択
   INSネット64からターミナルアダプタに着信させる方法として、ダイヤルイン
   番号などの着信番号を通知して、自己アドレスとの一致により着信させる方
   法と、着信通知をしないで着信させる方法「グローバル着信」の2つの方法が
   あります。
   グローバル着信の場合に応答するポートをあらかじめ1つのポートに指定して
   おくことにより、ダイヤルイン×2(900円×2)で呼び分けるのに対して、グ
   ローバル着信とダイヤルイン(無料+900円)で呼び分けが可能となります。
   電話とFAXの番号を分けたい場合、通常ダイヤルイン番号を2つ分を申し込み、
   それぞれのポートに登録すると2つのダイヤルイン番号契約となり月額1,800円
   の負担となってしまいます。
   本機能は、「グローバル着信利用する」と「ダイヤルインサービス番号1つの
   追加」の契約だけで、アナログポートA・Bを別々の番号で個別着信させること
   ができる機能です。そのため、ダイヤルイン契約は1つとなり月額900円の負担
   で済ませることができます。

 (43)アナログ・ダイヤルイン対応
 (44)モデム・ダイヤルイン対応
   アナログポート着信時、アナログポートA・Bから電話やFAXなどに対し、アナ
   ログ・ダイヤルイン信号またはモデム・ダイヤルイン信号を送出することが
   できます。これにより、ダイヤルイン機能を持ったFAX電話などで電話とFAX
   の着信を分けたり、ホームテレホンなどの内線個別呼び出しが可能となりま
   す。
   また、グローバル着信を申し込んだ契約者回線番号をダイヤルインで使えば、
   ダイヤルインの契約本数は、呼び分ける数より1つ少ない数で済み、1本分の
   ダイヤルイン契約料金(月額900円)が節約できます。

   (注1)各アナログポートには契約者回線番号とダイヤルイン番号(最大7つ)が
      設定できます。
   (注2)ブランチ接続時には、本機能は利用できません。
   (注3)本機能は無線ポートでは利用できません。

 (45)着信ダイヤルイン複数選択
   各ポート毎に着信する電話番号を、契約者回線番号とダイヤルイン番号(最大
   7つ)から任意に設定できます。1台の電話機を複数の電話番号で呼び出すこと
   により、電話番号によって呼び出す電話の指定をきめ細かく行えます。

   (注1)本機能を利用するには、NTTのダイヤルイン契約が必要です。
   (注2)本機能は無線ポートでは利用できません。

 (46)発信電話番号指定
   各ポート毎に発信相手に通知する電話番号を、契約者回線番号とダイヤルイ
   ン番号(最大7つ)から1つ自由に指定することができます。相手に通知する
   番号を代表番号で統一することも可能です。

   (注1)本機能を利用するには、NTTのダイヤルイン契約が必要です。
   (注2)本機能は無線ポートでは利用できません。

 (47)ナンバー・ディスプレイ対応
   INS回線からAtermIW50/Dに通知される発信者番号情報を、AtermIW50/Dにてモ
   デム信号に変換してアナログポートに通知する機能です。アナログAポートま
   たはBポートにナンバーディスプレイ対応の電話機を接続すれば、電話機側で
   発信者番号通知サービスが利用可能です。
   また、AtermのLCDにも相手の発信者番号情報が表示されます。
   本機能はAtermRS10[W]のアナログポートでも利用可能です。

