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■特長

 ●Ver4 .0 での強化ポイント

  1.Windows(R)2000での動作をサポート
   (1) Windows Installerに対応
     Windows2000で提供される標準のインストール形式に対応。
     これにより、インストールモジュールが誤って削除された場合等、自動
     修復が可能となりました。
   (2) MMC(Microsoft管理コンソール)に対応
     Windows2000で標準提供されるMMC より、ETOSWEB
     SERVERで使用する各種設定ファイル(*)が参照可能となりました。
     (*)ETOSJX-PG,DCSプリンタ,G/Wサーバビューア,INIファイル編集ツール
      ,LU 定義ツールで設定するファイル

  2.PGリストのカスタマイズ
    ActiveX版およびJava版で表示されるPGリスト画面を、クラ
    イアント毎にカスタマイズすることが可能となりました。

  3.サーバ管理機能の強化
   (1) ActiveX版またはJava版使用時、サーバ/クライアント間の
     接続が切れた場合、設定によりサーバ/ホスト間のセッションを自動的
     に解放することが可能となりました。
   (2) ActiveX版またはJava版使用時、ホスト接続状況を任意のク
     ライアントマシンから参照、強制切断することが可能となりました。

   (3) ActiveX版の「ライセンス自動登録」設定時、ライセンスを許可
     するマシンをIPで制限するこ とが可能となりました。

   (4) インストール時の操作性改善
     ETOSJX環境へActiveX版を上書きダウンロードすることが
     可能となりました。

 ●サポート機能概要

  ETOSWEB SERVER(Ver4.0)の各クライアント形態がサポートする機能概要は以下
  の通りです。
 (サポート機能詳細は、「■機能詳細」を参照して下さい。)

┌───────┬──────┬────────────────────┐
│       │ETOSJX│ETOSWEB SERVER(Ver4.0)    │
│              │            ├──────┬──────┬──────┤
│       │(Ver4.0)  │ActiveX 版  │HTML 版 │Java 版 │
├───────┼──────┼──────┼──────┼──────┤
│画面受信   │     ○     │    ○     │     ○     │     ○     │
├───────┼──────┼──────┼──────┼──────┤
│画面送信   │     ○     │     ○     │     ○     │     ○     │
├───────┼──────┼──────┼──────┼──────┤
│印刷      │     ○     │     ○     │     ×     │     △     │
├───────┼──────┼──────┼──────┼──────┤
│ファイル転送 │     ○     │     ○     │     ×     │     △     │
├───────┼──────┼──────┼──────┼──────┤
│簡易操作   │     ○     │     ○     │     △     │     ×     │
├───────┼──────┼──────┼──────┼──────┤
│マクロ    │     ○     │     ○     │     ×     │     △     │
├───────┼──────┼──────┼──────┼──────┤
│分散AP   │     ○     │     ○     │     ×     │     ×     │
└───────┴──────┴──────┴──────┴──────┘
  ※“△”の機能については、注意/制限事項があります。

 ●ActiveX 版の特長

  1.クライアント毎へのインストール作業が不要
    初期起動時、ActiveX版モジュール(ActiveXコントロール)をサー
    バよりダウンロード(ディスクに格納)する為、従来のようにクライアント
    毎に端末エミュレータをインストールする必要がありません。

  2.NTサーバによるモジュール/設定の一元管理
   (1) ActiveX版モジュール(ActiveX コントロール)はサーバ上で一元
     管理されるため、モジュールのアップデートも容易(クライアントモジ
     ュールは、起動時にアップデート)であり、管理コストが 削減できます。
   (2) ホスト接続時に使用する各種ファイル(PGファイル、ローカル画面、簡
     易操作、マクロファイル等)も サーバ上で一元管理されるため、クライア
     ント間でこれらのファイルの共有を容易に行えます。
   (3) サーバの”LU定義ファイル”に、各クライアントで使用するLUアド
     レスを一括設定することができます。固定LUアドレスを使用する場合も
     、LUアドレス毎にPGパラメータを設定する必要はありません。

