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●特長
 ●従来機に比べ、以下の機能を強化
  ・音声多重TVチューナ
   −マルチシンクディスプレイとしては、業界初搭載
   −ビデオ入力の2系統サポートにより、ビデオ機器やTVゲームを同時接続し、
    パソコンやTVの表示画面と任意に切り替えることが可能
   −ステレオスピーカーを装備し、手軽にパソコンやTVなどのステレオサウンドを
    再生可能
   −リモコンにより画面切替、音量等の変更が可能
  ・AVセレクト出力機能
   −TVおよび接続されているビデオ信号のうち、OSDメニューで選択した任意の信号
    を出力可能
   −AVセレクト出力(音声)とRGB音声入力を市販のオーディオケーブルで接続する
    ことにより、パソコン利用中でもTV音声を出力可能
   −パソコン本体に装着したビデオボード等に、AVセレクト出力信号を入力することで
    音声多重TVチューナ/ビデオ機器(2系統)の映像を、信号ケーブルのつなぎ換え
    を行わずに、任意に選択し、取り込み可能
  ・マルチシンク機能
   −パソコン本体からの入力信号によって自動的に水平/垂直走査周波数を切換えること
    により、パソコンの様々な表示解像度に対応
  ・S/S(サドル/サドル型)偏向ヨークの採用
   −磁界漏洩を低減し、隣接したディスプレイ間の相互干渉による画面の揺れなどを低減

 ●従来機に比べ、新規に以下の機能を採用
  ・プラグ&プレイ機能
   −Windows95でサポートされるディスプレイのプラグ&プレイに対応
   −米国の標準化団体であるVESAが策定した、DDC1(Display Data Channel 1)
    およびDDC2Bに対応
   −RGB信号ケーブルを通じて、ディスプレイ内部のROMに記憶されているEDID
    と呼ばれるデータ(対応解像度や色補正情報など)をパソコン本体に送信。
    Windows95がそのデータを菅理し、表示解像度設定の簡易化、
    入出力デバイスとのカラーマッチングなどが可能となる見込み
   −プラグ&プレイ実現には、VESA DDC対応のパソコン本体、および
    Windows95が必要(1995年5月以降発表の全機種で対応。ただし、
    98NOTEを除く)
  ・デジタルコントロール機能
   −表示画面の位置・サイズ設定を、表示解像度ごとに記憶させることが可能
   −MultiSync15TVは最大28種の表示解像度を記憶可能
   −OSDのリセット機能により、画面状態を工場出荷時設定に戻すことが可能
  ・OSD(オンスクリーンディスプレイ)機能
   −表示画面の各種調整・補正を、ディスプレイの画面上にウィンドう表示された日本語
    によるメニューに沿って調整する機能
   −調整項目のアニメーション表示、調整値のスケール・数値表示により、簡単かつ微細
    に調整
   −全項目同時に、あるいは各項目ごとに、工場出荷時設定を復帰させることが可能
   −パソコンとは独立した機能であるため、OSやアプリケーションにかかわらず調整可能
   −リモコンでの操作も可能
   −MultiSync15TVでサポートされる調整・補正機能は以下の通り
     (1)画面位置調整(水平/垂直)、画面サイズ調整(水平/垂直)
       :デジタルコントロール機能により表示解像度ごとに記憶
     (2)糸巻・樽歪補正
       :それぞれ256段階の設定が可能
     (3)表示色調整(ホワイトバランス)
       :赤色と青色の濃度を調整することにより白のバランスを設定可能
  ・パワーマネジメント機能
   −VESA DPMS対応により、パソコン休止時の消費電力の大幅な低減を実現
   −予め設定された時間内に入力装置からのアクセスがない場合、パソコンがシステム
    として非動作状態と判断して同期信号を制御することにより、ディスプレイ内部の
    回路への電源供給を制御し、消費電力を低減
   −使用するパソコン本体、ウィンドウ/ビデオアクセラレータ、OS等がDPMSに
    対応している必要有り
   −米EPAのエナジースター(未使用時30W以下)にも対応
   −MultiSync15TVはオフステートまで対応
     消費電力等は下表の通り
 ┌──────────────┬─────┬─────────┬────────┐
 │              │通常動作時│サスペンドステート│ オフステート │
 ├─────────┬────┼─────┼─────────┼────────┤
 │本体からの同期信号│水平同期│On   │On       │Off     │
 │         ├────┼─────┼─────────┼────────┤
 │         │垂直同期│On   │Off      │Off     │
 ├────────┬┴────┼─────┼─────────┼────────┤
 │ディスプレイ側の│ビデオ回路│On   │Off      │Off     │
 │  電源供給制御│偏向回路 │     │         │        │
 │        │高圧回路 │     │         │        │
 │        ├─────┼─────┼─────────┼────────┤
 │        │ 制御回路│On   │On       │Off     │
 │        │     │     │         │(復帰回路のみON)│
 ├────────┴─────┼─────┼─────────┼────────┤
 │消費電力          │最大100W*1│30W以下    │8W以下    │
 ├──────────────┼─────┼─────────┼────────┤
 │通常表示への復帰時間*2   │−    │3秒以内     │10秒以内   │
 └──────────────┴─────┴─────────┴────────┘
  *1:明るさ、コントラスト最大での全画面白色表示時の消費電力
  *2:輝度50%レベルへの復帰時間

  ・他社パソコンへの標準対応
   −PC−9800シリーズだけでなく、アナログRGB出力をもつIBM PC/AT
    100%互換機、およびApple Macintoshにも標準で対応
   −PowerMacintoshのDPI−on−the−Fly機能対応により、
    システムをリスタートすることなく使用アプリケーションに応じて解像度の変更が可能

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