   (注1)該当するアナログポートが通信中の場合は、発信者番号情報は通知され
      ません。
   (注2)ISDNやPHS以外の一般加入者回線からの発信者番号情報を表示させるに
      は、NTTの「INSナンバー・ディスプレイ」サービス(有料)への申し込
      みが必要です。
   (注3)ブランチ接続時には、本機能は利用できません。
   (注4)AtermIW50/Dに内線登録した自営標準2版対応のPHS電話機に発信者アド
      レスを表示させるには、該当PHSへの個別着信の設定が必要です。(但
      し、機種によってはできないものもあります。)この場合、他の無線
      ポートでは着信できません。
   (注5)AtermIW50/Dに内線登録した自営標準3版対応のPHS電話機へは、一斉着
      信の設定を行った場合でも発信者アドレスが表示されます。(但し、機
      種によってはできないものもあります。)
   (注6)AtermIW50ワイヤレスセットでは、AtermRS10[W]は個別着信設定となっ
      ていますので、AtermRS10[W]でナンバーディスプレイが利用できます。
      AtermRS10[W]を増設した場合は、ナンバー・ディスプレイを行うには
      個別着信の設定が必要です。
      いずれの場合も、他の無線ポートでは着信できません。

 (48)CTI機能(バージョンアップにて対応予定)
   ナンバーディスプレイ情報を、データポートを通してリザルトコードでパソ
   コンへ通知します。パソコン側のアプリケーションを構築することにより、
   CTI機能を利用することができます。
   (注)本機能は、AtermIW50/Dのデータポートの機能です。AtermRS10[W]の
      データポートでは利用できません。

 (49)着信履歴表示
   相手先番号と着信時刻といったアナログポートへの着信履歴を、バックライ
   トLCDに表示可能です。(最大50件)
   (注)本機能は、無線ポートでは利用できません。

 (50)着信履歴先発信
   Atermに保持されている着信履歴先を、LCDを見ながらファンクションボタン
   または電話機にて指定し、折り返し発信することが可能です。
   (注)本機能は、無線ポートでは利用できません。

 (51)迷惑電話防止(バージョンアップにて対応予定)
   いたずら電話がかかってきた後、電話機やユーティリティで発信者番号を登
   録することにより、以降の同じ相手の着信に対し電話を鳴らさないようにす
   ることができます。

   (注1)着信時、相手先電話番号の通知がないと本機能は利用できません。
   (注2)加入電話網からの着信で本機能を利用する場合、NTTの「INSナンバー・
      ディスプレイ」サービス(有料)への加入が必要です。
   (注3)相手電話番号の通知がない着信を登録すると、公衆電話などからの着信
      が鳴らなくなります。
   (注4)無線ポートからは、発信者電話番号を登録することはできません。

 (52)マイプライベート着信(バージョンアップにて対応予定)
   相手電話番号毎に、指定したアナログポートに着信させることができます。

   (注1)着信時、相手電話番号の通知がないと本機能は利用できません。
   (注2)加入電話網からの着信で本機能を利用する場合、NTTの「INSナンバー・
      ディスプレイ」サービス(有料)への加入が必要です。

 (53)疑似着信なりわけ(バージョンアップにて対応予定)
   INSネットの付加機能である「INSなりわけサービス」をAtermで疑似的に利用
   することができます。あらかじめAtermに登録した相手電話番号から着信があ
   ると、通常とは異なる呼び出し音で鳴動させます。

   (注1)着信時、相手電話番号の通知がないと本機能は利用できません。
   (注2)加入電話網からの着信で本機能を利用する場合、NTTの「INSナンバー・
      ディスプレイ」サービス(有料)への加入が必要です。
   (注3)本機能は、無線ポートでは利用できません。

 (54)疑似選択コールウェイティング(バージョンアップにて対応予定)
   INSネットの付加機能である「選択コールウェイティング」をAtermで疑似的
   に利用することができます。Atermに接続した電話機で通信中、あらかじめ登
   録した電話番号からの着信が来ると、通話中に割り込み音で知らせることが
   できます。フッキングすることにより応答することが可能です。
   (登録テーブルは、「識別着信」「識別着信転送」と兼用)

   (注1)着信時、相手電話番号の通知がないと本機能は利用できません。
   (注2)加入電話網からの着信で本機能を利用する場合、NTTの「INSナンバー・
      ディスプレイ」サービス(有料)への加入が必要です。
   (注3)本機能は、無線ポートでは利用できません。