  3.ETOSJXとの機能互換確保
    ETOSJX(Ver4.0)と同等(下記機能を除く)の機能が利用可能です。
    ・ETOS ClientDesigner 利用
    ・サスペンド拒否機能
    ・WS 番号指定対応

  4.ユーザライセンスの一括登録
    インストール可能クライアント(ユーザライセンス)数をサーバで一括登録
    します。
    本 製品では、別売の「ActiveX 版ユーザ追加パック」により同一ホスト
    (同一相手アドレス)に対し、クライアント台数を252 台(セッション)
    まで拡張可能です。

 ●HTML版の特長

  1.Webブラウザでの表示
    ETOS 画面をサーバにてHTML変換し、Webブラウザ上に表示
    します。
    外出先のパーソナルコンピュータ等からWebブラウザのみでACOS
    オンライン業務を行うことが可能です。

  2.複数画面、複数ユーザ対応
    1台のサーバで最大で10 クライアント(画面)からの同時使用が可能
    です。
    ホストでの端末定義はサーバ1 台(10LU )を登録するのみであり、
    全クライアントの端末定義は不要です。

  3.クライアントモジュールがインストール不要
    クライアント側に必要なソフトウェアはWebブラウザのみであり、クラ
    イアント側でのインストール作業は不要です。

  4.業務設定
    業務としてPGファイルのファイル名と後述のカスタマイズ内容を設定し、
    管理することができます。
    業務の設定はWebブラウザを使用するため、遠隔地からでも業務内容の
    参照や業務修正、業務追加が可能です。

  5.クライアントのカスタマイズ機能

   (1) 業務毎のクライアント画面カスタマイズ
    ・使用しないキーの表示/非表示選択
     ブラウザ上に表示するファンクションキーのうち使用しないキーを機能
     単位で非表示ができるため、転送するデータ量の削減ができ、低速なダ
     イアルアップ回線使用時に有効です。
    ・空白行の非送信
     空白行をブラウザに送信しない設定ができるため、Mobile GearII等、
     ブラウザの表示可能行数に制限がある場合に、スクロール操作を低減す
     ることが可能です。
    ・罫線の表示(IE4.0x /IE5.0x 使用時)
     ブラウザ上に罫線を表示しない設定ができるため、転送するデータ量の
     削減ができます。

   (2) クライアントサーバ間の無通信タイマ設定
     指定された時間内にクライアントからサーバへのリクエストが無い場合
     や 、正規の終了手続きを行わずブラウザを終了させた場合等に、自動
     的にホストとの通信を終了する時間を設定できます。

  6.保守機能

   (1) ジャーナル機能
     業務の開始/終了など、サーバの動作を記録します。
   (2) 動作ログ機能
     障害解析のための動作ログを採取します。

  7.ユーザ認証

┌────────────────┬──────────┬─────────────┐
│認証のタイミング         │確認項目         │備考                      │
├────────────────┼──────────┼─────────────┤
│RAS 接続時、あるいはISP 接続時  │ユーザ名/パスワード │RAS またはISP の機能を利用│
├────────────────┼──────────┼─────────────┤
│Webサーバ(IIS)接続時      │ユーザ名/パスワード │Web サーハ゛(IIS)の機能を利用 │
├────────────────┼──────────┼─────────────┤
│HTML版の業務起動時        │業務名/パスワード  │業務のパスワードをチェック│
├────────────────┼──────────┼─────────────┤
│ホスト(ACOS)接続時        │ユーザ名/パスワード │ホスト(ACOS)の機能を利用  │
└────────────────┴──────────┴─────────────┘

 ●Java 版の特長

  1.クライアントへのインストールが不要
    起動する時に、Java版モジュール(Java アプレット)をサーバよりダ
    ウンロードする(モジュールはディスクに格納されない)為、従来のように
    ACOSホストを利用するクライアント毎に端末エミュレータをインスト
    ールする必要がありません。

  2.サーバによるモジュール一元管理
    Java版のモジュール(Javaアプレット)はサーバ上で一元管理されるた
    めモジュールのアップデートも容易であり管理者の管理コストを削減しま
    す。
    また、ACOS ホスト接続時に使用する各種ファイル(PG ファイル、
    マクロファイル)もサーバ上で一元管理されるため、クライアント間でこ
    れらのファイルの共有を容易にします。

  3.同時使用セッションライセンスの一括登録
    Java版の同時使用可能(セッションライセンス)数をサーバで一括登
    録します。
    本製品では、別売の「Java 版セッション追加パック」により同一ホスト
    (同一相手アドレス)に対し、252セッションまで拡張可能です。

 ●サポートする通信手順

  1.ACOS ホスト−サーバ間
    通信手順はネットワークマネージャに依存します。
  2.サーバ−クライアント間
    <ActiveX版/Java版>
     タ゛ウンロート゛時:TCP/IPのHTTP プロトコル
     実行時  :TCP/IPプロトコル
    <HTML版>
     実行時  :TCP /IPのHTTPプロトコル

■製品構成
┌──────┬──────────────┬───────────────┐
│型 名       │ 品名                       │パッケージ内容                │
├──────┼──────────────┼───────────────┤
│PS-NX8546-C5│ETOSWEB SERVER │CD−ROM 1 枚            │
│            │(Ver4 .0 )          │導入ガイド 1 冊              │
│            │                            │ETOSJX(Ver4.0)操作ガイド1 冊 │
│            │                            │HTML版操作ガイド 1 冊        │
│            │                            │Java版操作ガイド 1 冊        │
└──────┴──────────────┴───────────────┘

■機能詳細
┌──────────────┬────┬─────────────────┐
│機能項目                    │ETOSJX  │ ETOSWEB SERVER(Ver4.0)           │
│                            │        ├─────┬─────┬─────┤
│                            │(Ver4.0)│ActiveX 版│HTML 版   │Java 版   │
├──────────────┴────┴─────┴─────┴─────┤
│ETOS 動作モード                                                       │
│  ┌────────────┬────┬─────┬─────┬─────┤
│  │FORMモード              │○      │○        │○        │○        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │COMI-2(FORM)モード      │○      │○        │○        │○        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │COMI-2(KB/PR)モード     │○      │○        │×(*1)    │○        │
│  │IBMエミュレートモード   │○      │○        │○        │○        │
├─┴────────────┴────┴─────┴─────┴─────┤
│画面表示                                                                  │
│  ┌────────────┬────┬─────┬─────┬─────┤
│  │ANK/日本語文字       │○      │○        │○        │○        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │ユーザ外字              │○      │○        │×(*2)    │×(*2)    │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │G1/NEC 付加文字         │△(*3)  │△(*3)    │×(*2)    │×(*2)    │
│  ├────────────┴────┴─────┴─────┴─────┤
│  │アトリビュート                                                        │
│  │┌───────────┬────┬─────┬─────┬─────┤
│  ││高輝度表示            │○      │○        │×(*4)    │○        │
│  │├───────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  ││リバース              │○      │○        │○(*5)    │○        │
│  │├───────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  ││ブリンキング          │○      │○        │×(*4)    │○        │
│  │├───────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  ││罫線                  │○      │○        │○(*6)    │○        │
│  │├───────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  ││シークレット          │○      │○        │○(*7)    │○        │
│  │├───────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  ││カラー表示            │○      │○        │○        │○        │
│  ├┴───────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │スクロールアップ機能    │○      │○        │×(*1)    │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │グラフ表示              │○      │○        │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │ローカル画面            │○      │○        │○        │○        │
├─┴────────────┴────┴─────┴─────┴─────┤
│画面入力/送信                                                            │
│  ┌────────────┬────┬─────┬─────┬─────┤