 (55)識別着信転送(バージョンアップにて対応予定)
   「お出かけ設定」を利用する際に、あらかじめ登録した相手の電話着信だけ
   を、設定した電話や携帯電話、PHS等へ転送することができます。
   識別着信転送は「INSなりわけ転送」とAterm内の「識別着信リスト」に登録
   されているユーザからの着信のみを転送する「識別着信転送」があります。
   (識別着信リストは「識別着信」「疑似選択コールウェイティング」と兼用)

   (注1)着信時、相手電話番号の通知がないと本機能は利用できません。
   (注2)加入電話網からの着信で本機能を利用する場合、NTTの「INSナンバー・
      ディスプレイ」サービス(有料)への加入が必要です。
   (注3)本機能は、無線ポートでは利用できません。

 (56)電子メール着信通知
   NECのパーソナル・マルチメディアサービス「BIGLOBE」と契約することによ
   り、電子メールが届くと、AtermIW50/Dの「MSGランプ」を点滅させて知らせ
   てくれる「電子メール着信通知」機能を搭載。
   通常、ダイヤルアップユーザは自分宛のメール取得確認の際、メールの有無
   に関わらず毎回プロバイダ等に接続する必要がありますが、メールが無けれ
   ば回線を接続した分だけ無駄な通信費と手間がいることになります。
   この電子メール着信通知を利用すれば、自分宛にメールが届けばMSGランプの
   点滅で知らせてくれるので、必要なときにメール取得が可能となります。
   また、新たに強化した専用の電子メール着信ユーティリティ(「UUIメールEX」
   ユーティリティ)を利用すれば、メールの件数に加えて発信者(From情報:@の
   前10バイト)、SUBJECT(最大100バイト)が確認できます。
   電子メール着信通知はパソコンの電源が入っていなくても、Atermの電源さえ
   入っていれば利用できます。

   【電子メール着信通知を利用する場合の条件】
    ・BIGLOBEとの契約
    ・INSネット64の契約で「ユーザ間情報通知サービス:着信許可、通信中着
     信:利用する」の申請が必要です。

   【電子メール着信通知までのしくみ】
    1.第三者よりBIGLOBE加入のAtermIW50/Dユーザにインターネットやパソコ
      ン通信を経由してメールが届く。
    2.BIGLOBEのメールサーバが通知サーバにメールが届いたことを通知。
    3.BIGLOBEの通知サーバがISDNのUUI(ユーザ間情報通知サービス)を利用
      して、AtermIW50/Dにメール通知を知らせる。
    4.AtermIW50/DのMSGランプが点滅。ユーザはメールが届いたことを確認。
      UUIメールEXユーティリティ(※1)を使えば、発信者やSUBJECTが確認で
      きます。
    5.ユーザはダイヤルアップ接続でBIGLOBEに接続し、メールを取得する。
      (※1)本体添付のCD-ROMにて提供。

    (注1)本機能は、AtermIW50/D・AtermIW60シリーズ・AtermIT40/D・AtermIT
       75シリーズ・AtermIT60/D・AtermIT65EXシリーズ・AtermIT65Proシリー
       ズ・AtermIT65シリーズ・AtermIT50DSU・AtermIT55シリーズ・Aterm
       IT45シリーズ(※2)・AtermIB55ProII・AtermIT25DSUでご利用の場合
       可能な機能です。
       ただしAtermIT55シリーズ・AtermIT45シリーズは最新のバージョン
       アップによる更新が必要です。
       (※2)IT45シリーズのバージョンアップサービスは、有償対応とな
          ります。
    (注2)本機能はAtermRS10[W]では利用できません。

 (57)UUIメール
   通信相手先が下記のAtermシリーズを利用している相手先に、1回の送信で100
   バイト(全角50文字)までのメッセージを送れる簡易的なメール機能です。
   電話や電子メールでは最低10円かかってしまいますが、UUIメールは、INSネッ
   ト64の「ユーザ間情報通知サービス」を利用しているため、全国どこでも1回
   送信/0.4円と経済的です。
   また、Dチャネルを使用しているため、相手側が128Kbps通信などでBチャネル
   を2本使用中でも届けることができます。(発信側で64kbps/128kbps通信中
   の送信はできません)
   UUIメールを利用するための「UUIメールEX」ユーティリティも添付されてい
   ます。

   (注1)本機能は、AtermIW50/D・AtermIW60シリーズ・AtermIT40/D・AtermIT75
      シリーズ・AtermIT60/D・AtermIT65EXシリーズ・AtermIT65Proシリーズ・
      AtermIT65シリーズ・AtermIT50DSU・AtermIT55シリーズ・AtermIT45シ
      リーズAtermIB55ProII・AtermIT25DSUでご利用の場合可能な機能です。
      ただしAtermIT55シリーズ・AtermIT45シリーズ(※)は最新のバージョン
      アップによる更新が必要です。
      ※IT45シリーズのバージョンアップサービスは、有償対応となります。
   (注2)UUIメールを利用するには、INSネット64の契約で「ユーザ間情報通知
      サービス:着信許可、通信中着信:利用する」の申請が必要です。
   (注3)本機能は、AtermRS10[W]では利用できません。

 (58)テレホンUUIメール(バージョンアップにて対応予定)
   アナログポートに接続された電話機から、ダイヤルパッドにてメッセージ入
   力をすることで、UUIメールを送信することが可能。ダイヤルパッドからの
   文字入力方法は、ポケットベルのメッセージ入力方法と同様です。またフリー
   メッセージの他に、定型文や登録した自作文により入力が行えます。メッセー
   ジ内容は、AtermIW50/DのLCDに表示させることも可能です。

   (注1)本機能は、AtermIW50/D・AtermIT40/D・AtermIT75シリーズ・AtermIT60
      /D・AtermIT65EXシリーズのみご利用いただけます。
   (注2)UUIメールの詳細については、(57)UUIメールをご参照下さい。
   (注3)本機能は、AtermRS10[W]に接続された電話機やPHS電話機ではご利用で
      きません。

 (59)遊遊メール
 (60)テレホン遊遊メール(バージョンアップにて対応予定)
   AtermからUUIメールで、または電話機からテレホンUUIメールで送信された
   全角49文字までのショートメッセージを、BIGLOBEにて電子メールの形式に
   変換して、1回0.4円でインターネット上に送信することができます。送り先
   のメールアドレスはBIGLOBEである必要はありません。
   この仕組みを応用することにより、電子メールでのポケベルの呼出やメッセー
   ジ送信を受け付けているショートメッセージサービス(ポケベルやPHSなど)
   を利用する事も可能となります。

   (注1)本機能は、AtermIW50/D・AtermIW60シリーズ・AtermIT40/D・AtermIT75
      シリーズ・AtermIT60/D・AtermIT65EXシリーズ・AtermIT65Proシリーズ・
      AtermIT65シリーズ・AtermIT50DSU・AtermIT55シリーズ・AtermIT45シ
      リーズ(※)・AtermIB55ProII・AtermIT25DSUでご利用の場合可能な機能
      です。
      (※)IT45シリーズのバージョンアップサービスは、有償対応となります。
   (注2)テレホン遊遊メールは、IW50/D、IT40/D、IT75シリーズ、IT60/D、IT65
      EXのみご利用いただけます。AtermRS10[W]ではご利用できません。
   (注3)別途BIGLOBEとの契約が必要になります。
   (注4)「遊遊メール」利用可能な通信キャリアは、「121ware.com > Aterm/
      モデム > AtermStation」をご参照下さい。

 (61)らくらくウィザード
   電話機のつながるアナログポートの基本的な設定、インターネット接続のパ
   ソコン設定、およびメールの設定までを、最小限の情報を入力するだけで同
   時に行うことができるクイックスタートソフトです。
   契約するプロバイダがBIGLOBEであれば、オンラインサインアップまで自動的
   に行うことができます。