│  │ANK 文字             │○      │○        │○        │○        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │日本語文字              │○      │○        │○        │○        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │ユーザ外字              │○      │○        │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │G1/NEC 付加文字         │△(*3)  │△(*3)    │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │日本語IME 自動起動      │○      │○        │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │入力データチェック      │○      │○        │○        │○        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │送信(ファンクション)機能│○      │○        │○(*8)    │○        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │自動伝送機能            │○      │○        │×(*1)    │○        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │IDカードリーダ入力      │○      │○        │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │ライトペン機能          │○      │○        │×        │○        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │ベリファイフィールド    │○      │○        │×        │○        │
├─┴────────────┴────┴─────┴─────┴─────┤
│ファイル転送                                                              │
│  ┌────────────┬────┬─────┬─────┬─────┤
│  │COMI-2 パス(*15)        │○      │○        │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │UA パス (*15)           │○      │△(*9,10) │×        │△(*9,10) │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │ローカル画面            │○      │○(*9)    │×        │○(*9)    │
├─┴────────────┴────┴─────┴─────┴─────┤
│プリンタ出力                                                              │
│  ┌────────────┬────┬─────┬─────┬─────┤
│  │COMI-2 パス(*16)        │○      │○        │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │UA パス(*16)            │○      │○        │×        │△(*9)    │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │画面ハードコピー        │○      │○        │△(*11)   │×        │
├─┴────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│簡易操作                    │○      │○        │△(*12)   │×        │
├──────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│マクロ                      │○      │○        │×        │△(*13)   │
├──────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│ブザー鳴動                  │○      │○        │×        │△(*14)   │
├──────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│ClinetDesigner              │○      │×        │×        │×        │
├──────────────┴────┴─────┴─────┴─────┤
│アプリケーション連携                                                      │
│  ┌────────────┬────┬─────┬─────┬─────┤
│  │ETOS 制御API            │○      │○        │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │分散C                  │○      │○        │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │分散COBOL          │○      │○        │×        │×        │
│  ├────────────┼────┼─────┼─────┼─────┤
│  │MML 製品(*17)        │○      │○        │×        │×        │
└─┴────────────┴────┴─────┴─────┴─────┘
  *1 :本機能を使用するホストAPは使用不可
  *2 :代替え文字を表示
  *3 :個別対応
  *4 :通常文字として表示
  *5 :IE 使用時のみ表示可
  *6 :IE4.0 以降使用時のみ表示可
  *7 :ANK 文字のみ可
  *8 :IE 使用時のみキー操作可能キー操作できるのは下記機能のみ
      ・ 実行/送信、PF1 〜PF24 、I〜III
      ・ 全消去、全項消去
      ・STOP 、HELP 、COPY ID 、SYS REQ
        DEV CANCEL 、IDENT 、ERACE EOF
        ATTN
  *9 :サーバ上でのみ利用可能
  *10:ファイル転送後のAP 自動起動は不可
  *11:Web ブラウザの機能で代替可
  *12:/DSPコマンドと/CLRコマンドは使用不可(コマント゛は無視)また、複数の入力フィールド
        への操作員入力は、必ず先頭フィールドから行うこと
  *13:下記コマンドは未サポート
        CHGDIR 、CM2 、EOP 、EXEC 、HCOPY
        SAVE 、SELECT 、WIN
  *14:ユーザ指定不可
  *15:対応ACOSファイル転送ソフト(コマンド)には、以下のような製品あり
        <COMI-2パス>
         ・リモートリーダ/ファイル転送
         ・FILTRANS
        <UAパス>
         ・CUP 等
  *16:対応ACOS 印刷ソフト(コマンド)には、以下のような製品あり
        <COMI-2パス>
         ・RJE
        <UAパス>
         ・ATSS
         ・DFPRINT




         ・VIS 等
  *17:対応するMML 製品は以下の通り
         ・TQFTOOL
         ・VIALAN
         ・VIS/BMT II
         ・MIEDITTOOL


■注意事項

 (1)同時動作するActiveX版、HTML版およびJava版のセッション数の合計が11 
  以上となる場合にはネットワークマネージャ(16ユーザ)を利用して下さい
  (64セッションまで使用可能)。
  また、65セッション以上使用する場合は、更にネットワークマネージャ 
  5ユーザ追加パックの購入が必要です。
  本製品1製品につき、20セッション分追加することができます。
  尚 、同一ホストに対しては、セッション数の合計が最大252まで拡張可能
  です。
 (2)HTML版を使用して、1台のクライアント上で複数の業務を起動する場合
  にはInternet Explorer を利用して下さい。Pocket Internet Explorer を使用
   する場合は、1台のクライアントで複数の業務が起動できません。
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