   (注1)本ソフトウェアは、Windows98/95に対応しています。WindowsNT4.0では、
      本ソフトウェアでアナログポートの設定のみ行うことができます。
   (注2)メール設定はWindows98に標準装備のOutlookExpressによる、基本的な
      電子メール利用の設定となります。

 (62)らくらくユーティリティ
   らくらくユーティリティは、Atermの設定をパソコンから容易に設定できる
   便利なツールです。各ポートの細かい設定をチェックまたは入力で設定可能
   です。
   その他、ISDN回線の状態や接続失敗時における切断理由、相手先の電話番号
   の確認、各ポート毎の累積通信料金表示等も確認することができます。
   (注)本ソフトウェアは、AtermRS10[W]には対応していません。

 (63)らくらくテレホン設定
   アナログポートに接続した電話機からプッシュ信号でアナログポートの設定
   が可能です。設定内容や設定項目はLCD表示で確認することができます。
   「電話を2本にしたい」からINSネット64をご利用の場合でも、パソコンを使
   う必要なくAtermの設定を行うことができます。

   (注1)らくらくテレホン設定はアナログポート・無線ポートに関する設定のみ
      可能です。
   (注2)本機能は、無線ポートからは利用できません。
   (注3)本機能は、AtermIW50/DまたはAtermRS10[W]のアナログポートに接続さ
      れた電話機によって、それぞれのアナログポート(AtermIW50/Dの場合
      は無線ポートも)の設定を行います。

 (64)らくらくバージョンアップ
   機能追加等によるバージョンアップを行う場合、インターネット上のホーム
   ページAtermStationなどからバージョンアップ用ファイルを簡単にAtermIW50
   /Dにダウンロードしバージョンアップすることができるツールです。

 (65)UUIメールEXユーティリティ
   「UUIメール」「電子メール着信通知」「遊遊メール」利用のための統合アプ
   リケーションです。「UUIメールEX」を使えば、インターネットメールの送信
   と同じような感覚で、また電話機のプッシュボタンからの送信では、あたかも
   ポケベル感覚で利用することができます。

   (注1)「UUIメールEX」ユーティリティはWindows98/95/NT4.0対応のソフトウェ
      アです。
   (注2)本ソフトウェアはAtermRS10[W]ではご利用できません。


■注意事項

 (1)本製品の使用にはISDN回線の申込みが必要です。
 (2)本製品は日本国内仕様です。海外での保守サービス及び技術サポートは行って
   おりません。
 (3)本製品は外国為替及び外国貿易管理法の規定により規制貨物等に該当しますの
   で、日本国外に輸出する場合には同法に基づき日本国政府の輸出許可が必要で
   す。
 (4)インターネット接続する場合はプロバイダとの契約が必要になります。
 (5)電子メール着信通知はBIGLOBEとの契約でご利用可能です。
 (6)本製品の補修用性能部品最低保有年数は製造打切後7年です。
 (7)接続するパソコンにより、19.2kbps以上で通信する場合、拡張ボードなどが
   必要になる場合があります。
 (8)PHS電話機は航空機内や病院内などでは使用を禁止されています。電子機器や
   医用機器に影響を与え、事故の原因となる恐れがあります。
 (9)PHS電話機を使っての通話は、電波を使用している関係上、第三者により故意
   に通話内容を傍受される可能性があります。
 (10)PHS電話機は電波を利用しているため、障害物などの陰で電波の弱い場所や電
   波のとどかない場所ではご利用になれません。また、使用中に電波状態が悪
   い所へ移動した場合に雑音が入ったり通話が途切れる場合があります。
 (11)PHS電話機を、一般の電話機やテレビ、ラジオなどをお使いになっている近く
   で使用すると影響を与える場合があります。
 (12)PHS電話機の内部を改造することは法律で禁じられています。
 (13)PHS電話機は、補聴器にノイズなどを起こす場合があります。
 (14)内線収容可能なPHS電話機の最新情報は、ホームページまたはFAX情報サービ
   スをご参照ください。
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